2020年2月28日 更新
80年代を代表するアイドル・松田聖子のそっくりさんグループ「聖子ちゃんず」!!
80年代を代表するアイドルである松田聖子。「聖子ちゃんカット」など、当時のファッションリーダーとしても活躍していましたよね。そんな彼女の“そっくりさん”を集めたアイドルグループ「聖子ちゃんず」をご存知でしょうか?
80年代を代表するアイドル「松田聖子」のそっくりさん!?
80年代を代表するアイドルである松田聖子。「聖子ちゃんカット」など、当時のファッションリーダーとしても活躍していましたよね。そんな彼女の“そっくりさん”を集めたアイドルグループ「聖子ちゃんず」をご存知でしょうか?
1982年5月、彗星のごとくデビュー!!
松田聖子が人気絶頂だった1982年、則巻ちい、仁科文(あや)、中川真美という3人の女の子が集められました。彼女たちの共通点は「松田聖子にそっくり」ということ。特に真美は、テレビ東京系で放送されていた「ザ・そっくりショー」の松田聖子大会の優勝者で、3人の中でも特にそっくりと言われていました。
ちなみに真美とちいは前述の「ザ・そっくりショー」でアシスタントを務めており、「出演者だけでなくアシスタントまでそっくりさん」という点が視聴者を多いに沸かせました。そしてアイドルデビューの話が持ち上がり、文を加えた3人で「聖子ちゃんず」としてレコードデビューすることとなったのです。
82年5月、唯一のシングルをリリース!!
1982年5月21日、「聖子ちゃんず」はシングル「おもわせ気分のbaby face」で鮮烈なデビューを飾りました。肝心の楽曲ですが、そっくりさんグループということで色物的なコミックソングになるかと思いきや、実際に仕上がった曲はアイドル然とした真面目な楽曲に。事務所としても真剣にアイドルグループとして売り出そうとしていたことが伺えます。
こちらが貴重なレコード。
ちなみに目標は「キャンディーズ」でした。
ちなみに彼女たちの目標は、松田聖子ではなく「キャンディーズ」でした。「松田聖子のモノマネをしてくれと言われるのは嫌だ」とも語っており、本人たちとしても色物ではないグループを望んでいたと思われます。
貴重な音源はこちらで視聴できます!
おもわせ気分のbaby face(A面)
おもわせ気分のbaby face (聖子ちゃんず)
ビタミン愛(B面)
いかがでしたでしょうか?思いのほか真面目なアイドルポップスに仕上がっていますね。ちなみに「聖子ちゃんず」がリリースしたレコードはこの1枚のみで、やはり「松田聖子のパクリ」というイメージが強かったからか色物扱いされ、人気を得るには至りませんでした。しかしながら、その後の「モノマネ四天王」といったモノマネブームに先鞭をつけたのは間違いないでしょう。平成も終わりに差し掛かった現在、今後もこの手のグループが出てくるのか注目ですね!
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