本当に起きたら絶対怖い!ホラー映画「ポルターガイスト」はどんな映画?
2019年11月12日 更新

本当に起きたら絶対怖い!ホラー映画「ポルターガイスト」はどんな映画?

1982年に放映された「ポルターガイスト」。SFホラー映画であるポルターガイストってどんな映画だった?そして、映画で起こっているポルターガイストって本当に起こるものなの?今回はそんな本当に起きたら絶対怖い、映画「ポルターガイスト」についてご紹介します!

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映画「ポルターガイスト」とはどんな映画なの?

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1982年に放映された「ポルターガイスト」。
この映画はSFホラーとして放映されとても人気となった映画であるとともに、スティーヴン・スピルバーグ氏が製作した映画としても有名になりました。

80年代が世代の人ならば誰でも知っている映画「ポルターガイスト」ですが、この映画のストーリーとはどんな内容なのでしょうか?

そして、この映画の題材にもなっているポルターガイストという現象とはどのような現象なのでしょうか?

今回は映画「ポルターガイスト」のストーリーと、ポルターガイスト現象についてご紹介します!

映画「ポルターガイスト」ストーリー①:異変の始まり

「ポルターガイスト」という映画のストーリーは、ある平凡な家族に異変が起こることから始まります。

その異変とは、次女のキャロル・アンが、夜中に両親の寝室にあるテレビに向かって、まるで誰かと話をしているかのように話をしたことでした。

この物語の家族は5人家族です。
家族構成は、父親のスティーブ、母親のダイアン、長女のダナ、長男のロビー、次女のキャロル・アンです。

夜中のキャロル・アンの行動に疑問を感じる家族ですが、翌朝から誰も触っていないコップが割れたり、フォークが曲がったりといった異変が起き始めます。

そして、その異変はだんだんと規模を増していくのです。

朝の異変があった後、誰も触っていないのに、ダイニングテーブルの下に直した椅子がテーブルから出ていたり、椅子がテーブルの上に積み重ねられているという異変が起こります。

椅子が勝手に動いていたことに驚いたダイアンでしたが、キャロル・アンは、椅子を誰が動かしたのかを知っているようでした。

その夜、スティーブが仕事から帰ってくると、ダイアンがスティーブの手を引っ張ってダイニングに連れて行きました。

ダイニングの床には円が書かれていましたが、その円の中に椅子を置くと、椅子がひとりでに1〜2mほどスーッと動いたのです。その現象にスティーブは驚きましたが、ダイアンはこの目に見えない何者かの行いを楽しんでいました。

それから、この現象が自分の家だけに起こっているのかを確かめるために、スティーブとダイアンは隣人を訪ねますが、やはりこの現象は自分の家だけに起こっていることが分かったのです。


ある日の夜、外は嵐が来ていて雨が降り荒れていました。そして、子供部屋の窓から見える不気味な古い大木が窓を突き破ってロビーを襲いました。
ロビーは木に引っかかってしまい、そのまま木と一緒に外に飛び出してしまったのです。

大きな音に驚いたスティーブとダイアンとダナは、慌てて子供部屋に行き、ロビーを探しに外に行きました。

雨風の激しい裏庭で古い木に捕らえられているロビーをやっとのことで助けた3人。すると、古い木は根本から折れて風に飛ばされてしまいました。

一方、1人子供部屋に取り残されたキャロル・アンでしたが、突然クローゼットのドアが勝手に開き、部屋のおもちゃや本などの物が次々とクローゼットの中に吸い込まれていきました。そして、キャロル・アンもクローゼットの中に吸い込まれてしまったのです。

ロビーを家の中へ連れ帰ったスティーブとダイアンとダナでしたが、キャロル・アンが心配になり、スティーブとダイアンは子供部屋へ急いで行きました。しかし、子供部屋にキャロル・アンの姿はありません。家の中や外でキャロル・アンを探しますが見つけることができませんでした。

