ドラマデビューまで
長塚京三さんは1945年東京都世田谷生まれ。高校卒業後は早稲田大学第一文学部演劇科に進学します。早稲田大学では演劇サークル劇団木霊に入りました。当時同じサークルに久米宏さんや田中真紀子さんがいたそうです。どちらも今は俳優ではないのでびっくりですよね。
その後、早稲田大学を中退し、パリのソルボンヌ大学に進学します。在学中にジャン・ヤンヌ監督作品『パリの中国人(原題:fr:Les chinois à Paris)』のオーディションを受け合格。1974年に映画デビューとなります。映画デビューはパリだったんですね。
その後、同じ1974年に五木寛之さんの小説を原作にしたドラマ「樹氷」でドラマデビューしています。主演は田宮二郎さんと浅丘ルリ子さんで恋愛を軸にしたドラマです。
その後、早稲田大学を中退し、パリのソルボンヌ大学に進学します。在学中にジャン・ヤンヌ監督作品『パリの中国人(原題:fr:Les chinois à Paris)』のオーディションを受け合格。1974年に映画デビューとなります。映画デビューはパリだったんですね。
その後、同じ1974年に五木寛之さんの小説を原作にしたドラマ「樹氷」でドラマデビューしています。主演は田宮二郎さんと浅丘ルリ子さんで恋愛を軸にしたドラマです。
「金曜日の妻たちへ」シリーズ
via www.amazon.co.jp
1974年にテレビドラマデビューした長塚さんですが、最初はちょい役や、スペシャルドラマやゲスト出演などが多く、なかなか代表作と呼べる作品に出会えませんでした。
1984年には「金曜日の妻たちへII 男たちよ、元気かい?」に出演。「金曜日の妻たちへ」がヒットし、第二シリーズに出演しました。前作とのつながりはありません。1作目は核家族同士で長年交流のある家族とその間の不倫関係を描いたドラマでしたが、2作目は嫁姑問題や子どもの教育問題など他の2作に比べて家族色が強い作品です。さらに新興住宅に越してきた家族を題材にしています。偶然新興住宅に他の人と家庭を持った元恋人同士が越してくるというところから物語はスタート。
長塚さんは主人公の佐野和子(高橋恵子さん)が以前勤めていた会社の編集長で、和子と元恋人の小山隼人(小西博之さん)との関係を周りから聞き出すという役どころでした。
そして翌年には「金曜日の妻たちへIII 恋におちて」に出演。こちらは高校の同級生だった女性4人がそれぞれ結婚し、家庭を持ったのですが近くに住んでいるということもあり頻繁に集まっています。
ある時パーティが開かれそれぞれの夫婦が集まるのですが、そこには元恋人の再会があり、不倫に発展していくという物語。
長塚さんは仲良し4人組の1人・ノロ(遠藤法子・森山良子さん)の夫・遠藤啓司を演じています。単身赴任で仙台に住んでいて月に1度妻がやってきます。妻たちの集まりに参加することはなく無口という役どころでした。
1984年には「金曜日の妻たちへII 男たちよ、元気かい?」に出演。「金曜日の妻たちへ」がヒットし、第二シリーズに出演しました。前作とのつながりはありません。1作目は核家族同士で長年交流のある家族とその間の不倫関係を描いたドラマでしたが、2作目は嫁姑問題や子どもの教育問題など他の2作に比べて家族色が強い作品です。さらに新興住宅に越してきた家族を題材にしています。偶然新興住宅に他の人と家庭を持った元恋人同士が越してくるというところから物語はスタート。
長塚さんは主人公の佐野和子(高橋恵子さん)が以前勤めていた会社の編集長で、和子と元恋人の小山隼人(小西博之さん)との関係を周りから聞き出すという役どころでした。
そして翌年には「金曜日の妻たちへIII 恋におちて」に出演。こちらは高校の同級生だった女性4人がそれぞれ結婚し、家庭を持ったのですが近くに住んでいるということもあり頻繁に集まっています。
ある時パーティが開かれそれぞれの夫婦が集まるのですが、そこには元恋人の再会があり、不倫に発展していくという物語。
長塚さんは仲良し4人組の1人・ノロ(遠藤法子・森山良子さん)の夫・遠藤啓司を演じています。単身赴任で仙台に住んでいて月に1度妻がやってきます。妻たちの集まりに参加することはなく無口という役どころでした。
「愛の嵐」
悪役がいいドラマは面白い。『嵐三部作』とシリーズ化したのも 長塚京三さんの存在が大きかったですね😊#愛の嵐 #華の嵐 #夏の嵐 #高木美保 #田中美佐子 #渡辺裕之 #長塚京三 pic.twitter.com/9FqXwtfAC0
— ブルースカイ (@bluewavsky) September 26, 2023
1986年には昼ドラ「愛の嵐」に出演。
こちらはエミリー・ブロンテの嵐が丘を原作に、舞台を日本にした物語。
