『なつきクライシス』とは?
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『なつきクライシス』は、鶴田洋久による日本の漫画作品。集英社の月刊『ベアーズクラブ』、のち『ビジネスジャンプ』に連載された、空手を使う女子高校生の活躍と成長を描くストーリー漫画である。著者・鶴田洋久のデビュー作であると同時に代表作であり、連載中にOVA並びにスーパーファミコン用ゲームにもなった。
(中略)
見かけはごく普通の女子高生である主人公・なつきが、得意の空手を使い様々な技を持つ格闘技使いらと闘う姿を描く、アクションシーンを主体とする漫画である。
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OVA『なつきクライシス』は、上記漫画作品(主に『ベアーズクラブ』連載時の物語)を原作とし1994年にマッドハウスが制作、キングレコードが発売したアニメーション作品である。VHSとレーザーディスクを媒体として、それぞれ全2巻が発売された。
OVA『なつきクライシス』のあらすじ
私立剛柔高校の空手部に入って稽古に励む女子高生・貴澄なつき。外見は一般的な女の子で華奢な体格をしていますが、その強さは所属する男性部員を圧倒し、まともな勝負になるのは主将の柳沢雅昭のみでした。
さらなる強さを追い求め、空手の鍛錬に励む日々。ある日、格闘技のエリート高校として知られる常東高校から、高岡リナが転校してきたことから物語は始まります。高岡リナはレスリング選手としても有名でかなりの実力の持ち主。しかし、常東高校から去ったため、次々に刺客に襲われるようになりました。
たまたま刺客と戦っている場面に居合わせた貴澄なつき。巻き込まれるように常東高校との騒動の渦中に…。
さらなる強さを追い求め、空手の鍛錬に励む日々。ある日、格闘技のエリート高校として知られる常東高校から、高岡リナが転校してきたことから物語は始まります。高岡リナはレスリング選手としても有名でかなりの実力の持ち主。しかし、常東高校から去ったため、次々に刺客に襲われるようになりました。
たまたま刺客と戦っている場面に居合わせた貴澄なつき。巻き込まれるように常東高校との騒動の渦中に…。
OVA『なつきクライシス』の各エピソード
CLASH-1 貴澄なつきvs高岡リナ
発売元:キングレコード
VHS版・LD版
1994年2月23日発売
VHS版・LD版
1994年2月23日発売
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空手VSレスリング
常東高校の刺客の策略によって、貴澄なつきに勝負をふっかける高岡リナ。空手とレスリングによる異種格闘技戦の幕が切って落とされます。パワーが求められるレスリングという競技に対し、明らかに華奢な体格をした貴澄なつきの不利が予想されました。
戦いが始まると、やはり打撃だけでは高岡リナを圧倒することはならず、寝技に持ち込まれるといった展開を迎えてしまいます…
戦いが始まると、やはり打撃だけでは高岡リナを圧倒することはならず、寝技に持ち込まれるといった展開を迎えてしまいます…
CLASH-2 貴澄なつきvs神取あきら
発売元:キングレコード
VHS版・LD版
1994年4月21日発売
VHS版・LD版
1994年4月21日発売
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空手VS柔道
対戦相手の神取あきらは中学時代に全日本女子柔道選手権を制したほどの存在。さらなる強さを追い求め、高校進学後は柔道以外の格闘術の修練も積み、打撃や肉体を鋼のように硬化させる技をも使う強敵です。
一度は必殺技マウンテンストームの前に倒れた貴澄なつき。次こそはマウンテンストームを破り、鋼の肉体を貫くような攻撃を打ち込めるのでしょうか…。
一度は必殺技マウンテンストームの前に倒れた貴澄なつき。次こそはマウンテンストームを破り、鋼の肉体を貫くような攻撃を打ち込めるのでしょうか…。
『なつきクライシス』の魅力とは?
貴澄なつきのキャラクター性
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”柔よく剛を制す”という言葉がありますが、華奢な体格の女子高生が大きな体格の敵をぶっ飛ばすといった構図が格好良いです。そのうえ、彼女のキャラクター性も魅力的なもので、スポ根マンガ・アニメの王道をいくような熱血キャラというのも見逃せません。
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常に前向きで、周囲をも巻き込んでいくようなオーラを発散しています。
恋愛に対しても、異性を意識するといった女子らしさがないところも面白いですよね。
恋愛に対しても、異性を意識するといった女子らしさがないところも面白いですよね。
出版社 :集英社
掲載誌 :ベアースクラブ
→ビジネスジャンプ
連載時期:1990~1997年