2020年5月20日 更新
【悲報】富士通が「親指シフトキーボード」やワープロソフト「OASYS」の販売終了を発表。
富士通株式会社がこのたび、かつて「OASYS」シリーズのワープロで見られた「親指シフト」のキーボードや関連商品の販売・サポートの終了を発表しました。
富士通が「親指シフトキーボード」やワープロソフト「OASYS」の販売終了を発表。
富士通株式会社はこのたび、「親指シフトキーボード」やワープロソフト「OASYS V10.0」といった同社の親指シフト関連商品の販売・サポートを終了することを発表しました。販売は2021年中に、サポートは2024年~2026年にかけて終了していくとのこと。
第一報はこちらです!
1980年に発表したワープロ「OASYS100」以来、親指シフトに対応したキーボードやソフトなどを提供してきた富士通。このたびの販売終了については、「JIS配列キーボードがデファクトスタンダードとなり、親指シフトの機能優位性を十分に訴求できない状況が続いていた」とその理由を説明。商品の値上げなどで販売の継続を図っていたものの、需要の低下を抑えることは出来ず、このたびの終了の決定となりました。
「親指シフト」とは?
親指シフトとは、1979年に富士通が考案したキー配列規格で、親指キーと文字キーを同時に打つことで、現在普及している一般的なキーボードで採用されているJIS配列よりも効率的な日本語入力を可能にしていました。JIS配列のキーボードにおいて両親指の位置に存在するスペースバーの代わりに、「親指左」「親指右」というキーがあるのが特徴です。
今だから振り返っておきたい!親指シフト対応のワープロ!!
時代の流れというべきか、ついに販売終了となってしまった親指シフト。かつては「OASYS」シリーズのワープロでよく見かけました。ここでは、かつての「OASYS」シリーズをいくつか振り返っておきましょう。ノスタルジックな記憶が蘇ってくるはずです!
OASYS 100N
OASYS 30-LX651
OASYS LX-C500
「親指シフトキーボード」を確保しておきたい方はこちらで!
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