朝ドラに主題歌が登場したのは1984年!
朝の連続テレビ小説といえば、キャストもそうですが毎回誰が主題歌を歌うのかも楽しみの1つですよね。今でこそ主題歌があるのが当たり前でしたが、朝ドラに主題歌が登場したのは1984年。朝ドラ自体が放送されたのは1961年からなので最初の22年間は主題歌がなかったんですね。といっても全く音楽がなかったわけではなく、インストのオープニング曲がありました。1984年以降も毎回主題歌があるわけではなく、80年代はインストの曲も多かったです。
今回は主題歌が誕生した1984年から1989年までの主題歌を振り返ってみましょう。
今回は主題歌が誕生した1984年から1989年までの主題歌を振り返ってみましょう。
1984年前半:ロマンス
初めて朝の連続テレビ小説に歌付きの主題歌が登場したのは1984年前半に放送された「ロマンス」です。
ロマンスの主演は榎木孝明さん。この作品がデビュー作です。舞台は明治末期で映画に情熱をかける2人の青年の姿を描いた作品です。映画が庶民の娯楽になっていく過程を描いています。朝ドラは女性が主演が多いですが、男性が主人公なのは1967年の「旅路」以来でした。
ちなみに榎木孝明さんは1992年の「かりん」では主人公の夫を演じています。主人公と夫役両方を演じた俳優は2020年現在、榎木孝明さんだけなんですよ。
主題歌は主演の榎木孝明さんと芹洋子さんの歌う「夢こそ人生」でした。最初の主題歌は出演者が歌っていたんですね。
ロマンスの主演は榎木孝明さん。この作品がデビュー作です。舞台は明治末期で映画に情熱をかける2人の青年の姿を描いた作品です。映画が庶民の娯楽になっていく過程を描いています。朝ドラは女性が主演が多いですが、男性が主人公なのは1967年の「旅路」以来でした。
ちなみに榎木孝明さんは1992年の「かりん」では主人公の夫を演じています。主人公と夫役両方を演じた俳優は2020年現在、榎木孝明さんだけなんですよ。
主題歌は主演の榎木孝明さんと芹洋子さんの歌う「夢こそ人生」でした。最初の主題歌は出演者が歌っていたんですね。
1985年前期:澪つくし
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続いて主題歌が登場したのは「澪(みお)つくし」。主演は沢口靖子さんです。
醤油屋の娘と両氏の息子の純愛を描いたドラマです。醤油屋は「陸者」、漁師は「海者」としてお互いが反発しあう家に生まれた2人。まるでロミオとジュリエットですね。コメディタッチのラブストーリーがヒットしていた時代に純愛に挑戦しています。
主演の沢口靖子さんを初め、加賀まりこさん、鷲尾真知子さん、桜田淳子さん、柴田恭兵さん、明石家さんまさんなど今でも芸能界で活躍されている方がたくさん出演されています。DVDも発売されているので興味のある方はチェックしてみてください。
今でも紅白歌合戦で朝ドラとコラボすることは多いですが「澪つくし」もその1つ。最終回後の解決編として「めでたづくしの澪つくし」が放送されました。主題歌ではなく銚子大漁節を出演者たちが歌ったんですよ。
主題歌はドラマのタイトルと同じ「澪つくし」。脚本と同じジェームス三木さんが作詞されています。彩恵津子さんが歌っています。ですが本編ではイントロのみで歌の部分は放送されていませんでした。
本編の時間が余ったときは同じく歌:彩恵津子さん、作詞:ジェームス三木さんの「恋のあらすじ」が流れていました。ですからこっちの方がイメージが強いかもしれません。「澪つくし」の方もTVで聞きたかったですよね。
醤油屋の娘と両氏の息子の純愛を描いたドラマです。醤油屋は「陸者」、漁師は「海者」としてお互いが反発しあう家に生まれた2人。まるでロミオとジュリエットですね。コメディタッチのラブストーリーがヒットしていた時代に純愛に挑戦しています。
主演の沢口靖子さんを初め、加賀まりこさん、鷲尾真知子さん、桜田淳子さん、柴田恭兵さん、明石家さんまさんなど今でも芸能界で活躍されている方がたくさん出演されています。DVDも発売されているので興味のある方はチェックしてみてください。
今でも紅白歌合戦で朝ドラとコラボすることは多いですが「澪つくし」もその1つ。最終回後の解決編として「めでたづくしの澪つくし」が放送されました。主題歌ではなく銚子大漁節を出演者たちが歌ったんですよ。
主題歌はドラマのタイトルと同じ「澪つくし」。脚本と同じジェームス三木さんが作詞されています。彩恵津子さんが歌っています。ですが本編ではイントロのみで歌の部分は放送されていませんでした。
