西野バレエ団を覚えていますか?
2015年10月5日 更新

西野バレエ団を覚えていますか?

由美かおる、奈美悦子…今でも活躍しているタレントさんですよね。そのお二人が「西野バレエ」出身というのはご存じでしたか?昭和の女の子たちの憧れ、西野バレエについて語ります!

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先日「島田歌穂とともに大人になった…」の記事に「西野バレエ団」のことをちょっと書きましたが、思いのほか反響があってびっくりしています。みなさんやはり西野バレエに思いいれあるんだなあと思いました。
そこで、今回は「西野バレエ」についてもう少し掘り下げてみたいと思います。

【1】西野バレエって?

歴史は宝塚から!

歴史は宝塚から!

宝塚といえば知らない人はいないでしょう。いわゆる「女の園」。実は、宝塚は一時期男子部がありました。
西野バレエ創設者の西野皓三氏はその宝塚男子部出身なんです!
西野皓三

西野皓三

西野 皓三(にしの こうぞう、1926年 - )は、西野バレエ団の創始者で西野流呼吸法・西野塾主催者。
大阪府生まれ。大阪市立医専(現 大阪市立大学医学部)在学中、宝塚歌劇団男子部に2期生として入団。本格的なバレエを習得するために東京の東勇作バレエ団に「内地特別留学生」として宝塚に籍を置きながら1年間派遣され、その後は宝塚歌劇団・宝塚音楽学校バレエ教師として教えるかたわら振付を担当。1951年ニューヨークのメトロポリタン・オペラ・バレエスクールに留学。1953年西野バレエ団結成。日本各地で古典バレエからコンテンポラリー作品まで数多くの作品を上演しその構成・演出・振付を行う。同時にバレエ評論家として読売・朝日・毎日など各新聞紙上にバレエ評を執筆。(wikipediaより)

【2】井筒和幸監督作品「ガキ帝国」にも「西野バレエ」に憧れる少女が

1981年公開の映画「ガキ帝国(監督・井筒和幸)」をご存じですか?
昭和40年代の大阪の不良の青春群像を描いた作品です。

2011-0167 - YouTube

予告篇:「ガキ帝国」 キネ旬ベストテン(1981年)7位 監督:井筒和幸 脚本:西岡琢也 原案:井筒和幸 出演者: 島田紳助 松本竜介 趙方豪 升毅 玉野井徹 中浩二 永田憲一 篠田純 山本孝史 藤田佳昭 北野誠 上野淳 けいすけ 名村昌晃 米村嘉洋 紗貴めぐみ 雅薇 森下裕巳子 渡辺とく子 平川幸雄 大杉漣 夢...
主人公・リュウを演じるのは島田紳助さん、そして紗貴めぐみさんがその恋人・京子役ですが、作品中で京子がこんなせりふを言います。
「ケンだけにうちの夢いうたるわ。うちな、西野バレエ団入って、紅白の応援で踊るねん」
via ガキ帝国
京子の夢は叶わなかったのですが、このせりふ、当時の女の子たちが西野バレエに憧れていたってことがわかりますよね。

今だったらハロプロかAKBのようなものでしょうか。。

【3】出身者は?

西野バレエ出身のタレントさんは今でも活躍しています!
由美かおる

由美かおる

由美 かおる(ゆみ かおる、1950年11月12日 - )は、日本の女優。本名:西辻 由美子(にしつじ ゆみこ)。
京都府京都市生まれ、6歳から兵庫県川西市で育つ[1]。血液型B型。身長157cm。体重44kg。スリーサイズはB86cm W58cm H86cm。 本人によると、スリーサイズはデビュー当時(15歳)から現在までほぼ変わっていないという。私立梅花高校中退。
1962年「西野バレエ団」に入団し、1965年『サンデー志ん朝』、1966年『11PM』に出演、抜群のプロポーションと愛らしい風貌と網タイツ姿で人気を集める。1967年、音楽番組『レ・ガールズ』(日本テレビ)で、金井克子や奈美悦子らと共演し、ミニスカート姿でマリリン・モンローのレパートリー等を歌って踊るシーンが話題を呼んだ。
1986年から、人気時代劇『水戸黄門』に「かげろうお銀」役でレギュラー出演。番組の中で披露される入浴シーンは名物となり(後述)、「疾風のお娟」と名前を変えて活躍した。ちなみに水戸黄門には「かげろうお銀」役以前から何度もゲスト出演をしていた。合気道四段の猛者でもあり、劇中では今尚華麗なアクションでお茶の間を楽しませているアクション女優としての一面もある。(wikipediaより)
奈美悦子