探し回っている時にロビーの叫び声が聞こえて、3人は慌ててロビーの元へ駆けつけました。
そして、ロビーがいる寝室でキャロル・アンの声が聞こえました。ダイアンは安心しキャロル・アンを呼びましたが、キャロル・アンの姿はどこにも見えず、その声がテレビの中から聞こえてくる事に驚愕したのです。
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映画「ポルターガイスト」ストーリー②:レシュ博士たちの来訪

ある日、スティーブは超心理学博士のレシュ博士を訪ねました。
そして、スティーブは自分の家で現実ではありえないような異変が起こっていること、そして、見えない何かに囚われてしまった娘のキャロル・アンを助けて欲しいと頼みに行きました。

超心理学者のレシュ博士は、2人の助手を連れて、スティーブ宅を訪問します。そして、スティーブ宅で起こっている異変をポルターガイストだと断定します。

それから、レシュ博士は、この家族の問題を解決し助けるまでに行動するのです。

レシュ博士とその助手たちは調査の過程で、光が発生している場所からポルターガイストの発生地である子供部屋のクローゼットが異界への入り口で、階段下の天井が出口なのではないかと結論づけます。
そして、スティーブ宅のポルターガイストを特殊な機械で録画しながら、キャロル・アンを救出するための方法を考えていると、子供部屋から光が放たれました。
その光景をレシュ博士や助手、そして、家族がしばらく呆然と見ていました。すると、その光は階段を降り、やがて階段下から天井へ上がって行ったのです。

録画したその様子を再度みんなで確認しました。すると、ただの光だと思っていた不思議な発光体は、数人の人の姿だということが分かりまったのです。

翌朝、身の危険を感じた両親は、子供たちを友達の家や祖母の家へ向かわせました。
そして、家にはスティーブとダイアンだけになりました。
レシュ博士と助手は一旦スティーブ宅を離れ、強力な助っ人を連れて戻ってくる事を約束し、去っていきました。

その日、しばらく風邪で休んでいる事を心配したスティーブの会社の社長がスティーブを訪問してきました。
社長はスティーブの業績をかっていて、スティーブがこのまま仕事を辞めてしまうのではないかと心配して、スティーブが戻ってきてくれるなら共同経営者にしたいと言いました。

スティーブの仕事は不動産で、スティーブが住んでいる場所の近辺をスティーブの勤める会社が造成工事を行い、土地を売っていました。しかし、その土地は元々お墓が建っていたのですが、工事の際にそのお墓を移動させていました。しかし、実はお墓の移動は墓石のみで、土葬されている棺や遺体を移していなかったのです。

そして、その事実を知るのは社長のみで、スティーブはずさんな方法で工事が行われている事を知らなかったのです。

映画「ポルターガイスト」ストーリー③キャロル・アン救出

数日後、レシュ博士は、タンジーナという強力な力を持った霊能者を連れて戻って来ました。

そして、タンジーナは霊視をし、スティーブ家に起こっているポルターガイストは子供部屋のクローゼットが始まりだという事とキャロル・アンが生きている事を両親に告げました。

その事を聞いたダイアンは、タンジーナの言葉に安堵しました。

しかし、タンジーナは、キャロル・アンが異世界で強力な力を持つ魔物に囚われていることや、別の幽霊たちとも一緒にいることを言ったのです。

さて、とうとうキャロル・アンの救出作戦が決行されました。
まず、クローゼットの光が階段下の天井とつながっている事を確かめるために、クローゼットにテニスボールを投げ入れました。すると、階段下の天井からテニスボールが出てきました。その事で、クローゼットが入り口で階段下の天井が出口である事を再度確認しました。

キャロル・アンの救出作戦はまず、ダイアンが異世界にいるキャロル・アンに話しかけて、キャロル・アンを光の手前までに誘導します。そして、クローゼットの光の入口から入ってキャロル・アンを助け、階段下の天井の光から出てくるというものでした。