本編の時間が余ったときは同じく歌:彩恵津子さん、作詞:ジェームス三木さんの「恋のあらすじ」が流れていました。ですからこっちの方がイメージが強いかもしれません。「澪つくし」の方もTVで聞きたかったですよね。
1995年後半:いちばん太鼓
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こちらは昭和40年代を舞台にした作品。主人公の青年は親子三代続く大衆演劇の家に生まれました。ですが、出生の秘密を知って、本当の子どもではないことを知り、実の母をさがしはじめます。とはいえ劇団は引き継いで、劇団を担うまでも描いたドラマです。主演は岡野進一郎さん。こちらも男性主人公でした。ヒロインは三田寛子さんですよ。他には芦屋雁之助さんなども出演されています。
主題歌はドラマと同じタイトルの「いちばん太鼓」。NYC NYUSAというバンドが歌っています。
余談ですが、2011年に放送された「カーネーション」の中で、このドラマを視聴するシーンがありました。当時見ていた人は懐かしかったですよね。
主題歌はドラマと同じタイトルの「いちばん太鼓」。NYC NYUSAというバンドが歌っています。
余談ですが、2011年に放送された「カーネーション」の中で、このドラマを視聴するシーンがありました。当時見ていた人は懐かしかったですよね。
1986年後半:都の風
続いて主題歌が登場したのは1986年。加納みゆきさん主演の「都の風」です。京都の老舗繊問屋に生まれたヒロインが家を飛び出してファッションデザイナーになる物語です。前半は結婚し、夫の実家のある奈良の旅館で働きますが、戦後にファッションの世界に飛び出していきます。
何事にも立ち向かっていくヒロインの物語で非常に朝ドラらしいですよね。ヒロインは3姉妹の末っ子で長女は松原千秋さん、次女は黒木瞳さんでした。
他にも柳葉敏郎さんなどが出演されていますよ。
このドラマの主題歌は「約束の旅 - 帰港 -」。西城秀樹さんの楽曲です。有名歌手が主題歌を担当したのは初めてで注目されました、楽曲を聞くために朝ドラを見始めたという人もいるでしょうね。元々「GENTLE・A MAN」というアルバムに収録されていた「帰港」という楽曲をリメイクしてシングルカットしています。
何事にも立ち向かっていくヒロインの物語で非常に朝ドラらしいですよね。ヒロインは3姉妹の末っ子で長女は松原千秋さん、次女は黒木瞳さんでした。
他にも柳葉敏郎さんなどが出演されていますよ。
このドラマの主題歌は「約束の旅 - 帰港 -」。西城秀樹さんの楽曲です。有名歌手が主題歌を担当したのは初めてで注目されました、楽曲を聞くために朝ドラを見始めたという人もいるでしょうね。元々「GENTLE・A MAN」というアルバムに収録されていた「帰港」という楽曲をリメイクしてシングルカットしています。
80年代に歌付きの主題歌があったのは4作品のみ!
1984年に主題歌が登場し、そこから定着したのかと思いきや、主題歌があったのはご紹介した4作品だけでした。
1987年から1989年まではまたインストのテーマソングだったんですね。ちょっと意外です。90年代に入ってからはヒット曲も多く誕生しています。90年代の主題歌もチェックしてみてください。
1987年から1989年まではまたインストのテーマソングだったんですね。ちょっと意外です。90年代に入ってからはヒット曲も多く誕生しています。90年代の主題歌もチェックしてみてください。
90年代後半のNHK朝ドラ主題歌集 - Middle Edge(ミドルエッジ)
90年代後半は、朝ドラ低迷期なんて言われていますが、それでも視聴率を見ると、やはりお化け番組だと思います。わずか15分で、毎回主題歌が流れるので、アーチストとしては朝ドラ主題歌くらい宣伝効果が高い抜擢は今もないのではないでしょうか?主題歌で朝ドラのイメージを残っているものも多い、90年代後半のNHK朝ドラ主題歌集を紹介します。
90年代の主題歌はこちらをチェック!
90年代前半のNHK朝ドラ主題歌集 - Middle Edge(ミドルエッジ)
今も視聴率20%を常時超える国民的テレビ番組「NHK朝の連続ドラマ小説(朝ドラ)」。朝ドラを朝の習慣にしている人も多いのではないでしょうか。毎日放送される朝ドラだけに、主題歌に起用されれば印象深くなるもの。そこで、ここでは90年代前半のNHK朝ドラ主題歌集を紹介します。
こちらは90年代後半です。
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