有森也実の19年ぶり主演映画「いぬむこいり」が公開。初日舞台あいさつで感慨。

女優の有森也実さんが13日、東京都内で行われた19年ぶりの主演映画「いぬむこいり」（片嶋一貴監督）の初日、上映後の舞台あいさつに登場しました。

約4時間という長編映画にもかかわらず、約80人の定員があふれるほどの満員となった劇場で「雨の中来てくださって、座りにくい席で見てくださった方もいる」と笑顔で感謝していました。

映画は、犬と人間の女性が夫婦となる伝承民話「犬婿入り」をモチーフに、約4時間の壮大な物語を4章構成で展開していきます。

学校で問題を起こし、長年交際していたフィアンセにも別れを告げられたアラフォーの小学校教師・梓が、神のお告げを受けて宝探しの旅をする中で、「犬婿入り」の神話的世界に迷い込んでいく……というストーリー。R15指定の作品であり、有森さんは、劇中で“犬男”との大胆なラブシーンに挑戦し、体当たりのフルヌードを披露しています。

映画「犬婿入り」主演の有森也実

同作は上演時間4時間5分という超大作となっており、途中で休憩が設けられるほどの上映時間で、有森さんは「監督は消化不良を起こしてしまうのではないかと言われましたけど、私は初号を見て、ほぼ1年受け入れることができませんでした。」と苦笑いの表情で映画の感想を語っていました。

有森さんはこの映画について、「この映画の良いところは、皆さまがいろいろな角度でいろいろな感想を持つ。いろいろな感想をいただいて、その言葉が『いぬむこいり』に向き合う原動力になりました」と話しています。

「いぬむこいり」公式サイト