現場で叩き上げられた「浅倉南」
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日高のり子さんの代表作の1つに「タッチ」の浅倉南がありますよね。日髙さんが声優デビューしたのは1984年。タッチが放送されたのは1985年。声優デビューしてまだ名もない時にヒロイン役に選ばれたんですね。日髙さんはまだ演技経験が少ないうちに声優デビューしていたので、当時は演技力が酷評されていたんです。ですが、本人の耳には届かないようにしていたので自分が下手だという認識がなかったのだとか。
タッチのオーディションの時も上手ではなかったんですが、その声が評価され「下手だけどこの子にかけてみよう」ということで採用されたんです。「タッチ」にはキャッチャーの松平孝太郎役で林家こぶ平さんが出演されていました。日髙さんはこぶ平さんと一緒に先輩声優やスタッフから演技指導をされていたのだとか。ここで自分の実力不足を知ることになるのです。
特に、達也役の三ツ矢雄二さんからは「へたくそ!もっと僕のことを好きになってよ」と感情が伝わってこないことを指摘されていたそうです。南ちゃんといえば日高さんの声で、そんな風に言われていたなんて全然想像がつきませんよね。
最初はかなり厳しい指摘もされましたが、この指導のおかげで短期間でみるみる成長したそうです。
そして、三ツ矢雄二さんとは現在でも親交があり「コンビネーション」という事務所を共同で設立されているんですよ。
タッチのオーディションの時も上手ではなかったんですが、その声が評価され「下手だけどこの子にかけてみよう」ということで採用されたんです。「タッチ」にはキャッチャーの松平孝太郎役で林家こぶ平さんが出演されていました。日髙さんはこぶ平さんと一緒に先輩声優やスタッフから演技指導をされていたのだとか。ここで自分の実力不足を知ることになるのです。
特に、達也役の三ツ矢雄二さんからは「へたくそ!もっと僕のことを好きになってよ」と感情が伝わってこないことを指摘されていたそうです。南ちゃんといえば日高さんの声で、そんな風に言われていたなんて全然想像がつきませんよね。
最初はかなり厳しい指摘もされましたが、この指導のおかげで短期間でみるみる成長したそうです。
そして、三ツ矢雄二さんとは現在でも親交があり「コンビネーション」という事務所を共同で設立されているんですよ。
一番自分に近い役?「天道あかね」
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日高さんの代表作にはほかに「らんま1/2」の天道あかねがありますね。南ちゃんもあかねもヒロインですが、また違ったタイプですよね。天道茜は道場の跡取り娘で、かなり強気な性格(みなみも気が強いほうだとは思いますが)、男嫌いというのもありましたね。
日高さん自身、実家が空手道場で今まで演じた役の中で一番自分に近いのは天道あかねだと話しているそうです。
「らんま1/2」が放送されたのは1989年から。「タッチ」以降、経験を積んでからのぞんだ作品です。そしてこの作品に「タッチ」の時の日高さんのように新人として入ってきたのが主役の早乙女乱馬役、山口勝平さんです。
今度は日高さんが自分がされたように山口さんに指導をしたんだとか。そういった意味でも「タッチ」の現場の経験は生かされているんですね。ちなみに、山口さんは今でも日高さんに頭が上がらないのだとか。
そして山口さんとは同じ高橋留美子さんの次の作品、「犬夜叉」でも共演されています。山口さんは主人公の犬夜叉役。日髙さんは犬夜叉の元カノの桔梗役です。前作でヒロインだった日高さんを元カノ役にするなんて、キャスティング最高ですよね。
日高さん自身、実家が空手道場で今まで演じた役の中で一番自分に近いのは天道あかねだと話しているそうです。
「らんま1/2」が放送されたのは1989年から。「タッチ」以降、経験を積んでからのぞんだ作品です。そしてこの作品に「タッチ」の時の日高さんのように新人として入ってきたのが主役の早乙女乱馬役、山口勝平さんです。
今度は日高さんが自分がされたように山口さんに指導をしたんだとか。そういった意味でも「タッチ」の現場の経験は生かされているんですね。ちなみに、山口さんは今でも日高さんに頭が上がらないのだとか。
そして山口さんとは同じ高橋留美子さんの次の作品、「犬夜叉」でも共演されています。山口さんは主人公の犬夜叉役。日髙さんは犬夜叉の元カノの桔梗役です。前作でヒロインだった日高さんを元カノ役にするなんて、キャスティング最高ですよね。
「となりのトトロ」のサツキ役も!
