着メロ本
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当時の着メロというものは、今のものとは全く違うものでした。
当時のものは、音符をただ再生するという程度のものでした。
当時の携帯電話の場合、携帯電話の性能を示すものとして「和音」というのがありました。
例えば、親指と人差し指と中指で、ピアノの「ド」「ミ」「ソ」を同時におさえて音を出すと、それは「3和音」ということになります。
携帯電話の性能が「単音」や「4和音」の時代には、着メロ本というのが大活躍します。
本にはいろいろな曲のデータが掲載されています。
そのデータどおりに数字キーを押して自分でデータを入力します。
今ではとても考えられないような地道な作業です。
当時は携帯電話の性能の問題もありましたし、電波の容量も少なかったものでした。
もし、性能と電波、この2つの条件をクリアしたとしても、当時の料金体系で、もし現在のような曲をダウンロードしようとしたら、おそらく1曲で10000円くらいにはなるでしょう。
着メロ本は、そんな携帯電話発展期を支えてくれたのです。
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