伊庭三尉率いる自衛隊一個小隊は演習地に向かう途中の海岸で、奇妙な閃光に包まれる。気がつくとそこは400年前の戦国時代だった。伊庭たちは戦車、ヘリコプター、装甲車などの近代兵器もろともタイムスリップしてしまったのだ。そんな彼らの前に、武田信玄と戦うために川中島へ向かっていた戦国武将・長尾景虎が現れた。
伊庭は景虎から「あなたは戦国時代で生きるべき人だ」と、一緒に天下を取ろうと誘われる。伊庭は戸惑いながらも戦国時代を謳歌していることに気づき、二人にはいつしか友情が芽生えていた。部下たちも近隣の農民とその娘たちと交流し、中には農民の娘と恋に落ちる隊員もいた。それぞれに戦国時代と向き合っていくが、一方で現代に戻ろうと抗い、原住民と交流することは歴史を変えてしまうと慎重な者もいた。
景虎と天下を取ることで歴史が変わり、現代に戻れると考えた伊庭は、天下をとるために京へ行くと部下に宣言し、隊員もこれに従う。景虎は越後から西へ進んで浅井・朝倉連合を、伊庭は南へ進んで信濃の川中島で武田信玄をそれぞれ討ち破って京で再び会おうと約束し、進発した。
これから先のストーリーは是非、実際に映画を見て欲しいと思います。しっかりと人間ドラマが描かれている序盤、中盤のストーリー展開は素晴らしいの一言。生身の人間が演じているからこそ出せる空気感があるような気がします。
見どころ
via stat.ameba.jp
千葉は時速100kmで飛ぶヘリコプターにロープ1本でぶら下がり、乗馬で地面にある矢と弓を左右に傾いて拾い上げるスタントを吹き替え無しで演じたのに加えて、ヘリコプターから宙吊りになるシーンは自前のハイスピードカメラを足に括りつけて撮影し、騎手の目線を写すためにカメラを取り付けたヘルメットを被り乗馬するなど、アクション監督としても自ら撮影を行っており、これらの敢行はスタッフをとても心配させた。
via www42.tok2.com
61式戦車 - 8,000万円かけて製作されたレプリカ車両。
M3A1装甲車 - M16対空自走砲の改造車
2トン半トラック
73式小型トラック - 原型である三菱J-24を陸上自衛隊仕様に仕立てたレプリカ
1/4tトレーラ
哨戒艇
三菱シコルスキー S-62
M72 LAW
12.7mm重機関銃M2
62式7.62mm機関銃
64式7.62mm小銃
M1騎銃
11.4mm短機関銃M3A1
11.4mm拳銃
火縄銃
日本最高峰のアクション俳優組織、JACが演じているアクションはとにかく圧巻の一言。臨場感のあるシーンが映画をとおして展開されます。
日本映画の代表作!
映画にお金がかけられた時代、と言ってしまえばそれまで。それでもこの映画は名作としての要件を満たしているように思います。
作り手の熱さ、それを受け止める製作会社の熱さも同じ熱量、俳優陣も素晴らしい。思えば顔の良いすっきりとした人間はほとんどいないような。
今を否定はしませんが、猫も杓子も細くてスッキリの男女が出てくる映画の間にこんな熱いモノがあってもいいのではないかと思います。
ぜひ一度、熱い時代の日本映画を見てください。
きっと熱いものを感じてくれると思います。
作り手の熱さ、それを受け止める製作会社の熱さも同じ熱量、俳優陣も素晴らしい。思えば顔の良いすっきりとした人間はほとんどいないような。
今を否定はしませんが、猫も杓子も細くてスッキリの男女が出てくる映画の間にこんな熱いモノがあってもいいのではないかと思います。
ぜひ一度、熱い時代の日本映画を見てください。
きっと熱いものを感じてくれると思います。