参りましたね、高校すらまともに卒業していないのに......」と学生たちの熱視線を浴びてタジタジの小栗の横で、ひとり異様な雰囲気を醸し出していたのがショーケンこと萩原健一。「(この作品で俳優業に)復帰なんです」と笑顔を見せたが、浮かない顔で耳打ちしたのは、とある芸能記者だ。
「ずいぶん簡単に復帰するんだな、って思いますよね。今、世間は酒井法子や押尾学の話題一色ですけど、彼らはおそらく芸能界に復帰できないでしょう。でも、考えてみれば2人とも初犯ですよ。ショーケンが今まで、どれほどの違法行為を繰り返してきたことか......」
実際、萩原の今回の復帰にいたるまでの活動休止は、05年に犯した恐喝未遂事件での有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)を受けてのもの。それ以前にも、83年には麻薬で執行猶予付きの有罪判決を受け、翌年には飲酒運転で人身事故を起こし、現行犯で逮捕。さらにその翌年、85年には倍賞美津子との2ショットをフライデーされてカメラマンと編集者に暴行をはたらき、書類送検されている。
「ショーケンは昔から、どっかで自分の犯罪をネタにしてたようなところがありますよね。麻薬で捕まったときは『俺の人生どっかおかしい』なんて本まで出してたし。まぁ、感情がコントロールできないタイプなんでしょうけど、こう何度も不祥事と復帰を繰り返していると、芸能界の倫理観ってどうなってるんだろう、なんて疑問に思いますよ」(同)
ショーケンセーターブックあった
— 猫企画hon (@necokikaku1) February 29, 2016
素敵〜💕 pic.twitter.com/NBUDFAN5HR
やっぱりこういう男はいつまでも人気があるんですね。