奈美悦子

奈美 悦子(なみ えつこ、1950年12月27日 - )は、日本のタレント・女優。本名は並川 悦子(なみかわ えつこ)。奈良県北葛城郡広陵町出身。
奈良県大和高田生まれ。金井克子、原田糸子、由美かおるに次ぐ西野バレエ団の4番目のスターとして、全国1500人の中から選ばれ、特別個人レッスンを数年間受け、16歳でデビュー。八尾市立曙川中学校を経て、大阪女子短期大学付属高等学校在学中の1967年2月、「発車、オーライ!」でドラマデビュー。同年7月「大阪ブルース」で歌手としてもデビューする。同年8月から「レ・ガールズ」が「文五捕物絵図」と並行して始まる。

現在は、女優というよりはタレントとしてバラエティ中心に活動中。バラエティでの歯に衣着せぬ毒舌が持ち味で、メディア取材の際、奈美は、雑穀アドバイザー資格を取得時、(病気がきっかけなので)「転んでもただでは起きませんから」と、再々婚した時は「おとしまえをつけました」と、それぞれ喜びのコメントを時に"奈美節"と呼ばれる毒舌でこたえた。(wilipediaより)
金井克子

金井克子

金井 克子(かない かつこ、本名は足立 克子、1945年6月17日 - )は日本の歌手・元バレエダンサー。
1953年、西野バレエ団に参加。1959年、モデルとして芸能界入り。1962年8月、「ハップスバーグ・セレナーデ/涙の白鳥」でレコード・デビュー。1964年からNHK『歌のグランド・ショー』に出演し、由美かおるらと共に西野バレエ団五人娘と評され、人気を博す。
1965年には「ノーチェ デ・東京」が初ヒットを記録。またNHKへの貢献度も評価され、翌年の第17回NHK紅白歌合戦に「ラバーズ・コンチェルト」で初出場を果たす。紅白史上初めて”出場歌手のパンツが見えた”として騒がれた。西野バレエ団の後輩である原田糸子と由美かおるもバックを固めて参加した。
1996年、「歌のグランド・ショー」の出演に対して、第3回ギャラクシー賞 テレビ・個人部門を受賞。

1973年、「他人の関係」が振付けで話題を呼び、自身では初めてオリコン・シングルチャートでTOP10にランクインし、公称ではあるが100万枚以上の売上げを記録。その年の第15回日本レコード大賞企画賞を受賞し、第24回NHK紅白歌合戦にも出場した。(wikipediaより)
原田糸子・江美早苗

原田糸子・江美早苗

原田糸子さん(写真左)は1949年生まれ。

西野バレエ団5人娘の一人として金井克子、由美かおる、奈美悦子、江美早苗らとともに活躍。大阪女学院高等学校卒業。
1966年「銀嶺は恋してる」で映画デビュー。
1967年「ヴェニスの恋」で歌手デビュー。
現在は、千葉県香取市で陶芸家として活躍。(wikipediaより)

江美早苗さん(写真みば)は1951年3月生まれ。
「新婚さんいらっしゃい」の初代アシスタントです。
西野バレエ退団後は「中里綴」「神田エミ」のペンネームで作詞家として活動していました。
南沙織、中森明菜、堀ちえみ、少年隊などにヒット作を提供していました。
作家としてこれからだというときに1988年離婚した元夫の手により亡くなってしまいました…

筆者は明菜のアルバムで「中里綴」の名前をよく見ていました。
なくなったときの報道を見て、元・江美早苗さんだと知り、ショックを受けたことを覚えています。
他にも「サインはV」でキャプテンを演じた岸ユキさん、吉田拓郎の最初の妻だった志摩ゆきさん、前回でも紹介した島田歌穂ちゃんなどなど…すばらしいエンターティナーを輩出していたのが西野バレエだったのです。

それでは「由美かおる・金井克子・奈美悦子・原田糸子・江美早苗」、この5人のユニット、「レ・ガールズ」。そしてそのユニット名を番組タイトルとした彼女たちのレギュラー番組をご覧ください!

【4】レ・ガールズ

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