スピルバーグ作品の常連カメラマン、ヤヌス・カミンスキーの色彩を落したハンディカメラの映像も本作の大きな特徴。兵士と同じ目線で銃弾飛び交う戦場を走り回る映像には、レンズに血が飛び、目の前で爆風が炸裂する。色彩効果も相まって、従軍カメラのような手ブレもあり臨場感が満載だが、決して見難くはなっていないところが流石名カメラマンといったところだ。
「兵卒ライアンの救出」
原題の"Saving Private Ryan"とは、「兵卒ライアンの救出」という意味。
この『プライベート・ライアン』ってタイトル。「プライベート」が「二等兵」って意味だなんて普通は分かんないよね?原題が「Saving Private Ryan」なんだから「ライアン二等兵を救え!」みたいなタイトルの方が良かったでしょ?
あれ、兄弟を全て戦死させてしまうのは、母親がかわいそうとゆう「個人的な事情」の意味合いでプライベートって使ってる訳ではないんですね!
ずっと勘違いしてました!むしろタイトル上手いなぁと思ってました
ずっと勘違いしてました!むしろタイトル上手いなぁと思ってました
via stat.ameba.jp
なにより、そもそもこのミッションが「ライアン君のお母さんが気の毒だから」っていうことで始まっているってあたりがさ。ちょう重要な人間だから国に還したい、とかじゃないんだね。そういう、「え、そんなの、どの兵士のお母さんだって、息子が戦争にとられちゃってたら気の毒だよ、なんでライアンだけ?」っていうのがさ、命の重みってなんだろうねえ、と思わせるのだろうなー。
まさに個人を助けるために、他者がどんどんと死んでいくハリウッドならでは!
そういった考えを出発点としていても、描写が繊細で説得力があるので、いつも誤魔化されてしまいます
色々な意味含め、必見です!
そういった考えを出発点としていても、描写が繊細で説得力があるので、いつも誤魔化されてしまいます
色々な意味含め、必見です!
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