【代官山 蔦屋書店】手塚治虫フェア「ニューヒロイン&ヒーロー 〜ジェンダーレスと手塚漫画〜」を開催
代官山 蔦屋書店(東京都渋谷区)では、2023年2月28日(火)までの期間、蔦屋書店2号館1階ギャラリースペースにて、「ニューヒロイン&ヒーロー 〜ジェンダーレスと手塚漫画〜」フェアを開催しています。
人気イラストレーター北澤平祐による作品の原画展示やグッズ販売のほか、手塚るみ子×漫画家・田中圭一によるスペシャルトークイベントも実施されます。
人気イラストレーター北澤平祐による作品の原画展示やグッズ販売のほか、手塚るみ子×漫画家・田中圭一によるスペシャルトークイベントも実施されます。
1946年のデビュー以来、実に約700もの作品を生み出してきた“漫画の神様”、手塚治虫。亡くなってから30年以上経った今でも決して色褪せることない面白さがあり、同時に新たな発見や、現代に通じる社会問題、人間の持つ内面性など、様々なことを問いかけてきます。
代官山 蔦屋書店では、ジェンダー問題を彷彿とさせる作品を50年代からいち早く提示した手塚治虫の先見性に注目し、フィジカルや社会定義に囚われない自我をもつ3名の主人公(サファイヤ「リボンの騎士」、十村十枝子「人間昆虫記」、結城美知夫「MW(ムウ)」)に焦点を当てた「ニューヒロイン&ヒーロー 〜ジェンダーレスと手塚漫画〜」を開催します。フェアの目玉として、人気イラストレーターの北澤平祐さんが手がけた新たなサファイヤが誕生します。
パステル調のかわいらしいニューサファイヤは、豆皿、魔法の琥珀糖がつまったガラス瓶、ミラーやミニタオルがセットになった特別BOXなど、魅力的なグッズに大変身。そしてニューサファイヤの原画は、手塚治虫の「リボンの騎士」「人間昆虫記」「MW」の複製原画と共に展示され、手塚治虫の複製原画ポストカードセット、手塚治虫コミック、手塚治虫グッズも店頭に並び、一部グッズはオンラインショップでもご購入いただけます。
また、2号館2階のカフェラウンジ「Anjin」内のガラスケースにも手塚治虫の複製原画を特別展示します。
2月25日(土)には、"好き"を存分に楽しめるマーケットイベント「サブカル市」とのスペシャルコラボで、手塚るみ子さんと漫画家・田中圭一さんの禁断のトークイベントも開催。オープニングアクトとして、アニメ特撮ソングをレコードで回す、コスプレ声ちゃんによる手塚治虫アニメのDJタイムもございます。
当時読んでいた人はもちろん、 今の若い人が読んでも十分に楽しめる手塚治虫漫画。是非、めくるめく手塚治虫の世界をお楽しみください。
プロフィール
手塚治虫(てづか・おさむ)
本名・手塚治。1928年、大阪府豊中市生まれ。5歳から約20年を兵庫県宝塚市で過ごす。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年に17歳で4コママンガ『マアチャンの日記帳』でデビュー。翌年、単行本『新寳島』が大ヒットとなり、以来、日本のストーリーマンガの確立に尽くす。また、1962年、アニメスタジオ「虫プロダクション」を設立。1963年、国産初の本格的なテレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』の放送を成功させ、アニメ界にも大きな業績を残す。1968年にマンガ制作の為、「手塚プロダクション」を設立。代表作として『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『火の鳥』『ブラック・ジャック』などがある。※手塚の塚は旧字が正式表記となります。