上半身のマペットで映画を制作!!
マペットと着ぐるみを駆使した愛らしくもリアリティーのあるキャラクターたち、風景から小道具に至るまで 緻密に作りこまれた「もうひとつの世界」。
この映画では人間が一人も出演しませんが、上半身のマペットを多くの製作スタッフが動かしていました。
一部は被り物の役者が演技しているのだが、マペットのシーンとの繋がりに違和感は少なく、ブライアン・フロードのイラストに触発されて創造された世界は、マペットやミニチュアで構成されているとは思えないリアリティがある。
一体のマペットを操作するのに4~5名の人間が必要なこともあるそうで、製作には5年の歳月を費やしたそうだが、そのman-hour的な贅沢さ故にこのような作品は二度と現れないかも知れない。
映画を観た人は、マペットに絶賛!!
パペットがほんとうにかわいいし、なめらかに動くので感動します。着ぐるみのところとパペットのところに分けているらしいんだけれど、ぜんぜん違和感がない。
世界観もとっても素敵。
究極のファンタジー映画
ゲルフリン、ポッドリン、ミスティクス、スケクシスという種族がいる別世界。
言ってしまえば、舞台がそもそも地球ではない 空想世界 なんです。なので、動植物全てにおいても、全て一から作られた これぞ ファンタジー映画
ストーリーもさることながら、その世界観が凄すぎる。架空の惑星という設定なので、出てくる一族、動物は全て想像の産物。ストーリーに関係ない小動物や植物があちこちに出てきて、一体スタッフは何種類の動植物を創造したのだ!?って思うと気が遠くなっちゃう。衣装も一族ごとに特徴が出ているし、生活様式もそれぞれが違っている手の込みよう。
(想像で作られた生物)
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