23年ぶりに五木寛之の「青春の門」が連載再開!!
1969年に「週刊現代」で連載を開始し、94年まで続いた作家、五木寛之の代表作「青春の門」が再び動きだした。中断から23年ぶりに再開することになり、23日に発売の週刊誌「週刊現代」で掲載が始まっている。
「青春の門」は、福岡・筑豊に生まれた伊吹信介が主人公の大河小説。「週刊現代」に断続的に連載し、書籍は第7部までで累計2200万部に迫る大ベストセラーとなったほか、繰り返し映画化・ドラマ化された。
84歳になった五木は「物語の結末まで書き切れるのは、今しかない」として連載再開を決断した。また、五木は「青春は凄春である。遠く離れて眺めることで、より明瞭になる季節もあるのではないか。主人公の青春のエンディングには、果たしてどのようなドラマが待ち受けているのだろう。作者の胸も期待に膨らむばかりだ」ともコメントしている。
連載は、1961年のシベリアを舞台に「第九部 漂流篇」と銘打って再開され、主人公がユーラシア大陸を横断してヨーロッパを目指す旅路が描かれる予定だ。
五木はまた、作品の今後について、「主人公が29歳になって故郷の筑豊に帰るところが、物語の終わりになると思っています。故郷を出るときに振り返った山の峠に立って、ふるさとを見渡すところまでを書ききりたいですね」と、物語の完結に向けて意欲的に語っている。
84歳になった五木は「物語の結末まで書き切れるのは、今しかない」として連載再開を決断した。また、五木は「青春は凄春である。遠く離れて眺めることで、より明瞭になる季節もあるのではないか。主人公の青春のエンディングには、果たしてどのようなドラマが待ち受けているのだろう。作者の胸も期待に膨らむばかりだ」ともコメントしている。
連載は、1961年のシベリアを舞台に「第九部 漂流篇」と銘打って再開され、主人公がユーラシア大陸を横断してヨーロッパを目指す旅路が描かれる予定だ。
五木はまた、作品の今後について、「主人公が29歳になって故郷の筑豊に帰るところが、物語の終わりになると思っています。故郷を出るときに振り返った山の峠に立って、ふるさとを見渡すところまでを書ききりたいですね」と、物語の完結に向けて意欲的に語っている。
「青春の門」
1969年から「週刊現代」に五木寛之が断続的に連載している大河小説。テレビドラマ化や映画化、漫画化もされた。1976年、「筑豊編」で吉川英治文学賞を受賞。
早稲田大学の先輩である尾崎士郎の「人生劇場」に倣ったものである。
早稲田大学の先輩である尾崎士郎の「人生劇場」に倣ったものである。
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バブル期に人気を博した北欧の名車「サーブ(SAAB)」が70年の歴史に幕を閉じる - Middle Edge(ミドルエッジ)
1980~90年代のバブル期に五木寛之が紹介したことで日本でも「サーブ・900」の人気に火がついた。
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『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞受賞。『大河の一滴』『青春の門』『親鸞』などベストセラー多数。