渡辺裕之さん演じる川端猛は孤児で大地主である三枝伝右衛門(中尾彬さん)の荷物をひったくろうとしたところ掴まってしまいます。不憫に思った伝右衛門は猛を連れて帰り使用人として一緒に済ませることにします。
伝右衛門の娘・ひかる(田中美佐子さん)は猛に一目ぼれをします。自分の考えをハッキリ人に伝えることができ、行動力もあるが嫉妬深い一面もあります。
伝右衛門は猛をかっていて、ひかるとの婚約も半ば認めていたのですが、長塚さん演じる大河原勇作に屋敷と畑を取られ、さらに身売りのような形で結婚させてしまい・・・というお話。
長塚さんはかなり悪い役ですね。
ですがこの長塚さんの役が当たったこともあり「華の嵐」、「夏の嵐」とシリーズ化し長塚さんはすべてに出演されています。
こちらはエミリー・ブロンテの嵐が丘を原作に、舞台を日本にした物語。
渡辺裕之さん演じる川端猛は孤児で大地主である三枝伝右衛門(中尾彬さん)の荷物をひったくろうとしたところ掴まってしまいます。不憫に思った伝右衛門は猛を連れて帰り使用人として一緒に済ませることにします。
伝右衛門の娘・ひかる(田中美佐子さん)は猛に一目ぼれをします。自分の考えをハッキリ人に伝えることができ、行動力もあるが嫉妬深い一面もあります。
伝右衛門は猛をかっていて、ひかるとの婚約も半ば認めていたのですが、長塚さん演じる大河原勇作に屋敷と畑を取られ、さらに身売りのような形で結婚させてしまい・・・というお話。
長塚さんはかなり悪い役ですね。
ですがこの長塚さんの役が当たったこともあり「華の嵐」、「夏の嵐」とシリーズ化し長塚さんはすべてに出演されています。
「ナースのお仕事」シリーズ
via www.amazon.co.jp
エリート役、悪役、ライバル役などが多かった長塚さんですが、1995年にサントリーオールドのCMに出演したことをきっかけに世間の印象がガラッと変わります。優しい理想の上司、という役が急に多くなりました。
1996年に始まった「ナースのお仕事」では外科部長の沢田俊介を演じています。腕のある外科医なのですが普段は気さくでナースや研修医からも慕われているという役どころでしたね。やる時はやるけど普段はユーモアがあるというまさに理想の上司という感じでした。
パート1が終了した後に放送されたスペシャル版では松下由樹さん演じる尾崎翔子と結婚。パート3の最初では翔子が出産し娘が生まれます。妻と娘を溺愛していておたおたしたりする姿もよかったですよね。
パート3終了後のスペシャル版で渡米し、その後正式にアメリカで働くことになったのですが、翔子はナースをやめられず離婚しています。ドラマ内のこととはいえ、おしどり夫婦という感じだったのでショックでした。パート3終了後は一度も登場していません。
1996年に始まった「ナースのお仕事」では外科部長の沢田俊介を演じています。腕のある外科医なのですが普段は気さくでナースや研修医からも慕われているという役どころでしたね。やる時はやるけど普段はユーモアがあるというまさに理想の上司という感じでした。
パート1が終了した後に放送されたスペシャル版では松下由樹さん演じる尾崎翔子と結婚。パート3の最初では翔子が出産し娘が生まれます。妻と娘を溺愛していておたおたしたりする姿もよかったですよね。
パート3終了後のスペシャル版で渡米し、その後正式にアメリカで働くことになったのですが、翔子はナースをやめられず離婚しています。ドラマ内のこととはいえ、おしどり夫婦という感じだったのでショックでした。パート3終了後は一度も登場していません。
大河ドラマには7回出演!
via www.amazon.co.jp
長塚さんは2023年現在までに大河ドラマに7度も出演されています。
最初に出演されたのは1977年の「花神」で土方歳三を演じています。その後、1979年の「草燃える」、1981年の「おんな太閤記」、1987年の「独眼竜政宗」、1993年の「炎立つ」、2008年の「篤姫」、2015年の「花燃ゆ」です。
「篤姫」と「花燃ゆ」では主人公の父を演じていますね。これ理想の上司像からつながっているような感じがします。
長塚さんは2019年以降ドラマ出演されていません。またドラマで見られる日が来ると嬉しいですね。
最初に出演されたのは1977年の「花神」で土方歳三を演じています。その後、1979年の「草燃える」、1981年の「おんな太閤記」、1987年の「独眼竜政宗」、1993年の「炎立つ」、2008年の「篤姫」、2015年の「花燃ゆ」です。
「篤姫」と「花燃ゆ」では主人公の父を演じていますね。これ理想の上司像からつながっているような感じがします。
長塚さんは2019年以降ドラマ出演されていません。またドラマで見られる日が来ると嬉しいですね。
14 件