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日高さんの代表作にはスタジオジブリ作品「となりのトトロ」のサツキ役もありますね。サツキは小学生の役ですがこれもヒロインといえばヒロイン役ですね。
サツキはしっかりものの小学生で妹メイの面倒もよく見ていました。南ちゃんもあかねもしっかり者なので日高さんはしっかり者の役のイメージがありますね。
日高さんはタッチが終わる時に不安を感じていたそうですが、「となりのトトロ」への出演でさらに知名度がアップしていったんです。子ども向けのアニメですからファン層も一気に広がったでしょうね。
サツキはしっかりものの小学生で妹メイの面倒もよく見ていました。南ちゃんもあかねもしっかり者なので日高さんはしっかり者の役のイメージがありますね。
日高さんはタッチが終わる時に不安を感じていたそうですが、「となりのトトロ」への出演でさらに知名度がアップしていったんです。子ども向けのアニメですからファン層も一気に広がったでしょうね。
「ピーターパンの冒険」で少年役も!
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日高のり子さんといえばヒロイン役のイメージが強いと思います。それはじつは業界内でも同じでした。
「らんま1/2」のモブ役で女性声優が少年の声をあてなくてはいけない、ということがありました。その時、女性声優は日高さん一人。するとスタッフは「来週撮ろう」といって日高さんには頼まなかったんだとか。自身も少年役をやったことがなかったので「やります!」とは言えずく易しい思いをしたそうです。
「ピーターパンの冒険」のウェンディ役のオファーをもらったのですが、自分の殻を破るために少年役をやりたい!と立候補し、みごと主役のピーターパン役に選ばれました。ここから、少年の役もこなすようになったんですね。
その後も「ふしぎの海のナディア」のジャン役、「ドッジ弾平」の主人公弾平役も演じています。ジャンは18歳にまで成長し、青年の声を当てるのは初めてで緊張したけれどやりがいも大きかったのだとか。
また、「ドッジ弾平」には弾平の親友役として野沢雅子さんも出演されていました。野沢雅子さんといえば、鬼太郎、孫悟空など少年声優のパイオニアみたいな存在ですよね。そこで野沢雅子さんから学ぶことも多く、さらに演技の幅が広がったんですよ。
「らんま1/2」のモブ役で女性声優が少年の声をあてなくてはいけない、ということがありました。その時、女性声優は日高さん一人。するとスタッフは「来週撮ろう」といって日高さんには頼まなかったんだとか。自身も少年役をやったことがなかったので「やります!」とは言えずく易しい思いをしたそうです。
「ピーターパンの冒険」のウェンディ役のオファーをもらったのですが、自分の殻を破るために少年役をやりたい!と立候補し、みごと主役のピーターパン役に選ばれました。ここから、少年の役もこなすようになったんですね。
その後も「ふしぎの海のナディア」のジャン役、「ドッジ弾平」の主人公弾平役も演じています。ジャンは18歳にまで成長し、青年の声を当てるのは初めてで緊張したけれどやりがいも大きかったのだとか。
また、「ドッジ弾平」には弾平の親友役として野沢雅子さんも出演されていました。野沢雅子さんといえば、鬼太郎、孫悟空など少年声優のパイオニアみたいな存在ですよね。そこで野沢雅子さんから学ぶことも多く、さらに演技の幅が広がったんですよ。
2000年頃からはお母さん役も!
今まで数多くのヒロインを演じてきた日高さんですが、最近では主人公やヒロインのお母さん役を演じることも多いです。「まっすぐにいこう。」の郁子の母、「チーズスイートホーム」のお母さん、「深夜!天才バカボン」のバカボンのママ役、「映像研には手を出すな!」(水崎の母)など。主役級の役もこなしながらチョイ役もこなすので現在でも変わらず活躍されています。今後の日高のり子さんの活躍も楽しみですね。
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バーボン 2020/9/18 07:40
海外のアニメや映画の吹替えに
タレントや俳優を起用する事が
よくあるけれどビックリするくらい
上手くてピッタリ!
というのは殆どいないね。