そして、救出作戦を決行します。
タンジーナはダイアンにキャロル・アンを誘導するように言いました。そして、ダイアンはクローゼットからキャロル・アンに語りかけます。すると、キャロル・アンが応答し、ダイアンの誘導でキャロル・アンを光の手前まで誘導する事に成功しました。

そして、ここからはタンジーナが光の中に入りキャロル・アンを助け出すと言いましたが、ダイアンが自分で行くことを言い、タンジーナを説得しました。
ダイアンの真剣な眼差しに、タンジーナは承諾したのです。

タンジーナはスティーブにロープをクローゼットの光の中に入れるように言いました。
そして、スティーブはロープをクローゼットの光の中に入れ、ロープの端の方をしっかりと握りました。すると、光の中に入れたロープが階段下の天井の光から出てきて、そのロープをレシュ博士と助手たちが掴みました。

それから、ダイアンが体にロープを巻き付け、クローゼットの光の中へ入って行き、スティーブはそのロープをしっかりと掴みました。

すると、タンジーナが異世界にいる幽霊たちも助けようと、幽霊たちを光の中に誘導し始めたのです。
スティーブは、タンジーナの行いに驚き、ロープを引くなと言ったタンジーナのいう事を聞かず、ダイアンとキャロル・アンを助けようとロープを引っ張ってしまいました。

すると、光の中から、緑の骸骨のような魔物が現れたのです!

それに驚いたスティーブは掴んでいたロープを離してしまいました。しかし、離したロープは階段下の天井の光の出口からするするっと落ちてきて、ロープを体に巻き付けたダイアンと母親に抱かれたキャロル・アンが落ちてきたのです。

助かった事を喜んだものの、異世界から戻ってきた2人には意識がありません。それはおろか、息をしていないのです。
タンジーナが2人をあらかじめ溜めておくように言っておいたお風呂の湯に入れなさいと強く言いました。
そして、スティーブと助手たちはダイアンとキャロル・アンを抱えて、浴槽に入れたのです。

息をして欲しいと願うスティーブ。すると、ダイアンとキャロル・アンは息を吹き返し、意識が戻ります。そして、3人は抱き合いよろこびを噛み締めるのでした。

その様子を見ながら、「この家は清められた」という言葉を残して、霊能者タンジーナと博士たちはスティーブ家を後にしました。
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映画「ポルターガイスト」ストーリー④:新たな危機。そして、脱出

家族にまた平和な日常が戻ってきましたが、家族は引っ越しを決めました。
大体の荷物を先に引越し先へ送り、ダナは友達の家へ、スティーブは退職の話を社長にするために会社に行きました。

ポルターガイストのあった家で最後の夜を過ごすダイアンとロビーとキャロル・アン。
ロビーとキャロル・アンはベッドに入り、ダイアンはゆっくりと入浴していました。

しかし、平和が訪れたと思った家に、また異変が起きます。

子供部屋では、元々不気味だったピエロの人形がロビーを襲い、ロビーはピエロと戦って難を逃れます。
しかし、またあのクローゼットの中から光が現れ、ロビーとキャロル・アンはクローゼットの光の中に吸い込まれそうになりました。

一方、ダイアンは入浴後、寝室で髪を乾かし、寝室のベッドに横になっているときに子供部屋からの叫び声に気づきました。

子供たちを助けようと子供部屋に向かおうとしますが、見えない力に妨害されたり、子供部屋を開けようとすると魔物のような幽霊が出てきて、子供部屋に入ることができませんでした。

子供部屋に入ることができないダイアンは外に出て助けを求めようとしますが、外は嵐で荒れていてなかなか助けを呼びに行くことができません。
それはおろか、地中から次々と遺体が出てきて襲ってくるのです。

