志村けんさんの出演に隠された秘話
2020年3月、新型コロナウィルスにより亡くなったコメディアンの志村けんさん(70)。生前、コント一筋の芸能人生でしたが、なんと「鉄道員(ぽっぽや)」へ出演していました。その際の秘話を下記よりご覧ください。
なお、同作のロケ地であるJR根室線幾寅駅には、志村さんの訃報に接し、記帳台が設けられました。
なお、同作のロケ地であるJR根室線幾寅駅には、志村さんの訃報に接し、記帳台が設けられました。
「鉄道員(ぽっぽや)」で映画に単独初出演。原作にはない回想シーンでの出演だったが、こちらも健さんや降旗康男監督の熱烈なラブコールがあった。志村さんは後に、自宅の留守番電話に健さんから直接メッセージが入っていたことで出演を決意したと語っている。
作品データ
原作 浅田 次郎
監督 降旗 康男
脚本 岩間芳樹、降旗 康男
出演 高倉健、大竹しのぶ、広末涼子等
公開 1999年(平成11年)
配給 東映
時間 112分
監督 降旗 康男
脚本 岩間芳樹、降旗 康男
出演 高倉健、大竹しのぶ、広末涼子等
公開 1999年(平成11年)
配給 東映
時間 112分
原作は短編でした
「鉄道員」も含め、どれも40ページ前後の作品なので、浅田次郎短編集と言えるかもしれません。
あの短い小説が2時間近い映画になったことにまず驚く。
のちに「オリヲン座からの招待状」が同様の映画になったことで、浅田次郎の短編は映画として膨らませやすいのかと思ったのだが、一途に鉄道員としての生き様は原作以上のものを感じた。
昔見たときは、高倉健が駅長とは似合わないと思っていたのだが、今また見直して見ると実に似合っているように思えた。年月がそうさせたのか。
この冬、寒い夜に今一度ご鑑賞されてはいかがですか?
何度観ても、心が温かくなる名作です。
何度観ても、心が温かくなる名作です。