創業から60年、家庭教師のパイオニア「日本家庭教師センター」
80年代、主に東京近郊で積極的なテレビコマーシャルを行っていたためにご存知の方も多い「日本家庭教師センター」。
「成績あげるぞ!」「合格させるぞ!!」
の掛け合いと、ふくろう博士の「やる気にさせます。」がとても印象的なCMでした。
「成績あげるぞ!」「合格させるぞ!!」
の掛け合いと、ふくろう博士の「やる気にさせます。」がとても印象的なCMでした。
日本家庭教師センター ふくろう博士 栄冠はわが頭上に
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60,000名と謳われた在籍教師は「きんたろー教師」と呼ばれました。「きんたろー=禁多浪」とあり、まさに受験戦争真っ只中の日本社会で成長していったことが伺われますね。
日本家庭教師センターとは
1959年に古川のぼる氏が埼玉県で創業した学習塾「和光勉強会」。同社は埼玉県内で家庭教師派遣を事業化し、団塊世代の受験競争を背景に急成長を遂げて東京に進出、「株式会社日本家庭教師センター学院」となりました。
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1980年にはサンシャイン60に本社移転すると同時に、主としてテレビ東京にコマーシャルを大量出稿を開始します。テレビ東京への大量出稿だったのは初めて知りましたが、千葉在住だった筆者は80年代に同社のテレビコマーシャルを何度となく観たものです。1987年にはラジオたんぱで、自社提供番組「禁多浪くらぶ」を開始しました。
CMから抱いた体育会系なイメージ
80年代、CMが流れていた当時は拳を固めての「やる気にさせます。」だったり、流れる歌「栄冠はわが頭上に」のノリが体育会系でスパルタっぽいのかなと感じていたものですが、60年経ったいまなお支持される同社は、ふくろう博士の名と共に直向に家庭教師派遣に取り組む会社であることが分かります。
それにしても、現代の「家庭教師CM」で真っ先に思い浮かべる家庭教師のトライとは全く趣の異なるCMであることに、時代を感じずにはいられません。
それにしても、現代の「家庭教師CM」で真っ先に思い浮かべる家庭教師のトライとは全く趣の異なるCMであることに、時代を感じずにはいられません。
【CM まとめ】 アルプスの少女ハイジ 家庭教師のトライ 【全37篇】
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