脚本家デビューまで
水橋文美江さんは石川県出身。中学校の頃、学校の先生の勧めで石川県児童文化協会が後援する児童劇団に所属することになります。この頃から短い作品ではありますが脚本を担当していました。中学から脚本を担当していてそのまま脚本家になるという方はなかなか珍しいですよね。
第3回「フジテレビヤングシナリオ大賞」に応募したことをきっかけに脚本家デビュー。東京ストーリーズ 第35回「おろしたての夫婦生活」が最初の作品でした。
その後、「葡萄が目にしみる」という単発ドラマの脚本を1人で担当。世にも奇妙な物語の作品などを手掛けたのち、石田純一さん、秋吉久美子さん主演の「さよならをもう一度」で連ドラデビューしています。1992年の作品なのでデビューしてから2年で連ドラの脚本を担当したのでした。
第3回「フジテレビヤングシナリオ大賞」に応募したことをきっかけに脚本家デビュー。東京ストーリーズ 第35回「おろしたての夫婦生活」が最初の作品でした。
その後、「葡萄が目にしみる」という単発ドラマの脚本を1人で担当。世にも奇妙な物語の作品などを手掛けたのち、石田純一さん、秋吉久美子さん主演の「さよならをもう一度」で連ドラデビューしています。1992年の作品なのでデビューしてから2年で連ドラの脚本を担当したのでした。
「夏子の酒」で本格的に連ドラを執筆
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1993年はドラマ脚本の仕事はしていなかったのですが、1994年に「夏子の酒」の脚本を担当してからコンスタントに脚本の仕事をするようになります。
「夏子の酒」は「モーニング」で連載されていた尾瀬あきらさんの漫画が原作。和久井映見さん主演で造り酒屋の実家に生まれた女性を演じています。実家を出て別の仕事をしていたのですが酒造りをしていた兄が志半ばで亡くなってしまい、主人公の夏子が酒屋を継ぐために実家に戻ります。
あまりスポットの当たることのない造り酒屋を舞台にしたドラマで話題になりました。
この作品は尾崎将司さんと共同で執筆されています。
同じ年に同じく和久井映見さん主演の「妹よ」の脚本も水橋さん。和久井さんは夏子の酒が初めての連続ドラマ主演だったのですが「妹よ」で月9初主演を果たしています。
こちらは原作のないオリジナル作品。貧しい家で育ったOLがひょんなことから大企業の御曹司(唐沢寿明さん)に出会い恋をします。はじめは立場が違いすぎるのであきらめようとしていたのですが、兄(岸谷五朗さん)の応援もあり恋を実らせようとします。
一方兄は御曹司の妹(鶴田真由さん)とひかれあうという2組の兄妹の恋愛を描いたドラマです。
「夏子の酒」は「モーニング」で連載されていた尾瀬あきらさんの漫画が原作。和久井映見さん主演で造り酒屋の実家に生まれた女性を演じています。実家を出て別の仕事をしていたのですが酒造りをしていた兄が志半ばで亡くなってしまい、主人公の夏子が酒屋を継ぐために実家に戻ります。
あまりスポットの当たることのない造り酒屋を舞台にしたドラマで話題になりました。
この作品は尾崎将司さんと共同で執筆されています。
同じ年に同じく和久井映見さん主演の「妹よ」の脚本も水橋さん。和久井さんは夏子の酒が初めての連続ドラマ主演だったのですが「妹よ」で月9初主演を果たしています。
こちらは原作のないオリジナル作品。貧しい家で育ったOLがひょんなことから大企業の御曹司(唐沢寿明さん)に出会い恋をします。はじめは立場が違いすぎるのであきらめようとしていたのですが、兄(岸谷五朗さん)の応援もあり恋を実らせようとします。
一方兄は御曹司の妹(鶴田真由さん)とひかれあうという2組の兄妹の恋愛を描いたドラマです。
火9ドラマの第一作「みにくいアヒルの子」
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1996年には、フジテレビ系列の「火曜9時」に放送されていた「みにくいアヒルの子」の脚本を担当。この時間帯はその後2015年まで19年続いた人気のドラマ枠ですが、第一作が「みにくいアヒルの子」だったのです。
主演は岸谷五朗さん。「妹よ」に引き続き岸谷さんのドラマです。
北海道の小さな小学校で教師をしていた平泉玩助(愛称:ガースケ)ですが務めている小学校の統合が決定。初恋の幼馴染を追って上京し、東京の学校で教師として働くというお話。正義感が強く直情的なガースケ。
今までも教師をしていたとはいえ、全校生徒十数名の小学校から1学年3クラスの学校では違いが多く困惑しながらも成長していくという物語。
こちらも原作はなく、オリジナル作品です。連ドラ終了後も3度にわたってスペシャルが放送された人気ドラマです。
こちらも人情ドラマではありますが、今までの家族をテーマにしたお話とはまたちょっとタイプが違いますね。
主演は岸谷五朗さん。「妹よ」に引き続き岸谷さんのドラマです。
北海道の小さな小学校で教師をしていた平泉玩助(愛称:ガースケ)ですが務めている小学校の統合が決定。初恋の幼馴染を追って上京し、東京の学校で教師として働くというお話。正義感が強く直情的なガースケ。
今までも教師をしていたとはいえ、全校生徒十数名の小学校から1学年3クラスの学校では違いが多く困惑しながらも成長していくという物語。
こちらも原作はなく、オリジナル作品です。連ドラ終了後も3度にわたってスペシャルが放送された人気ドラマです。
こちらも人情ドラマではありますが、今までの家族をテーマにしたお話とはまたちょっとタイプが違いますね。
人気漫画「ガラスの仮面」のドラマ版も!
