『タモリのオールナイトニッポン』が12月30日に放送決定!!
タモリは、『オールナイトニッポン』で1976年から7年間にわたりパーソナリティを務め、2015年6月には『タモリのオールナイトニッポンGOLD』に登場。
同年末には、「第53回ギャラクシー賞」のラジオ部門で選奨として挙げられた「タモリのオールナイトニッポンGOLD Song&BOSS スペシャル」を行った。
それから約1年ぶりとなる今回の特別番組では、昨年に引き続き、能町みね子をパートナーに迎え、昭和の名曲と共に1年を振り返る。
前回の放送が「第53回ギャラクシー賞 ラジオ部門 奨励賞」に選出されたことについて、タモリは「奨励賞ってことは、がんばりなさいってこと? 俺、相当がんばってきてるんだけどねえ」と軽口を叩いてみせる。そして、同局のアナウンサーの垣花正からトロフィーを受け取り「今年もギャラクシー賞を狙いたい」と言われると、「教養を散りばめていきますよ」と不敵な笑みを浮かべた。
今年は芸能界正式デビューから40周年と言われるメモリアルイヤーということで昔話にも花が咲く。今年7月に永眠した永六輔作詞の「上を向いて歩こう」が流れると、トークはタモリのデビュー当時の話題に。「顔に特徴がないから」とサングラスをするようになった経緯を説明した上で、サングラスをかけてテレビに出ることへの批判に対して「タモリはサングラスをかけてるからいいんだ」と永六輔がかばってくれたことを懐かしんだ。「永さんがいなかったら、NHKには出られなかった」と感謝した。
昨年末の放送では、1年を振り返る企画にも関わらず9月までしか到達できなかったが、今年は6月、8月、10月を飛ばすことで11月まで振り返ることができたタモリ。「上出来でしょ?」と満足げに答えていた。そのほか、大好きな鉄道ネタやタモリの驚きのスカウト話などを番組で披露している。
また、お笑いコンビ・ピースの綾部祐二が来年4月からの渡米する事を聞かされ、「そうだったのか、知らなかった!綾部は何を勘違いしているのかな(笑)一日も早く帰って来い!」とゲキを飛ばす。
タモリは、今年一年を漢字一文字でたとえて「『飛』だね。飛行機の『飛』。(高所が苦手なので)飛行機は乗ると緊張の連続だけど(笑)」と明かした。
タモリ・概要
タモリ
お笑いタレント、司会者、俳優、歌手、ラジオパーソナリティー、作詞家、作曲家、作家、実業家。
1976年4月、東京12チャンネル(現:テレビ東京系列)の深夜番組『空飛ぶモンティ・パイソン』で正式に芸能界デビューを果たす。代表番組は『森田一義アワー 笑っていいとも!』
当時の芸は、イグアナのような体芸、反知性を打ち出した中洲産業大学教授、デタラメ言語ハナモゲラなど、他の芸人とは一線を画しており、テレビ的にはキワモノ芸人的存在と考えられていた。このことに対して本人は、キワモノとしての当時を「江頭2:50が出てきた様なもの」と評している。深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)でラジオパーソナリティーとして、徐々にマニアックな層からの支持を集めていく。