阪東 妻三郎(ばんどう つまさぶろう) 俳優の田村高廣、田村正和、田村亮の父親
片岡 千恵蔵(かたおか ちえぞう)
片岡 千恵蔵(かたおか ちえぞう)
戦前・戦後の長期にわたって活躍した時代劇スターで、同時代の時代劇スターである阪東妻三郎、大河内傳次郎、嵐寛寿郎、市川右太衛門、長谷川一夫とともに「時代劇六大スタア」と呼ばれた[1](これに月形龍之介を含めて「七剣聖」と呼ぶ場合もある)。出演作品は300本を超える。戦前は片岡千恵蔵プロダクションを設立し、稲垣浩、伊丹万作の両監督とコンビを組んで傑作時代劇を多く生み出した。戦後は東映の重役スターとなり、亡くなるまで第一線のスターで在り続けた。終戦直後のGHQ占領時代には、金田一耕助や多羅尾伴内などを演じ現代劇でも人気を得た。当たり役に『いれずみ判官』の遠山金四郎など。
岡田 時彦(おかだ ときひこ)
岡田 時彦(おかだ ときひこ)
映画誌「映画時代」の同年度のファン投票では当時の大人気スター・阪東妻三郎に400票以上も差をつけて第1位に輝き、トップスターの仲間入りをした。
岡田 時彦の著名な家族
娘:岡田茉莉子
長谷川 一夫(はせがわ かずお)
長谷川 一夫(はせがわ かずお)
戦前から戦後にかけて、二枚目の時代劇スターとして活躍し、同時代の剣戟俳優である阪東妻三郎、大河内傳次郎、嵐寛寿郎、片岡千恵蔵、市川右太衛門とともに「時代劇六大スタア」と呼ばれた。歌舞伎界から松竹に入り、松竹時代劇の看板俳優となった。その後東宝、大映と移り、300本以上の作品に出演。舞台やテレビドラマでも大きな活躍を見せており、晩年には宝塚歌劇『ベルサイユのばら』の初演で演出を行った。没後、俳優初の国民栄誉賞を受賞。
上原 謙(うえはら けん) 加山雄三の父親
上原 謙(うえはら けん)
戦前戦後の全盛期は圧倒的な美貌で人気を博し、「絶世の二枚目スター」だった。
大正末年から昭和初年にかけての剣戟ブームを生み出した剣戟俳優であり、「剣戟王(けんげきおう)」の異名を持つ。日本映画史においてサイレント映画からトーキーへの転換期に活躍、双方で高い実績を残した人物としてしばしば名を挙げられる。
5人の子どものうち、長男の田村高廣、三男の田村正和、四男の田村亮の3人は俳優となった。