【訃報】昭和を代表する音楽プロデューサー・酒井政利さん死去。
昭和を代表する音楽プロデューサーとして活躍した酒井政利(さかい まさとし)さんが16日、心不全のため東京都内の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。85歳でした。
第一報はこちらです!
音楽プロデューサー 酒井政利さん死去 昭和歌謡界で楽曲ヒット #nhk_news https://t.co/muzNGsMknM
— NHKニュース (@nhk_news) July 19, 2021
酒井さんは1935年、和歌山県出身。立教大学を卒業後、1961年に日本コロムビアに入社。1968年に当時発足したばかりのCBS・ソニーの企画制作部へと移籍し、70年代から80年代にかけて郷ひろみ、山口百恵、松田聖子といった多くの歌手・アイドルのプロデューサーとして活躍、数えきれないほどのヒット曲を世に送り出しました。その後2005年には、これまでの功績により音楽業界初の文化庁長官表彰を受賞。さらに2020年には文化功労者として顕彰されていました。
酒井政利がプロデュースを手掛けた楽曲を振り返る!!
昭和の時代に青春を送った者であれば、誰もが知る楽曲の数々を世に送り出した酒井さん。特に70年代~80年代におけるCBS・ソニーでの活躍には目覚ましいものがあります。ここで軽く振り返っておきましょう。
1960年代後半
60年代後半には、初期のジャニーズ事務所を代表するグループ・フォーリーブスのデビュー曲「オリビアの調べ」をCBS・ソニーレコードの邦楽第1号シングルとして手掛けたほか、1969年のカルメン・マキ「時には母のない子のように」では、CBS・ソニー初となるミリオンセラーを記録しました。
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1970年代前半
70年代前半には、多数のアイドルのプロデュースに参加。郷ひろみ「男の子女の子」、浅田美代子「赤い風船」、山口百恵「青い果実」のほか、キャンディーズといったアイドルグループ、矢沢永吉といったロックシンガーなども手掛けています。
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1970年代後半
70年代後半には、太田裕美「木綿のハンカチーフ」、久保田早紀「異邦人」のほか、テレビドラマ「俺たちは天使だ!」の主題歌として著名なSHOGUN「男たちのメロディー」などを手掛けており、キャンディーズ「微笑がえし」では、彼女たちの最初で最後のオリコン1位獲得に貢献しました。
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1980年代前半
80年代前半には、70年代を代表するアイドル・山口百恵の引退コンサートをプロデュース。そして80年代を代表するアイドルとなる松田聖子のデビュー曲「裸足の季節」を手掛けています。
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