夏木ゆたかさんのプロフィール
生年月日:1948年12月2日
出身地:千葉県銚子市
身長:180cm
中学2年生の頃に、舟木一夫さんのデビュー曲「高校三年生」を聴き、将来の目標を歌手に定めたという夏木ゆたかさん。
司会者のイメージが強いですが、元々は歌手として芸能界デビューされました。
朝のワイドショー番組「ルックルックこんにちは」内のコーナー「ドキュメント 女ののど自慢」で司会を担当された他、リポーターとしてバラエティ番組などにも出演。
現在でもラジオパーソナリティとして活躍されてます。
歌手を目指して上京
初めての一人暮らしとなったのは家賃2000円の2畳半のアパートだったそうです。
知人のつてで1960年代後半から1970年代に活躍された歌手の津山洋子さんの事務所を紹介してもらえることになり、高校がある北千住から事務所がある新宿・歌舞伎町まで通い歌のレッスンに励む毎日を送っていました。
そして1969年、夏木ゆたかさん20歳の時に「川口豊」という芸名でシングル曲「愛のかけら」で歌手デビュー!
しかし、同時期にデビューされた内山田洋とクール・ファイブや大川栄策さんの陰に隠れる形となり売り上げは今一つといった結果に・・・
そこで、「このまま何も形を残さずに地元に帰るわけにはいかない!」と思った夏木ゆたかさんが注目したのが、ステージの司会者。
「歌手としてではなくても、舞台の上で仕事をしていればいつか芸能関係者の目に留まるはずだ」
そんな思いで、司会業に挑戦することとなりました。
自ら売り込みレギュラー獲得
2011年1月1日発売
三越で一日4回開催されていたという歌謡ショーに「司会で使ってくれないか」と自ら売り込みにいったという夏木ゆたかさん。
実は、歌手デビューされた時に、このステージで夏木ゆたかさんご自身も歌っていたそうなのですが、その約一年後に、同じステージで司会者デビューすることになりました。
ステージの司会でトーク術を磨いていった夏木ゆたかさんが初レギュラーを獲得したのは1973年のこと。
文化放送の「歌う明星ヤングソングショー」に司会進行役として出演することが決定!
実は、こちらの仕事も夏木ゆたかさんご自身による売り込みの末に決まったんだそうです。
さらにテレビ局にも売り込みに行き、「テレビ三面記事 ウィークエンダー」(日本テレビ系列)にリポーターとして出演することになり、その後「スターどっきり㊙報告」(フジテレビ系列)のリポーターや、「ルックルックこんにちは」(日本テレビ系列)内のコーナー「ドキュメント 女ののど自慢」の二代目司会者として活躍!
一躍有名となりました。
待っているだけじゃなく自ら売り込みに行くバイタリティーが、夏木ゆたかさんの成功に繋がったんですね。
70歳で結婚!
知り合ったのは45年も前にさかのぼるそうで、三越の歌謡ショーで司会されていた頃、奥様はそのステージを仕事の休み時間の度に見に来ていたんだそう。
2人で会うようになるのはずっと後々のことだったそうですが、70歳を迎えたタイミングで「あの人結婚とかする気あるのかな」とふと思ったんだとか。
そこで、奥様に婚姻届を渡し「もしその気があるならサインして」とお願いしたという夏木ゆたかさん。
しかし、なかなか婚姻届が戻ってこなかったそうで「結婚する気はないのかも・・・」と思っていた矢先、奥様のサインがされた婚姻届が郵送で届き、入籍する運びとなったそうです。
実はお互い初婚というご夫妻。
入籍後も同居はしておらず、月曜日から金曜日は仕事優先で週末は一緒に過ごす、いわゆる週末婚なんだそうです。
仕事に邁進しお互いのプライベートを尊重するスタイルといった感じなんでしょうね。
現在もラジオパーソナリティとして活躍しています!
今日のホッとゲストお2人目は #竹島宏 さんでした。ゲストコーナーの模様は下記のリンクからradikoタイムフリーでお聴きいただけます。 https://t.co/p21zf5wupI#ラジオ日本 #夏木ゆたかのホッと歌謡曲 #ホッと歌謡曲 pic.twitter.com/hAPqsSJrWW
— 【ラジオ日本】夏木ゆたかのホッと歌謡曲 (@1422hotk) June 16, 2025
現在の夏木ゆたかさんの活動と言えば、ラジオ日本「夏木ゆたかのホッと歌謡曲」でのパーソナリティです。
月曜日から金曜日、毎日2時間50分の生放送で、歌謡曲を約20曲流しゲスト出演された歌手とのトークを繰り広げます。
1999年4月放送開始となった前身番組の「ラジオ日本 くつろぎワイド 夏木ゆたかの演歌いちばん」から出演し、2025年現在、26年も続く長寿番組となっています。
その間、夏木ゆたかさんがお休みしたのは十数年前に盲腸の手術で入院した一週間だけ。
ご本人曰く「代役を立ててその人がうまかったら、取って代わられるんじゃないかと心配で休めない」とのこと。
これからもまだまだ軽快なトークを武器に走り続ける夏木ゆたかさんを応援していきたいですね!
1994年9月21日発売