【南くんの恋人】4度目のドラマ化!過去3作の結末は?歴代キャストもチェック!
2020年10月21日 更新

【南くんの恋人】4度目のドラマ化!過去3作の結末は?歴代キャストもチェック!

11年ぶり、4度目のドラマ化が決定『南くんの恋人』。過去3作のストーリーや結末が違うのをご存知ですか?気になる歴代キャストもわかりやすくまとめてみました。

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『南くんの恋人』が11年ぶり4度目のドラマ化!

これまで3度ドラマ化された内田春菊さんの人気マンガ『南くんの恋人』が、『南くんの恋人~my little lover』のタイトルで4度目のドラマ化が決定、年内にフジテレビで放送されることが明らかになった。

原作は、1986年から87年まで『月刊漫画ガロ』(青林堂)で連載されていた内田春菊氏の代表作。
高校3年生の南くんと、突然身長16センチになってしまった女の子・ちよみの恋と同棲生活を描いたラブストーリー。

マンガ版『南くんの恋人』

衝撃の結末!

衝撃の結末!

原作の最終話は、南くんとちよみが旅行に出るが事故に遭い、南くんはかすり傷で済んだものの、ポケットの中にいたちよみが死亡してしまうあっけないもの。
まさかのトラウマ展開!

作者の内田春菊は“あとがき”で「ちよみは本来存在すべきでない」と述べており、内田に対して読者から批判があがるなど反響を呼んだ。

「あの頃、私は子どもを産める気がしていなかった、ちよみを殺してしまったのなんかは、子どもを諦めようという一連の作業だったんじゃないのか」と当時の自分を内田春菊は分析している。
http://kyusyu-fujin-post-it.com/wp-content/uploads/2015/06/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%A310.png (443405)

2人きりで温泉旅行に来た南くんとちよみ。
ところが、乱暴運転の車をよけようとした南くんは崖から落下!
気づいたらポケットにちよみがいなかったので、探していたら足元にたおれているちよみを発見。病院へ行こうという南くんに、すでに意識もうろうのちよみは「家に帰りたい…」とつぶやく。
しかし、家に着いた頃にはすでにちよみの命は…。
南くんはちよみの落命を誰にも話すこともできず、南くんだけこの世に残り、また日常が続いていくと言うとても切ない結末。

第1作(1990年)

1990年4月28日、TBS系列、土曜日22:00-23:54(JST)、ドラマチック22枠(単発ドラマ)。
南くん役:工藤正貴

南くん役:工藤正貴

工藤 正貴(くどう まさき、1973年7月29日 - )
実父は演歌歌手の井沢八郎で、実姉は女優の工藤夕貴。
東京都出身。堀越高等学校卒業。
1988年に映画「ぼくらの七日間戦争」に出演したことで注目を集め、以降、多くのテレビドラマや映画に出演するも、1993年頃に引退。
引退後はクラブDJをしていたが、現在については不明。
ちよみ役:石田ひかり

ちよみ役:石田ひかり

石田 ひかり(いしだ ひかり、1972年5月25日 - )
姉は、女優の石田ゆり子。
姉が社長を務める個人事務所「風鈴舎」に所属。

1987年5月、テイチクからシングル「エメラルドの砂」でアイドル歌手デビュー。15歳から18歳までアイドル歌手だったが、本人が「全く売れなかったですけど」と言うほどの時代だった。
芸能活動そのものは、レコード・デビューより少し早い。1986年には『妻たちの課外授業II』(日本テレビ)に出演している。アイドル時代は、『花のあすか組!』(1988年)や『ママハハブギ』(1989年)といったようなテレビドラマにコンスタントに出演していた。
1992年、読売テレビ『悪女』でテレビドラマ初主演。続いてNHK連続テレビ小説『ひらり』では大相撲が大好きなヒロインを演じた。その後もフジテレビ『あすなろ白書』に主演。『NHK紅白歌合戦』で、1992年と1993年に2年連続で、紅組司会を務めている。
1作目の『南くんの恋人』、視聴率は13.3%。

