1作目『ロッキー』の初代監督がカムバック
1985年『ロッキー4/炎の友情』(Rocky IV)の続編で、1990年に公開されました。
ロッキーシリーズの1作目、『ロッキー』の監督を務めた、ジョン・G・アヴィルドセンが再びメガホンをとりました。
じつは、ロッキーシリーズは、2作目から4作目までは、監督・脚本・主演の3役を、シルヴェスター・スタローンが担っていました。
今回の5作目でロッキーシリーズの最後をかざる作品として制作され、1作目の『ロッキー』で監督を務め、高評価だったアヴィルドセン監督が、最終作を任せるのに最適な監督と思われていました。
ロッキーシリーズの1作目、『ロッキー』の監督を務めた、ジョン・G・アヴィルドセンが再びメガホンをとりました。
じつは、ロッキーシリーズは、2作目から4作目までは、監督・脚本・主演の3役を、シルヴェスター・スタローンが担っていました。
今回の5作目でロッキーシリーズの最後をかざる作品として制作され、1作目の『ロッキー』で監督を務め、高評価だったアヴィルドセン監督が、最終作を任せるのに最適な監督と思われていました。
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しかし結果としては、シリーズ最低の興行成績で終わり、作品のストーリや結末も酷評され
ました。
その年の最低映画と最低出演者を決める、ゴールデンラズベリー賞にもノミネートされ、残念ながら、10部門中の7部門にノミネートされました。
ノミネートのみで、受賞は、免れましたが、演技が酷評されていた主演のスタローンは、最低主演男優賞に、アヴィルドセン監督も最低監督賞にノミネートされ、最終作として、有終の美をかざることはできませんでした。
ました。
その年の最低映画と最低出演者を決める、ゴールデンラズベリー賞にもノミネートされ、残念ながら、10部門中の7部門にノミネートされました。
ノミネートのみで、受賞は、免れましたが、演技が酷評されていた主演のスタローンは、最低主演男優賞に、アヴィルドセン監督も最低監督賞にノミネートされ、最終作として、有終の美をかざることはできませんでした。
気になるストーリーは?ネタバレあり
酷評されたストーリーが、いったいどれほど酷かったのか、気になりますよね。
ロッキーは、連戦による脳のダメージで再起不能になり、引退します。
不幸は続き、会計士のミスですべての財産を失ってしまったロッキー。
恩師ミッキーから残されたボクシング・ジムに戻りトレーナーの道を歩み始めます。
ロッキーの1人息子のロッキー・ジュニアは、家や財産を失い下町に引っ越しますが、新しい生活になじめず、学校でもいじめられてしまいます。
やがて、ロッキーがトミーという若者を夢中で育てる姿を見て、嫉妬し、親子の関係は最悪になっていきました。
トミーは、ロッキーから溺愛されていましたが、プロモーターのデュークの甘い誘惑に負け、ロッキーの元を去りました。
トミーはあっけなくチャンピオンを倒しますが、世間は、トミーがロッキーを裏切ったことを許しませんでした。
チャンピオンとして認められないトミーは人が変わったようなり、ロッキーに対戦するように迫ります。
ロッキーたち酒場にいるところに押しかけてきたトミーは、ロッキーを守ろうとした義兄を倒してします。
ロッキーは怒り、トミーと戦うことに。
その様子はテレビ中継され、下町の路上で戦い、ロッキー見事、トミーを倒すのでした。
ロッキーの姿はボロボロで、かつてのような輝きはありませんでしたが、家族を守り、自分のボクサーとしてプライドも守ったという結末でした。
ロッキーは、連戦による脳のダメージで再起不能になり、引退します。
不幸は続き、会計士のミスですべての財産を失ってしまったロッキー。
恩師ミッキーから残されたボクシング・ジムに戻りトレーナーの道を歩み始めます。
ロッキーの1人息子のロッキー・ジュニアは、家や財産を失い下町に引っ越しますが、新しい生活になじめず、学校でもいじめられてしまいます。
やがて、ロッキーがトミーという若者を夢中で育てる姿を見て、嫉妬し、親子の関係は最悪になっていきました。
トミーは、ロッキーから溺愛されていましたが、プロモーターのデュークの甘い誘惑に負け、ロッキーの元を去りました。
トミーはあっけなくチャンピオンを倒しますが、世間は、トミーがロッキーを裏切ったことを許しませんでした。
チャンピオンとして認められないトミーは人が変わったようなり、ロッキーに対戦するように迫ります。
ロッキーたち酒場にいるところに押しかけてきたトミーは、ロッキーを守ろうとした義兄を倒してします。
ロッキーは怒り、トミーと戦うことに。
その様子はテレビ中継され、下町の路上で戦い、ロッキー見事、トミーを倒すのでした。
ロッキーの姿はボロボロで、かつてのような輝きはありませんでしたが、家族を守り、自分のボクサーとしてプライドも守ったという結末でした。
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終わるはずだったロッキーがカムバック?スピンオフも?
