ドラマデビューまで
16歳に時に「Art Project Swim(アート・プロジェクト・スウィム)」というグループを立ち上げ、自主生活映画、写真、小説、絵画などの制作活動をされていました。この頃からアートに興味があったんですね。
そして、18歳の時に第2回『メンズノンノ』専属モデルに応募者5,000人の中から選ばれます。最初はモデルが芸能界デビューだったんですね。
その後、23歳の時にTBS系列の「熱い胸騒ぎ」でドラマデビューしました。次に「ずっとあなたが好きだった」にも出演されていますが、この時は川原永詩名義で出演されています。
深夜ドラマが多かったですがほかにも「あすなろ白書」、「夢見る頃を過ぎても」、「夏!デパート物語」などに出演されていました。
大塚寧々さんと共演した「サイコメトラーEIJI」
Huluで
— シノア@ 歌ってみた ユニゾン「kaleido proud fiesta」聴いて🙏 (@SiNoAinCatWorld) March 10, 2022
「サイコメトラーEIJI」
観てたら
田辺誠一さん出てきた!
めっちゃ若い‼️
めっちゃイケメン✨ pic.twitter.com/IvVQzOibU7
主演は松岡昌宏さん。松岡さんが演じるのは触れたものや人の記憶の断片を読み取ることができるサイコメトリーの能力を持つ高校生、明日真映児。ですが映児はこの能力で得をしたことはなく、むしろ人間関係がうまくいかなかった過去があり家族や親しい友人にしか能力のことを話していませんでした。
ある日、妹の恵美が事件に巻き込まれたことをきっかけに、敏腕刑事の志摩亮子と様々な事件を解決していくという物語。
田辺さんは志摩の大学の同級生であり、この物語の最大の敵である沢木晃を演じています。最初は好青年として登場しますが本性は冷徹で凶悪という二面性がありました。このドラマで田辺さんを好きになったという人も多いのではないでしょうか。第一作の最後に死亡しているのでパート2には出演していません。
志摩を演じたのがのちに田辺さんの妻となる大塚寧々さん。このドラマの共演がきっかけで親しくなったそうですよ。
「ガラスの仮面」
田辺誠一さん😚🤭👏
— まあた(新) mataChan2016a2022new (@mata2016a2022) March 15, 2022
1997年#田辺誠一#安達祐実#ガラスの仮面 pic.twitter.com/alYua0i5zs
ガラスの仮面は安達祐実さん演じる、北島マヤが主人公。マヤは母子家庭で貧乏なうえ、ドジで何のとりえもない子、と言われていました。ですが映画やドラマが好きで一度見ただけですべてセリフを覚えてしまうという才能がありました。
ある日その才能を見抜いたかつての大女優月影千草は、自身が上映権を持つ『紅天女』の後継者候補としてマヤを「劇団つきかげ」に入れます。
田辺さんは、紅天女の上映権を狙う芸能プロダクションの社長で冷血漢の速水真澄役です。マヤとは犬猿の仲である一方、人知れずマヤを応援し続け匿名で紫のバラを送り続けます。マヤは「紫のバラの人」として心の支えにしているのでした。
原作ファンも多い役でしたが田辺さんの速水真澄も素敵でした。
「ガラスの仮面」は1998年に2が放送され、1999年にスペシャルドラマが放送されています。原作はいまだ完結していませんが、ドラマ内では一応の結末が付いています。
「恋の奇跡」
幼少期からふと目で見た目にコンプレックスを持っていた塚本妙子(葉月里緒奈さん)は天真爛漫な性格で幸せに暮らしていました。ある日、遠い親戚のし倉田雪乃(菅野美穂さん)が天涯孤独になり、父に連れてこられ同居することになります。雪乃と妙子は同い年。雪乃は美人で気さくな性格ですぐに周囲とも打ち解けていきます。
ですが3年ほど経つと不審な行動が多くなっていきます。雪乃は自分の目標をかなえるためなら人を殺すという冷酷な性格の持ち主でした。
雪乃は自分の本性を見抜こうとしていた妙子の母親を殺します。ショックを受けた妙子は自殺を図ろうとするのですがその時、整形外科医の聖達彦に止められます。この聖を演じたのが田辺さん。
聖は摂食障害で恋人を亡くした過去があり、「美しくなるための手助けをしたい」と美容整形医になったという本作のキーパーソンでした。
「2001年のおとこ運」
ラッキープール聴いるんだけど、頭の中を「2001年のおとこ運」のシーンが駆け巡った。久しぶりに観たいな〜 田辺誠一がかっこ良いんだな。 pic.twitter.com/vNQdd7MWj9
— アヤ@毒林檎をOne biteしたい (@apjbb) July 7, 2015
菅野美穂さん演じる主人公の柚木あたるは、結婚を考えていた同棲中の彼氏に同性記念日の日に突然逃げられてしまいます。ショックを受けているところ、たまたまであった天羽良之(田辺さん)に出会います。
天羽は、”言葉を売る詩人”なのですが「言葉よりこっちが必要だと思った」と突然あたるをハグします。あたるにとって天羽の印象は最悪でした。
その後、あたるは元恋人によって電化製品を売り払われてしまいます。その時引き取りに来たのは天羽。天羽はリサイクルショップの店長でもあったのです。そしてあたるはリサイクルショップでバイトをすることになり、2人の距離はだんだん近づいていきます。
第一話で恋人に逃げられてしまい、他のドラマならすぐ次の展開に移るのですが、結構中盤までそれを引きずっているのがリアルだなと思ってみていた記憶があります。ちょっと変人の役ですがこれまでとはまた違う田辺さんの魅力が詰まっていましたね。
「11人もいる!」
田辺さんはカメラマンだけどほとんど仕事がない父役。8人の子供がいるのですが妻に先立たれ、再婚しています。8人の子供に夫婦で10人家族のはずなのですが、末っ子の才悟(加藤清史郎さん)には前妻の姿も見えていて家族は11人いるのです。
家族のエピソードを基本的に一話完結で描いています。田辺さん演じる父は、仕事がないのですが悩むこともない楽天家で家族を愛しています。家族は自分達が貧乏ということも気が付かず幸せに暮らしています。
ちょっと天然の入った役どころですね。最近はこんな役を演じることが増えていると思います。クールな役から天然まで演技の幅が広いので田辺さん出演ドラマが楽しみですね。