1作目の『南くんの恋人』、視聴率は13.3%。

当時、アイドルメインのドラマが数多く制作されており、石田ひかりをメインに制作されたこの作品も、その流れの中で作られたもの。さすがに石田ひかりは女優らしく、しっかりとした演技をしており、他のアイドル系作品とは一線を画する。
主演は工藤正貴で、それはまさに原作の南くんそのもののイメージ。
結末は“ハッピーエンド”

結末は“ハッピーエンド”

ちよみが小さくなるのは家系(ちよみのおばあちゃんも若いころ小さくなった)で、ラストは行方不明になったちよみが風船につかまって戻ってくる。

第2作(1994年)

1994年1月10日 - 3月21日、テレビ朝日系列、月曜日20:00-20:54(JST)、月曜ドラマ・イン枠。
南くん役:武田真治

南くん役:武田真治

武田 真治(たけだ しんじ、1972年12月18日 - )
北海道札幌市生まれ。ホリプロ所属。身長165cm、血液型AB型。北海道札幌北陵高等学校から都立高校に転校して卒業。
1989年、高校在学時に「第2回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞。
1990年(平成2年)、ドラマ『なかよし』で俳優デビュー。
ちよみ役:高橋由美子

ちよみ役:高橋由美子

高橋 由美子(たかはし ゆみこ、1974年1月7日 - )
中学2年生の時にスカウトされ、アイドル雑誌「大海賊」のグラビアに登場、看板モデルとなった。その後は『BOMB』など多数の雑誌に登場するようになり、マルチなアイドル活動を始める。
89年、TVドラマ「冬の旅・女ひとり」(TBS系)でデビュー。翌年CD『Step by Step』で歌手デビュー後、アイドル歌手として絶大な人気を得る。
愛称は「Good-P」(目が熱帯魚のグッピーに似ていると言われていたこと、Good Personality の略をかけたものである)。
2作目の『南くんの恋人』、視聴率は平均15.6%

2作目の『南くんの恋人』、視聴率は平均15.6%

武田真治、高橋由美子ともに人気があった2人だが、このドラマがハマリ役となって、さらに人気が高まった。
また、高橋由美子(愛称は“グッピー”)の恋敵として千葉麗子(愛称は“チバレイ”)が恋敵という、当時のアイドルドラマとしては最強の組み合わせ。
高橋由美子が歌う主題歌「友達でいいから」もヒットした。

高橋由美子-友達でいいから(Live)

オリコンで10位を記録。
同曲が高橋由美子の最大のセールスを記録している。
結末は“バッドエンド”

結末は“バッドエンド”

卒業式の後、南くんとちよみは想い出の長崎へ旅行に出かけ、その帰り道、ちよみをめまいが襲い始め、ちよみは二人の想い出の公園で、南くんの手のひらで徐々に衰弱して消えてしまう。(ちよみはトラックにひかれて死んでいたと自覚する。今までのことはすべて、心残りをはらすために、霊体のまま南の前にあらわれたのだと。)南くんはちよみの父に今までのことを語り、アメリカに旅立つ。二人で走ろうと約束したルート66を、ひとりバイクで疾走しながら、ちよみを思い出すという悲しいラスト。・・・でしたが!
月曜20時台という時間帯の関係で主たる視聴者層が低年齢化し、主に子供達から「(最終回の結末を踏まえて)ちよみがかわいそうだ」との投書が寄せられた。それを契機として原作にないアナザーストーリーを追加することとなり、1995年4月にスペシャルドラマ「もうひとつの完結編」が放映された。
スペシャル版の結末は“ハッピーエンド”

スペシャル版の結末は“ハッピーエンド”

再婚したちよみパパに子供ができ、その子供として生まれかわるはずだったちよみが、南くんの願いを聞いた神様によって復活。
そして二人は結婚するというハッピーエンド。
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