あのジョニー・デップはアイドルだった?彼を有名にしたドラマ「21ジャンプストリート」とは?
2019年6月7日 更新

あのジョニー・デップはアイドルだった?彼を有名にしたドラマ「21ジャンプストリート」とは?

誰もが知っているハリウッドスター、ジョニー・デップ。80年代は、アイドル的存在だった!彼を有名にしたテレビドラマ「21ジャンプストリート」とは、いったいどんなドラマだったのか?

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ジョニー・デップ

ジョニー・デップ

ハリウッドを代表するスター、ジョニー・デップ。
誰もが知るハリウッドスターですよね。
彼の出演作もあの有名な「パイレーツ・オブ・カリビアン」をはじめ、「アリス・イン・ワンダーランド」、「ギルバート・グレイブ」「シザーハンズ」などのヒット作ばかり。

演技派で個性的な役柄が多く、ジョニー・デップ自身も個性的な、そしてワイルドな印象がありますよね。

そんなジョニー・デップですが、80年代にはとても爽やかなルックスで「21ジャンプストリート」というテレビドラマに出ていたのをご存知ですか?

ここでは、ジョニー・デップ初の主演ドラマ「21ジャンプストリート」について、ストーリーや登場人物と共に、ご紹介します。

ジョニー・デップの出世作「21ジャンプストリート」とは?

21jump street

21jump street

ジョニー・デップが初めて主演を果たしたテレビドラマ「21ジャンプストリート」(原題:21 jump street)ですが、ご存知の方はどのくらいいらっしゃいますかね?

よほどのジョニー・デップファンでないと、知らないかもしれないですね…。

この「21ジャンプストリート」は、1987年 -~1990年にアメリカフォックスで放送されたアメリカのテレビドラマです。

日本版では、「ジョニー・デップのハイスクール・コップ」「ロックド・アウト」というタイトルがついていましたが、現在は「21ジャンプストリート」となっています。

このドラマは、アメリカのティーンの間で大ヒットとなり、シーズン5まで制作されました。
ヒットと共に、ジョニー・デップは、一躍アイドルとして脚光を浴びたのです。

また、このドラマには、当時無名だったブラッド・ピット、ブリジット・フォンダ、ヴィンス・ヴォーンなどもゲスト出演しています。

人気のあったドラマですが、アイドル的な扱い、商品としての扱い、ドラマの役のイメージがついてしまうことを嫌がったジョニー・デップは、今後はテレビではなく映画のみに出演することを決め、シーズン4で降板します。

「21ジャンプストリート」の登場人物は?どんな俳優が出演していたの?

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では、ドラマ「21ジャンプストリート」の登場人物とそれぞれの俳優のご紹介をしますね。

●トム・ハンソン潜入捜査官(演:ジョニー・デップ)
父親が警察官で、父親に憧れ警官になるが、そのルックスからから犯人になめられてしまう。しかし、その童顔を買われて高校への潜入捜査専門チームへと配属される。
ジョニー・デップは、言わずと知れたハリウッドを代表する俳優ですが、この頃はキュートなルックスでアイドル扱い。今では想像つかないですね。ちなみに、映画版「21jump street」にはゲスト出演をしています。

●ダグ・ペンホール潜入捜査官(演:ピーター・デルイーズ)
トム・ハンソンの同僚であるが、当初はトムと対立。後にかけがえのない相棒となります。
ピーター・デルイーズに関しては、彼が出演したドラマや映画は日本で上映されていないので、残念ながら日本での知名度はほとんどありません。本国アメリカでは俳優の他、監督もされているようです。映画版「21jump street」には、ジョニーと一緒にゲスト出演しています。

●ジュディ・ホフス潜入捜査官(演:ホリー・ロビンソン・ピート)
チーム内の紅一点。唯一の女性、唯一の大卒。「黒人」「女性」であることから差別を受けるというエピソードもある。
ホリー・ロビンソン・ピートは、このドラマ以降日本で見られることはなかったのですが、最近ではシカゴフ・ファイアのシーズン4とシーズン5にタマラ・ジョーンズという役でゲスト出演しています。NFLの選手と結婚し、4児のお母さんで、第42回NAACPイメージ・アワードの文学部門で「最優秀児童書」賞を受賞しています。

●ハリー・トルーマン・アイオキ潜入捜査官(演:ダスティン・ヌエン)
日本人の設定ですが、シーズン2でその出性が明かされます。
ダスティン・ヌエンは、ベトナム人の俳優で9歳の時ベトナムからアメリカに難民として移住しました。このドラマ以外に、オリバー・ストーン監督の「天と地(原題:Heaven and Earth)」に、主人公のお兄さん役として出演しています。現在も俳優、監督など幅広く活躍しているようです。

●リチャード・ジェンコ警部(演:フレデリック・フォレスト)
21ジャンプストリート班の創設者で、チームの上司。
フレデリック・フォレストは、日本ではあまりメジャーではないですが、フランシス・コッポラ監督・制作の映画に多く出演しています。また、テレビドラマへの出演を渋っていたジョニー・デップが、「フォレストと共演できるなら」と『21ジャンプストリート』への出演を了承したともいわれています。

「21ジャンプストリート」の登場人物と俳優の紹介いかがでしたでしょうか。
アイドル的な扱いに対しジョニー・デップ本人は嫌だったようですが、その時代があったからこその現在の地位、とも言えるかもしれませんね。

「21ジャンプストリート」の見どころは?

21jump street

21jump street

では、80年代アメリカにおいて、ティーンの間で大ヒットした「21ジャンプストリート」ですが、そのみどころとはなんでしょうか。

まず、先にもご紹介したように、主要メンバーが、ハンサムなジョニー・デップをはじめ、白人、黒人、アジア人、と当時としては珍しく多様な人種を起用し、様々なバックグラウンドを持っている設定という部分ではないでしょうか?
この部分が、典型的な白人向けドラマ、というよりも、様々な人種に受け入れられるポイントとなったのかもしれませんね。

そして、ストーリーですが、主人公トムは、潜入捜査官として高校に潜入します。つまり、かれらは、青年犯罪の撲滅を目指している捜査官のチームなのです。
そのため、扱うテーマも、高校生など青年の間にはびこる「売春」「麻薬」「殺人」などの犯罪となっています。
このもまた、当時のティーン達の興味を惹きつけた部分かもしれませんね。
それから、このドラマで是非楽しんで頂きたいのが、80年代のファッションです!
とても、カラフルなんです。

唯一の女性、ジュディ・ホフス捜査官のカラフルで可愛らしい服装、ハリー・アイオキ捜査官のサテン地のシャツや、大き目のスーツ、ダグ・ペンホール捜査官のロックテイストの服装、そして、トム・ハンソン捜査官の袖のないデニムジャケット(昔で言う「Gジャン」)などなど、いかにも80年代!というファッションが楽しめますよ。

21 Jump Street OP

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