2016年12月21日 更新
『開運!なんでも鑑定団』に国宝級の幻のお宝”曜変天目茶碗”が登場!世界で4点目となる発見!!
テレビ東京系列のバラエティ番組『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜 20:54~)で、世界で3点しか確認されていない"曜変天目茶碗"の4点目となる国宝級のお宝が登場した。
『開運!なんでも鑑定団』に国宝級の幻のお宝が登場
テレビ東京系列のバラエティ番組『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜 20:54~)で、番組始まって以来のお宝が発見された。世界で3点しか確認されていない"曜変天目茶碗"の4点目という幻の”お宝”が番組に登場。
同番組は、1994年の開始以来、依頼人と呼ばれる視聴者の持ち込むさまざまな”お宝”を鑑定している。
『開運!なんでも鑑定団』で幻のお宝が登場した!!
今回のお宝は、依頼人の曽祖父が明治時代に戦国武将・三好長慶の子孫の屋敷の移築を請け負った際、大枚を叩いて大量の骨董を買い求めたうちに入っていたもので、第二次世界大戦時の空襲でほとんど焼けてしまったものの、郊外の資材置き場にしまいっぱなしになっていたことから難を逃れたという。
曜変天目茶碗は、もともと中国で焼かれ、現在世界で3点しか確認されておらず、いずれも日本に存在し国宝に指定されているという幻のお宝。
今回の番組で依頼されたお宝『曜変天目茶碗』
依頼人は、評価価格を100万円で予想。お宝を鑑定した古美術鑑定家・中島誠之助は『開運!なんでも鑑定団』始まって最大の発見ですね」と大興奮。スタジオで披露された鑑定額は、依頼者の予想を大きく上回る2,500万円と査定された。
中島は「今日これが出たことによって、4点目が確認された」と断言し、「漆黒の地肌に、青みを帯びた虹のような虹彩がむらむらと湧き上がっていて、まるで宇宙の星雲を見るようです」と表現した。
また、茶碗の高台の真ん中に、天皇や上皇、将軍が食事で使う容器に彫られる「供御」という二文字が確認できたことや、箱や家系図の状況から、「三好長慶が足利家から取得したものであることは間違いない」と説明。中島は「信長、秀吉、そして徳川家康が持って現代に伝わっていたら国宝になってたかもしれないですね」と解説し、「大名品です。大切になさってください」と話した。
世界で4点目となる”曜変天目茶碗”に大興奮する中島誠之助。
司会を務める今田耕司が依頼人に「怖いものを見るようでしたよ」と語りかけると、依頼人は「なんか、不思議の国にいるみたい」と大変驚いた様子。
また、同局 岡田英吉プロデューサーは「鑑定士中島誠之助が番組22年の歴史の中でも『最大の発見』と大絶賛する様には思わず体が震えました」と明かし、「日本にはまだまだ本当にすごいお宝が眠っている」と期待を膨らませている。
開運!なんでも鑑定団・概要
これまで同番組で発見されてきた高額のお宝には、坂本龍馬の手紙2通(4,000万円)、巨匠レオナール・フジタが描いた「日本のモナ・リザ」と称賛された絵(3,000万円)、日本最古の郵便物(3,000万円)、マリリン・モンローが身に着けたイエローダイヤモンド(1億5,000万円)などが存在する。
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様々な人が持っている「お宝」を、専門家(主に古美術品やアンティークショップの経営者が中心)が鑑定し、値段付けを行う。意外なものが高価な鑑定結果を得たり、高価だと思われていたものが偽物などで安価になってしまうという意外性や、鑑定物に対する蘊蓄が堪能できるのが特徴。