親子の絆とロッキーの最後の勇姿で幕を閉じたロッキー5でしたが、シリーズ最低の興行収入となり、結果は散々なものでした。
後々、ロッキー5公開から16年後の2006年に、スタローンが再び、自らの脚本・監督で続編『ロッキー・ザ・ファイナル(原題:Rocky Balboa)』が制作され、同年12月20日より全米で公開されました。
内容は、ロッキー5でロッキーの再起不能にさせた脳のダメージなどの設定は、変更されて、エイドリアンに先立たれたロッキーは、イタリアンレストランを経営していました。
この映画の魅力は、ロッキー5の最後のように、ロッキーが路上ファイトで最後を迎えるのではなく、リングに現役として復帰するのです。
なんといっても、主演のシルベスター・スタローンが60歳の還暦を迎えたとは思えないような、完璧な筋肉美を見せたことが話題になりました。
内容も高評価され、ロッキーの最後は、やはりリングでの戦いがふさわしいということでしょうか。
後々、ロッキー5公開から16年後の2006年に、スタローンが再び、自らの脚本・監督で続編『ロッキー・ザ・ファイナル(原題:Rocky Balboa)』が制作され、同年12月20日より全米で公開されました。
内容は、ロッキー5でロッキーの再起不能にさせた脳のダメージなどの設定は、変更されて、エイドリアンに先立たれたロッキーは、イタリアンレストランを経営していました。
この映画の魅力は、ロッキー5の最後のように、ロッキーが路上ファイトで最後を迎えるのではなく、リングに現役として復帰するのです。
なんといっても、主演のシルベスター・スタローンが60歳の還暦を迎えたとは思えないような、完璧な筋肉美を見せたことが話題になりました。
内容も高評価され、ロッキーの最後は、やはりリングでの戦いがふさわしいということでしょうか。
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ロッキーシリーズは、これで本当に最終作となりますが、なんと、スピンオフの映画『クリード チャンプを継ぐ男』が2015年に制作されたのです!
このスピンオフにもシルベスター・スタローンは出演し、そして、このスピンオフの2作目『クリード 炎の宿敵』も2019年に制作されたのです。
このスピンオフにもシルベスター・スタローンは出演し、そして、このスピンオフの2作目『クリード 炎の宿敵』も2019年に制作されたのです。
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シルベスター・スタローンを大物ハリウッド俳優へと成長させた出世作、ロッキーシリーズの結末は、『ロッキー5/最後のドラマ』で終わるかと思いきや、そうではありませんでした。
酷評された作品として終わらせることなく、スタローンの執念で、もう1作、本当に最後を迎える作品を制作しました。
最終的に、ロッキーシリーズ6作品、スピンオフは2作品、の8作品となっています。
スピンオフがどれだけ続くかわかりませんが…
最後ではなかった『ロッキー5/最後のドラマ』、もう一度見てみるのもいいですね。
酷評された作品として終わらせることなく、スタローンの執念で、もう1作、本当に最後を迎える作品を制作しました。
最終的に、ロッキーシリーズ6作品、スピンオフは2作品、の8作品となっています。
スピンオフがどれだけ続くかわかりませんが…
最後ではなかった『ロッキー5/最後のドラマ』、もう一度見てみるのもいいですね。
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