2020年2月28日 更新
路上で堂々と犯罪行為!?社会問題となったゲーム「グランド・セフト・オート」とは?
アメリカのRockstar Games社が制作する、「犯罪行為」をフィーチャーした倫理的に問題のあるゲーム「グラセフ」を特集!
路上で堂々と犯罪行為!?社会問題となったゲーム「グランド・セフト・オート」
皆さんは「グランド・セフト・オート」というゲームシリーズをご存知でしょうか?アメリカのRockstar Games社が制作するゲームで、「街中で人を殺害」「車両を盗難して走り回る」といった犯罪行為をフィーチャーしており、日本では「GTA」「グラセフ」などとも呼ばれています。全世界での累計売上本数は実に2億本以上。この記事では、そんなグラセフのうち90年代に発売されたタイトルを中心に書いてみたいと思います。
グランド・セフト・オート(GTA1)
1997年に発売された、記念すべき第1作「グランド・セフト・オート」。日本では翌1998年にPC版及びプレイステーション版が発売されました。ゲームのキャッチコピーは「感動?勇気?そんなもん問題じゃないね…」。その内容はと言うと…?
チンピラがボスの命令でやりたい放題!!
グラセフの気になる内容ですが、下の画像の通り「見下ろし型」のゲームとなっており、チンピラ役となったプレイヤーはボスからミッションを与えられ、車を運転するなどの操作を行います。その際、車を暴走させて追突したり、車で人を轢いたりとやりたい放題!そして轢かれた人が流血するなどグロテスクなシーンが問題となりました。
さらに、ボスからの依頼という体裁を取りながら実際は「ボスは主人公が死ぬところを見たかっただけ」という滅茶苦茶なミッションや、時間内に車の破壊や殺人で目標のポイントを稼ぐ「メッタ殺しタイム」など、倫理的に問題のあるミッションが満載。あえなく日本でのレーティング(CERO)では「Z(18才以上のみ対象)」となってしまいました。
実際のプレイはこちらで確認!
Grand Theft Auto (GTA 1) - Gameplay
グランド・セフト・オート2(GTA2)
倫理的な問題を多大にはらんだグラセフですが、「GTA1」は全世界で売上100万本を記録するヒットとなりました。そのため、続編である「グランド・セフト・オート2」が1999年に発売されることとなります。
「ヤクザ」など日本を意識した作りに!!
GTA2ですが、前作の「見下ろし型」は継続された上で戦略性が変化。「敵対する組織の顔色を窺い、場合によっては敵対する組織からも報酬を受け取れる」という、裏切り要素が追加。また、組織名が「ヤクザ」だったり地名に「ヒロシマ」が登場するなど、日本を意識した作りとなっています。
流血がNGに!しかし…?
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