アニメ三銃士とは?
フランスの作家アレクサンドル・デュマ・ペールによる小説「三銃士」を原作としたテレビアニメです。
ちなみに、三銃士は長編小説の第1部であり、第2部の「二十年後」と第3部の「ブラジュロンヌ子爵」をあわせ、ダルタニャン物語という3部作となっています。
ちなみに、三銃士は長編小説の第1部であり、第2部の「二十年後」と第3部の「ブラジュロンヌ子爵」をあわせ、ダルタニャン物語という3部作となっています。
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アニメ三銃士の概要
アレクサンドル・デュマ・ペール原作、NHK・NHKエンタープライズ製作、アニメーション製作は日本の学研と韓国のKORAD。アニメーションの実制作はスタジオぎゃろっぷが請け負った。1987年10月9日から1989年2月17日までNHK総合・衛星第2で全52話が放送されたが、放送中にソウルオリンピック等の中継等と重なるなどで放送間隔が空き、終了するまでに1年半の月日がかかった。1988年度第13回文化庁こども向けテレビ用優秀映画受賞作品に選ばれた。
低年齢層を対象とした作品であるため、アニメ版オリジナルの設定も多い。最も大きな違いは三銃士の一人アラミスが恋人の他殺死をきっかけに男装した女性であり、かつ悪役には転じない点である。それ以外にも、原作では「宿屋の奥さん」でダルタニャンとは不倫関係だったコンスタンスが「仕立て屋の娘」に変えられている、ポルトスに金に困った時に泣きつくマダムの愛人がいない(以上2点は倫理上の問題もあるのだが)、モデルは実在するが原作には出てこない「はだしのジャン」が登場する、馬のロシナンテが売り飛ばされない、ミレディーやコンスタンスの生死、ラ・ロシェル包囲戦の件が省略されるなど、原作と異なる点が数多く挙げられる。
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翻案はあのモンキー・パンチ
この「アニメ三銃士」は原作が海外作品であり、日本でアニメ化するにあたりストーリーをわかりやすく日本向けにする必要がありました。
その翻案を担当したのが「ルパン三世」等でおなじみのモンキー・パンチ氏です。
その翻案を担当したのが「ルパン三世」等でおなじみのモンキー・パンチ氏です。
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主な登場人物
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フランスはガスコーニュ地方の出身であり、元々はれっきとした貴族。しかし父を早くに亡くしていた為か、一農民として祖父母と暮らしていた。領主の息子との喧嘩で主張した「世界一大きな動物は象だ!!」の持論を証明する為、パリへと旅立つ事から物語は始まる。年齢は15歳。
父の友人だったトレビルを頼り銃士隊に入ろうと志願、紆余曲折を経て入隊を果たす。パリでの下宿先はコンスタンスの実家であるボナシュー家。
剣術や馬術に優れ、短剣を持った鉄仮面部隊の集団と素手で渡り合うなど格闘術にも長じている。知恵や機転も利き、三銃士と行動する際は最年少ながら指揮を執ったり先陣を切る場面もあった。ミレディからは「味方にすれば役に立ち、敵に回せばちょっと厄介な男」「歳に似ず知恵と勇気のある者」と評されている。一方でコンスタンスの看病を受けたい為に、怪我が完治していないふりをするなどお調子者の一面もある。
最終話では鉄仮面事件の褒美として、国王から象と賞金及び休暇を賜り、前述の持論を証明するように見事郷里に象を持ち帰る。
彼自体は三銃士ではなく、ダルタニャンをあわせて呼ぶときは三銃士とダルタニャンなどと呼ばれている。最終回では第51話までの予告時間で視聴者への投げかけが行われそこで唯一ダルタニャン自ら四銃士と呼んだ。
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パリでも評判の仕立て屋・ボナシューの一人娘であり、アンヌ王妃の侍女でもある。パリに出てきたばかりのダルタニャンに一目惚れされ、当初は困惑していたが、次第に彼を信頼し惹かれていった。
原作ではボナシューの妻とされていたが、このアニメでは親子という設定で、年齢設定もダルタニャンとほぼ同年代(少し年上で16歳)とされている。
劇中で一時、ミレディーの復讐による爆発に巻き込まれて頭を強く打ち、人事不省ののち記憶喪失となるが、鉄仮面事件で再び頭を打ったことにより記憶を取り戻す。したがって死亡はしておらず、この点でも原作とは異なる。
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パリで一人逞しく生きる少年。象に客を取られたからと鼻先に胡椒入りの袋を投げつける等、勇気もある。ダルタニャンとは実の兄弟のように仲が良く、彼のピンチを幾度も救う。しかしそれが理由でミレディーに命を狙われた事もある。
パリに来たのは新教徒を家に泊めたことを咎められ、兵士に連行されて生き別れになった母を捜す為。その話題になると子供らしい表情も見せていた。また母の面影を見出した女性・シャルロット(声 - 横沢啓子)を守ろうとしたこともある。母の件や出自の為か、権力者や金持ちには敵意も滲ませており、ダルタニャンが銃士隊に入隊した直後には一時的に嫌悪感を見せていた。また富裕層から金銭を巻き上げていた鉄仮面を支持するような発言も示している。
最終回ではジャンは母親を見つけることができず、鉄仮面のアジトで母親のロザリオを発見して母が生きている希望を見いだし、ダルタニャンと別れ、ひとり母親探しの旅に出る場面で終了する。映画版でようやく再会を果たす。
アトス(三銃士)
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