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1997年にはSMAP全員が出演した新春スペシャルドラマ「僕が僕であるために」の脚本を担当。高校時代の駅伝部の仲間が再開し、それぞれの問題などを描いた物語。メンバー全員で出演したドラマは数少ないのでかなり貴重ですよね。
そして同じ1997年に美内すずえさんの人気漫画「ガラスの仮面」の実写版の脚本も担当されています。主演は安達祐実さん。安達さんをはじめ、他のキャストもイメージにぴったりで話題になりました。長い原作を1クールのドラマで表現されるのも大変だったでしょう。
翌年続編も放送されますが脚本は野依美幸さん、江頭美智留さんが担当されました。水橋さんはこの作品を最後に2000年までドラマの仕事をお休みされています。二児の母でもあるので出産・育児などが関係していそうですね。
そして同じ1997年に美内すずえさんの人気漫画「ガラスの仮面」の実写版の脚本も担当されています。主演は安達祐実さん。安達さんをはじめ、他のキャストもイメージにぴったりで話題になりました。長い原作を1クールのドラマで表現されるのも大変だったでしょう。
翌年続編も放送されますが脚本は野依美幸さん、江頭美智留さんが担当されました。水橋さんはこの作品を最後に2000年までドラマの仕事をお休みされています。二児の母でもあるので出産・育児などが関係していそうですね。
24時間テレビのスペシャルドラマを数多く担当!
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2000年以降は「ホタルノヒカリ」シリーズなどのコメディ作品も執筆されていますが、24時間テレビ内のスペシャルドラマの脚本を数多く担当されています。
最初に担当されたのは2001年の「最後の夏休み」。安倍なつみさんが主演でモーニング娘。のメンバーが出演されていました。
その後2002年の「父さんの夏祭り」(石川梨華さん、渡辺謙さん主演)、2003年の「ふたり 私たちが選んだ道」(長瀬智也さん、深田恭子さん主演)と3作連続で執筆されているんです。
その後、2006年、2015年、2021年の作品も担当されていますよ。
また、2004年には篠原涼子さんの主演した「光とともに…〜自閉症児を抱えて〜」というドラマも担当されています。闘病などの作品も多いんですよ。
さらに2019年には連続テレビ小説「スカーレット」の脚本も担当。現在もコンスタントにお仕事されているのでこの先の水橋さんの作品も楽しみですね。
最初に担当されたのは2001年の「最後の夏休み」。安倍なつみさんが主演でモーニング娘。のメンバーが出演されていました。
その後2002年の「父さんの夏祭り」(石川梨華さん、渡辺謙さん主演)、2003年の「ふたり 私たちが選んだ道」(長瀬智也さん、深田恭子さん主演)と3作連続で執筆されているんです。
その後、2006年、2015年、2021年の作品も担当されていますよ。
また、2004年には篠原涼子さんの主演した「光とともに…〜自閉症児を抱えて〜」というドラマも担当されています。闘病などの作品も多いんですよ。
さらに2019年には連続テレビ小説「スカーレット」の脚本も担当。現在もコンスタントにお仕事されているのでこの先の水橋さんの作品も楽しみですね。
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