角川映画・戦国自衛隊
日本映画が勢いに満ちていた頃、代表的な製作会社である角川春樹事務所が手がけたスケール感ある映画、戦国自衛隊。
半村良原作のSF小説を下敷きに、映画らしい表現を加えられた作品です。
半村良原作のSF小説を下敷きに、映画らしい表現を加えられた作品です。
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千葉真一芸能生活20周年・ジャパンアクションクラブ (JAC ) 発足10周年記念作品。1980年の第23回 ブルーリボン賞ではスタッフ賞を受賞した。
主演・千葉真一をはじめとする豪華キャスト
主演の千葉真一は後にタランティーノ映画にも出演するほどの人物になりました。この頃20周年を向かえています。彼が発足したJACには真田広之が在籍していました。そういえば彼もハリウッドデビューしていますね。
via ord.yahoo.co.jp
伊庭義明 三等陸尉 - 千葉真一
長尾平三景虎 - 夏木勲
武田信玄 - 田中浩
武田勝頼 - 真田広之
菊池弘次 一等陸士 - にしきのあきら
根本茂吉 二等陸士 - かまやつひろし
矢野隼人 陸士長 - 渡瀬恒彦
木村治久 三等陸曹 - 竜雷太
みわ - 小野みゆき
真田昌幸 - 角川春樹
子供のような武士 - 薬師丸ひろ子
正吉 - 草刈正雄
製作陣も熱い男たちばかり
via hanmura.com
原作は角川文庫にも収められている半村良のSF小説『戦国自衛隊』で、プロデューサー・角川春樹はUFOや映画『スター・ウォーズ』などの時代に合わせて時代劇にSFを加味して、角川の意図で青春映画として製作した。
斎藤光正は「自分が監督するからには、青春映画でないと意味がない」と語り、脚本の鎌田敏夫もテレビドラマ『俺たちの旅』シリーズで青春ものを手掛けていたことから、アクション・SF・戦争・時代劇に運命を翻弄される自衛隊員の青春群像が盛り込まれた作品である。
フジテレビジョンと共同製作する予定だったが提携できず、角川は自宅を抵当に入れ銀行から融資してもらい、製作費11億5千万円を捻出した。
当時の日本にはお金が有りました。だからといって今のようなCG技術は無く表現の幅もそれほど広くはありません。しかし、今の時代でも名作として語られる映画の多くは80年代(70年代も)に製作されています。
情熱のあった時代なのかもしれませんね。
情熱のあった時代なのかもしれませんね。