伝説の地井武男初主演映画『劇映画 沖縄』の追加上映が決定!!
ポレポレ東中野にて、現在同映画館にてリバイバル上映中の地井武男初主演映画『劇映画 沖縄』の追加上映が決定しました。7月20日(土)より、連日夜20:00からのレイトショーとして追加上映されます。
上映前から朝日新聞、読売新聞、しんぶん赤旗などで取り上げられ、注目の高かった本作。7/1(月)にはTBSラジオ「ACTION」にて、現在放映中の大河ドラマ「いだてん」の脚本家・宮藤官九郎が本作を取り上げ「こういう映画もっとあればいいのになって、もっと若い人が観たらいいのにな」「凄い映画を観ましたね。ちょっと忘れられない映画になりました」と絶賛していました。
『劇映画 沖縄』とは?
返還前の沖縄でのロケを敢行し、B52を始めて記録した日本映画とも言われる本作。貧しいながらも身を寄せ合いながら暮らす故郷を米軍基地に接収される、その抵抗と敗北を描いた第一部と、米軍基地で働かざるを得なくなった県民たちの苦悩を描く第二部からなる『劇映画 沖縄』は、公開当時劇場公開ではなくホール上映を中心に上映運動され、全国津々浦々を巡回上映していく中で、国内での沖縄復帰運動の高まりに一役買ったとも言われています。
via ja.wikipedia.org
映画概要
タイトル:劇映画 沖縄
追加上映日程:7/20(土)~8/2(金)
連日20:00~(休憩なし・23:15終映)
料金:1800円均一
映画館:ポレポレ東中野
追加上映日程:7/20(土)~8/2(金)
連日20:00~(休憩なし・23:15終映)
料金:1800円均一
映画館:ポレポレ東中野
あらすじ
【第一部 一坪たりともわたすまい】
アメリカに土地を奪われた島袋三郎は、基地周辺の米軍物資を物色していた。「ウチナンチュ(沖縄人)のものを盗めば泥棒だが、アメリカーナのものを盗むのは戦果だ」。これが三郎の生活哲学であった。 アメリカの基地拡張は急ピッチであった。平川部落の強制接収は威嚇射撃で始まった。平川土地を守る会の古堅秀定は、米軍将校に銃をつきつけられ、契約書にサインを強要されたがきっぱりと拒否した。玉那覇朋子の祖母カマドは戦闘機の機関銃で胸を打ち抜かれ、あたかも軍用地で死んだかのように見せかけられ何の補償もない。カマドの埋葬は軍用地のなかにあるお墓に白旗ののぼりを立てながら抗議の列となって進んでいった。
【第二部 怒りの島】
十年後ベトナム戦争であえいでいたアメリカは沖縄を基地にB52を出撃させていた。戦争が激化する中で基地労働者の労働条件は厳しさを増した。働く者の権利を守り、ベトナム人民支援の闘いに組合はストライキを準備していた。三郎は米軍にスト破りのスパイを強要されるが、一蹴した。朋子の弟の亘は米軍のトラックに跳ねられ即死した。亘の教師は軍事法廷で「アメリカの民主主義のウソ」を糾弾したが、陪審員たちは犯人の無罪を決めた。ストライキ体制は着々と固められていった。 翌朝全基地はシーンと静まりかえっていた。ストライキが決行されたのだった。
アメリカに土地を奪われた島袋三郎は、基地周辺の米軍物資を物色していた。「ウチナンチュ(沖縄人)のものを盗めば泥棒だが、アメリカーナのものを盗むのは戦果だ」。これが三郎の生活哲学であった。 アメリカの基地拡張は急ピッチであった。平川部落の強制接収は威嚇射撃で始まった。平川土地を守る会の古堅秀定は、米軍将校に銃をつきつけられ、契約書にサインを強要されたがきっぱりと拒否した。玉那覇朋子の祖母カマドは戦闘機の機関銃で胸を打ち抜かれ、あたかも軍用地で死んだかのように見せかけられ何の補償もない。カマドの埋葬は軍用地のなかにあるお墓に白旗ののぼりを立てながら抗議の列となって進んでいった。
【第二部 怒りの島】
十年後ベトナム戦争であえいでいたアメリカは沖縄を基地にB52を出撃させていた。戦争が激化する中で基地労働者の労働条件は厳しさを増した。働く者の権利を守り、ベトナム人民支援の闘いに組合はストライキを準備していた。三郎は米軍にスト破りのスパイを強要されるが、一蹴した。朋子の弟の亘は米軍のトラックに跳ねられ即死した。亘の教師は軍事法廷で「アメリカの民主主義のウソ」を糾弾したが、陪審員たちは犯人の無罪を決めた。ストライキ体制は着々と固められていった。 翌朝全基地はシーンと静まりかえっていた。ストライキが決行されたのだった。
公式サイト
昭和期に地井武男が出演した映画を振り返る!!
2012年に亡くなるまで、名脇役として数々の映画・ドラマに出演を続けた地井武男。ミドルエッジ世代の記憶に残る多数の作品に顔を出しています。その数はあまりに膨大なため全ての作品を紹介することは出来ませんが、ここでいくつかをご紹介したいと思います。
日本沈没(1973年)
1973年に刊行された小松左京の小説を原作とした映画「日本沈没」。サイエンス・フィクション(SF)が日本で普及するきっかけとなった同作ですが、地井はヘリコプター操縦士役を演じました。
via www.amazon.co.jp
犬神家の一族(1976年)
1976年に公開された、横溝正史の小説を原作とした映画「犬神家の一族」。角川ブームの火付け役となった作品であり、地井は犬神佐武役を演じました。