小学館が刊行する「小学二年生」が12月で休刊
小学館が刊行する学年別学習誌「小学二年生」が、部数の低迷などから12月発売の2017年2・3月合併号で休刊することが明らかになった。
同誌は大正14年の創刊。ピーク時の48年1月号は111万部を発行したが、今年11月号は約6万部まで落ち込んでいた。
同誌は大正14年の創刊。ピーク時の48年1月号は111万部を発行したが、今年11月号は約6万部まで落ち込んでいた。
小学館は、同社創立の1922(大正11)年に「小学五年生」と「小学六年生」を創刊。学年別学習雑誌の先駆けで、25年までに「小学一年生」から「小学四年生」までが相次いで刊行された。学年誌は同社の「創業以来の基幹事業」とされ、73年には「小学三年生」が102万部を記録するなどした。
だが、少子化や小学生のニーズの多様化などから、発行部数は各学年とも数万部程度まで減少。「小学五年生」と「小学六年生」は平成21年度に、「小学三年生」と「小学四年生」は23年度に休刊している。今回、「小学二年生」の休刊が決定し、かつて小学館の看板雑誌だった学年誌は「小学一年生」のみとなる。
だが、少子化や小学生のニーズの多様化などから、発行部数は各学年とも数万部程度まで減少。「小学五年生」と「小学六年生」は平成21年度に、「小学三年生」と「小学四年生」は23年度に休刊している。今回、「小学二年生」の休刊が決定し、かつて小学館の看板雑誌だった学年誌は「小学一年生」のみとなる。
小学館は「子供を取り巻く環境が大きく変化し、趣味嗜好が多様化している現在、読者ニーズに必ずしも合致しなくなった」と休刊理由を明かし、「『小学一年生』は、これまで以上の魅力的な企画を満載して次年度以降も刊行する」と意気込みをみせている。来春には、小学2~4年をターゲットにまったく新しい学習雑誌のシリーズを立ち上げ、新ジャンルを開拓する予定だという。
小学二年生
小学館が1922年より順次、創刊していた学年誌の一誌『セウガク二年生』として1925年に『セウガク一年生』『せうがく三年生』と共に創刊した。1941年度は戦時体制により雑誌名を『國民二年生』に、また1942年度から1945年度は姉妹誌の『一年生』『三年生』との統合誌『良い子の友』として刊行され、1946年度より再び『小学二年生』として復刊し現在に至る。
via pds.exblog.jp
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via www.kudan.jp
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(えんぴつ、直線定規、三角定規2種類、クリップ、世界地図&はたボード)