森末慎二さんのプロフィール
生年月日:1957年5月22日
出身地:岡山県岡山市
身長:170cm
出身校:日本体育大学
幼い頃からやんちゃ坊主で目立ちたがり屋だったという森末慎二さん。
体操を始めたのも、学校の鉄棒で大車輪や宙返りをやったら目立てる!と思ったのがきっかけだったんだとか。
27歳の時にロサンゼルスオリンピックに出場すると、鉄棒でパーフェクトスコアの10点満点という記録をたたき出し金メダルを獲得!
競技生活引退後は、タレントに転身しバラエティ番組を中心に活躍されています。
ロサンゼルスオリンピックで金銀銅メダルを獲得!
種目別鉄棒の決勝で10点満点という得点をたたき出し、見事金メダルを獲得した森末慎二さんですが、実は当日38度の熱があった状態で出場されていたんだそう。
数日前から39度台の高熱が出ていたそうですが、ドーピング検査を恐れ解熱剤や風邪薬は一切服用しなかったといいます。
まともに食事も摂れず起き上がればフラフラしていたという最悪なコンディションの中で迎えた当日、本番の舞台で鉄棒を目の前にした瞬間、何故かスッと集中できたそうです。
そして、獲得した金メダル。
表彰台で「シンジモリスエ、ジャパン。パーフェクトスコア、テン!」とアナウンスされ自然と涙がこぼれました。
この他にも、跳馬では銀メダルを獲得。団体では銅メダル獲得に貢献した森末慎二さん。
ロサンゼルスオリンピックで、金銀銅3つのメダルを獲得されたのです!
「笑っていいとも!」出演と引き換えに現役引退⁈
それと並行して、情報番組「FNNスーパータイム」(フジテレビ系)でスポーツキャスターを務めたり、テレビ出演もされるようになりました。
そんな時、出演依頼があったのが「笑っていいとも!」の人気コーナー「テレフォンショッキング」。
しかし当時は、アマチュア選手のテレビ出演に関する制約は厳しかったようで、「スーパータイム」のような報道番組は許可されても、「笑っていいとも!」のようなバラエティ番組への出演は許可されておらず、日本体操協会からは「番組に出演するには現役を辞めるしかありません」という厳しい返答を受けたのだとか。
そこで森末慎二さんが出した答えは、「選手登録の抹消をお願いします」。
当時所属していた紀陽銀行体操部を退部し、現役引退を決意したのでした。
バラエティ番組やCM出演!売れっ子タレントに!
そのディレクターの紹介で、クイズ番組「所さんのただものではない!」の準レギュラーとして起用されると、スポーツコメンテーターの他に、「いきなり!フライデーナイト」、「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」、「夢がMORI MORI」など人気バラエティ番組へ出演するようになり、多い時で週5~6本のレギュラー番組を抱えていた時期もあったのだとか!
J:COMテレビ「平昌オリンピック 2018」本日9日21時より放送開始!番組MCに #浅田舞 さん、コメンテーターに森末慎二さんを迎え #オリンピック の魅力を存分にお伝えします!番組詳細はこちら⇒https://t.co/QraXdpKb6T #カーリング #平昌 pic.twitter.com/35aapDDyBq
— J:COM (@jcom_info) February 9, 2018
実は森末慎二さんが引退された後、体操人気は低迷。
競技人口そのものがが減少しているという悪循環に陥っていました。
そんな事態をを危惧した森末慎二さんは、漫画家の菊田洋之さんとタッグを組み、「ガンバ! Fly high(ガンバ フライハイ)」という体操漫画の制作に着手。
「体操をやってみたいという子を増やしたい」という森末慎二さんの想いは結実し、「週刊少年サンデー」で1994年から約6年間に渡って連載され、単行本も全34巻が発売されました。
ちなみに、前人未踏の世界選手権個人6連覇を成し遂げた内村航平さんも本作の愛読者の一人。
小学校高学年の時に本作を夢中になって読み、強い影響を受けたんだそうですよ。
宮古島でスローライフ
84年ロス五輪金メダリストルでマルチタレントとして活躍した森末慎二さんの沖縄・宮古島での「セカンドライフ」をリポート。https://t.co/UYsFwreF9h#五輪 #金メダル #沖縄 #宮古島 #森末慎二 #セカンドライフ pic.twitter.com/oqBE5Lkliz
— スポーツ報知 (@SportsHochi) September 23, 2017
宮古島の他にも、西表島や石垣島、沖縄本島などでも土地を探していたそうですが、そんな中で宮古島に決めるきっかけになったのが、ゴルフで石垣島を訪れた際に宮古島で寿司店を営んでいる方と出会い意気投合したことだったんだとか。
海がきれいなのはもちろん、西表島ほど田舎ではなく那覇ほど都会じゃない。その上ハブが出ないということで宮古島に決めたんだそうです。
現在は、7~8割くらいは宮古島で暮らし、仕事がある時だけ東京に出向くという生活をされているそうで、仕事がオフの時はゴルフやシュノーケリングを楽しんでいるんだそうですよ。