その騒ぎを聞きつけて、隣人がやってきました。ダイアンは隣人に助けを求めますが、ダイアンの必死の形相に隣人は困惑してしまいました。

そして、助けを求めても何もしてくれない隣人に諦めを感じたダイアンは、再度家に入り子供部屋に急ぎました。
しかし、ダイアンはまたもや幽霊の妨害に遭ましたが、やっとのことで子供部屋にたどり着き、子供部屋のドアを開けました。すると、ロビーとキャロル・アンが今にもクローゼットの光の中へ吸い込まれそうになっていました。

ダイアンは2人の手を取り力一杯引っ張って、ようやくロビーとキャロル・アンを救出することができたのです。

子供たちを助けたダイアンは、子供たちを連れて、家の外に出ようとしていました。

その時、スティーブが会社から社長を連れて帰ってきました。
しかし、スティーブは家の中の異変に気がつき、急いで玄関のドアを開けました。
そこにはダイアンたちがいましたが、スティーブが家に入ろうとすると玄関のドアが勝手に勢いよく閉まり、開かなくなってしまいました。

玄関のドアが開かなくなり出ることができなくなったダイアンたちは、裏のドアから出ようと家の中を走りますが、行く先々で遺体が襲ってくるのです。

実は、スティーブの家もスティーブの会社が造成工事を手掛けました。そして家の敷地内にいくつもの遺体を見たスティーブは、造成工事の際に社長が墓石だけを移して遺体を移さなかった事に気づき、社長を責めたのです。

スティーブが社長を怒っていると、裏庭から3人が出てきました。それに気づいたスティーブは、社長を残し、3人を車に乗せエンジンをかけようとします。その時、タイミング良くダナが帰ってきたので、ダナを車に乗せてポルターガイストの続く家から逃げることができたのです。

スティーブ一家が去った後、残された社長と近所に住む人たちは、異変の起こるスティーブ家の様子を見ていました。
そして、家の中の物を吸い込み続けるクローゼットの光は、やがて家を吸い込みました。すると、その光は消え、後には何も無い土地だけが残ったのです。

悪霊の魔の手から逃れることができたスティーブたちはモーテルに着くと、呆然としながら一室に入っていきました。
そして、しばらくするとスティーブが部屋から出てきて、部屋の中のテレビを部屋の外に出したのでした。

「ポルターガイスト」の登場人物とは?

ポルターガイストの登場人物で主役と言えるのは、平凡な5人家族のフリーリング家です。

父親はスティーブ、母親はダイアンです。
そして、2人には3人の子供がいます。

子供たちは、長女のダナ、長男のロビー、次女のキャロル・アンです。

この「ポルターガイスト」では5人の家族が主役なだけあって、ポルターガイストという心霊現象を5人全員が体験するので、家族5人の動向が見ものです。

そして、主役の家族5人を助ける役目をするのが、霊能者のタンジーナと、超心理学者のレシュ博士、そして助手のライアンとMr.ティーグです。

彼らは脇役ですが、物語には欠かせない役割を持っています。

その他には、スティーブの会社の社長と、隣人が出てきます。

「ポルターガイスト」の監督スティーヴン・スピルバーグはどんな人?

スティーヴン・スピルバーグは、アメリカのとても有名な監督で、脚本家でもあります。
名前を聞けば知らない人はほとんどいないのではないでしょうか?

スティーヴン・スピルバーグが監督した映画で有名なのは、「E.T」や「ジョーズ」、「マイノリティ・リポート」などがあります。

しかし、この有名な映画である「ポルターガイスト」は、スティーヴン・スピルバーグが手掛けているものの、監督をしたのではなく、制作として手掛けた映画です。

しかし、なぜスティーヴン・スピルバーグがこの映画の監督をしなかったのかというと、この「ポルターガイスト」を製作中に自身が監督した「E.T」の公開と重なってしまい、多忙だったために、監督ではなく制作に回ったのです。

ですが、この「ポルターガイスト」は、スティーヴン・スピルバーグが監督をしなかったにも関わらず、SFホラーとしてとても有名になりました。
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そもそも、ポルターガイストって何?

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