【老人Z】介護問題を描いた1990年代の劇場版アニメ!あらすじや魅力をご紹介!
2020年5月19日 更新

【老人Z】介護問題を描いた1990年代の劇場版アニメ!あらすじや魅力をご紹介!

1991年に公開された劇場版アニメ『老人Z』。放映された当時のインパクトも凄かったですが、2020年代を迎えた現代になって、改めて振り返っていきたいと思います。あらすじ・魅力だけではなく、豪華に動画本編も一緒にご紹介しますので、ぜひ記事をご覧になって、改めて視聴してみては如何でしょうか。

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『老人Z』とは?

1991年に公開されたアニメ映画。名作『AKIRA』を制作した大友克洋さん、漫画家・イラストレーターとして有名な江口寿史さん、この二人がタッグを組んで制作したSF作品です。
高齢化社会をテーマとした内容で、老人介護にスポットを当てており、社会問題にメスを入れた強いメッセージ性のあるコンテンツといえるでしょう。

老人Zのあらすじ

https://www.amazon.co.jp/%E8%80%81%E4%BA%BAZ-HD%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%89%88-DVD-%E6%9D%BE%E6%9D%91%E5%BD%A6%E6%AC%A1%E9%83%8E/dp/B0007KT1FI (2190637)

看護学校の生徒である晴子は、ボランティアとして、高沢老人の介護を担当していました。ある日、高沢老人が最新の介護マシン『Z-001号機』のテストモニターに選ばれたことで、厚生省の特別施設で介護を受けることになります。
『Z-001号機』の機能性を披露する場が設けられ、そこに出向いた晴子はチューブだらけになった高沢老人の姿をみて、「人道的じゃない」「愛情が感じられない」と非難します。
特別施設で『Z-001号機』に繋がれた高沢老人は、晴子にSOSを発信しており、そのメッセージに気づいた晴子は高沢老人を助けるために行動を開始するのでした…

老人Zの魅力をピックアップ!

その1.老人介護という社会問題

https://www.b-ch.com/titles/218/ (2190640)

1990年代のアニメ作品なのですが、2020年代を迎えた現代においても、この問題は解決されておらず、報道・ドキュメンタリー番組で取り上げられています。制作されて約30年の年月が経った現在のほうが高齢化は進んでおり、公開当時よりも、社会を取り巻く情勢はさらに厳しい状況に追い込まれていると言えます。
このような時代だからこそ、老人Zというアニメ作品がもつメッセージ性について考えさせられるものがあります。技術革新は進んでいますが、アニメ本編に登場する『Z-001号』のような便利な設備はまだ存在していません。
老老介護という言葉も生まれ、老人が老人を介護する時代になっており、新しい老人介護の仕組みを本格的に考えなければいけない時代になってきていますよね。

その2.晴子の可愛らしさ

https://aucview.aucfan.com/yahoo/o241082156/ (2190644)

アニメ本編には晴子の同級生という立ち位置で、信子・知枝という女性が登場します。
しかし、可愛らしい外見はしておらず、どちらかというと晴子の引き立て役になっているといった印象をもちます。
晴子は芯が強く心優しい性格の持ち主です。何がなんでも厚生省から高沢老人を助けようとするガッツは凄く、本編では驚くほどの行動力を発揮しています。美しさと強さを兼ね備えた女性といえ、サバサバしていて恋愛にはあまり興味がなさそう感じです。
そういった晴子の姿は、男性から見ても、女性から見ても、魅力的なものに映るのかもしれませんね。

その3.秀逸なメカニカルデザイン

https://www.amazon.co.jp/Roujin-Z-VHS-Chisa-Yokoyama/dp/6303968902 (2190646)

『Z-001号』はAIを搭載しており、さらに自己増殖といった機能まで備えています。
動力は超小型の原子力という点でも、革新的なマシンとなっていて、放射能漏れや故障時の爆発など恐怖感がつきまといます。
要介護の老人が寝たままの状態で排泄・入浴でき、さらには食事や運動・娯楽のサポートまでこなす万能さは素晴らしいですね。AIや自己増殖・動力といった部分を除けば、確かに理想的な介護マシンといえるのかもしれません。
暴走して自己増殖するまえのフォルムは、機能美といえるような格好良さがあります。
増殖すたびに巨大化して、重機や寺院の大仏さまを取り込んでユニークな姿になっていきます。AIが独自に人格をもち、高沢老人の亡くなったはずの奥さん・ハルの人格を再現するようになるのは面白いです。

その4.入院生活を送る老人たちの活躍

老人介護というメッセージ性を持たせながら、現役世代にも負けないほどの知識・技術をもつ老人を登場させるといった演出も憎いです。
この老人たちの活躍は介護とは違う意義を見出しながら、若さや元気さを維持する象徴といった印象をもちます。
この老人たちの存在は、自分自身が本気で打ち込めるものがあれば、元気でいられることを暗示しているように思えます。そして、老人がもつ知識・技術は侮れず、それを社会に活かせないものかと訴えているように感じられないでしょうか。
直接的な描写ではないにしろ、制作側のそのようなメッセージが含まれているような気がしてなりません。本気で打ち込めること、好きなことを若いうちから探して、老後の生活に備えておこうと思えてきます。

老人Zの動画本編をご紹介!

Roujin Z (Movie/1991)

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