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「衛府の七忍」は、秋田書店のチャンピオンREDで連載していた人気マンガです。作者は、山口貴由。電子書籍アプリやサイトで「衛府の七忍」が無料で読めるのか有料で読めるのかを調査しました。アプリで漫画「衛府の七忍」が読みたい人は必見です！

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衛府の七忍

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全巻を読む前に！マンガ「衛府の七忍」について

「衛府の七忍（えふのしちにん）」は山口貴由による、2015年から秋田書店のチャンピオンREDにて連載されていた人気マンガです。2021年まで連載されていました。

最終巻となる10巻と同時に発売されたチャンピオンREDには、カラーイラスト集「衛府の七忍の世界」が付属しました。単行本未収録のカラーイラスト等が収録されています。

マンガ「衛府の七忍」あらすじ

元和元年（1615年）。徳川家康は大坂城を落城させ、豊臣家は敗北した。徳川幕府「覇府」は残党を狩るため、配下や民兵に印籠の手形「覇府の印」を配布した…。

真田家の家臣である兵藤家の娘・兵藤伊織は、葉隠の谷に落ち延びた。だが覇府の印を所持する者たちにより谷の人々は惨殺されてしまい、伊織は捕まってしまう。
その葉隠の谷の中で唯一生き残ったのは、若き青年であるカクゴ。伊織を助けるためにカクゴは戦うのだが、しかし負けて惨殺されてしまった。

そのカクゴの前に、火をまとった龍が現れた。龍は常世の国で菩薩の自愛に包まれるか、怨身となって乱世に甦るかの二択を迫る。
そしてカクゴは、怨身忍者・零鬼として甦った！　

覇府の印を所持する者たちを倒したカクゴは、伊織と共に家康を倒すための旅に出る。

衛府の七忍

マンガ「衛府の七忍」主要キャラクター

カクゴ

大和民族から追われた「化外の民」が住む、葉隠の谷に暮らしていた青年。伊織をかくまったために谷の人々は殺され、カクゴもまた惨殺されるが、刃物を吸収して怨身忍者・零鬼（れいき）として甦った。伊織に惚れているが、身分の差で結ばれないとわかっている。

兵藤伊織（ひょうどういおり）

真田家の家臣である兵藤家の娘。武芸の心得があり、武士の娘としての誇りと義を重んじている。葉隠の谷に隠れるが、あとを追ってきた民兵たちに襲われ、カクゴに助けられた。カクゴに好意を抱いているが、身分の差を感じている。

憐（れん）

動地一家のヤクザ者。行き倒れていた銀狐という女と結婚する。だが銀狐は伝説の英雄・吉備津彦命の矢に貫かれて石像にされてしまい、彼もまた釜茹での刑にされる。死んだときカクゴと同様に龍神に会い、熱釜の破片を取り込んで怨身忍者・震鬼として甦った。

六花（りっか）

飛州出羽国・初夜ノ森に暮らす、まつろわぬ民の末裔の少女。知り合った浪人の深見権九郎と共に暮らすようになるが、追ってきた覇府の武士たちに殺されてしまう。しかし凍った病樹をまとい、怨身忍者・雪鬼として甦った。

衛府の七忍

マンガ「衛府の七忍」の見どころ

山口貴由がチャンピオンREDで連載した、秋田書店でのいまのところの最後の作品となります。ちなみに2022年現在では、小学館のビッグコミックスペリオールに移籍して連載中。

ある意味、秋田書店での作品の集大成となっています。最初の主人公である葉隠の谷に住むカクゴとは、同作者の『覚悟のススメ』の主人公である葉隠覚悟。他にも覚悟の兄である葉隠散（はがくれはらら）も、波裸羅（はらら）という名前で登場。
山口貴由のファンであるなら、よりいっそう楽しめる作品となっています。

しかし、これまでの作品を読んでいなければわからない、ということはありません。架空の日本史を舞台にした、打倒徳川家康を目指す鬼たちの物語は、迫力があって面白いです。

「零鬼（れいき）編」、「震鬼（しんき）編」、「雪鬼（せっき）編」等に分かれていて、タイトル通りの「衛府の七忍」が揃うまで、本当にワクワクします。

また宮本武蔵や沖田総司など史実で有名な人物たちが登場するのもみどころのひとつ。

壮大な和風ファンタジーをお楽しみください！

「衛府の七忍」沖田総司編第五話「壬生狼、狸爺を語らう！」掲載！
チャンピオンRED12月号は本日10/19発売！
平穏な日々を手に入れつつある沖田総司。
だが、旗本狩りを行う鬼と遭遇して…!?#チャンピオンRED　#衛府の七忍　 https://t.co/AxCrNf35ct pic.twitter.com/1XmR480GuW
— 月刊チャンピオンRED編集部 (@M_ChampionRED) October 19, 2018