1997年の大ヒット作「タイタニック」、国内の映画館でついに見納めへ!
神戸市兵庫区の映画館・パルシネマしんこうえんが、90年代を代表する映画のひとつ「タイタニック」の“日本国内最後”の上映を行うことが明らかとなりました。日程は6月29日~30日。
第一報はこちらです!
「タイタニック」国内ラスト上映 神戸で29、30日 : https://t.co/qHRWeEcQRR#神戸新聞 #タイタニック pic.twitter.com/SA9HTdWq57
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) June 10, 2019
なぜ「国内最後」なのか?
今回の「タイタニック」の上映ですが、なぜ“国内最後”と銘打っているのでしょうか?これは、6月末で配給元の国内上映権(国内の映画館で映画を上映する権利)が切れるため。上映を継続するためには、他の配給会社が同権利を獲得する必要があるのですが、既に公開から20年以上が経過し、さらにDVDなどが幅広く普及していることから、新たに権利獲得に動く配給会社が現れる可能性は低いとみられています。
国内で1600万人が動員され、空前のヒットとなった「タイタニック」。90年代当時、映画館で「タイタニック」を観て涙したその感動を、20年の時を経て今一度体験してみるのも良いかもしれません。上映の詳細は公式サイトでチェックしてみましょう!
様々な形で普及した「タイタニック」!!
上述の通りDVDなどの流通により、新たに国内上映権を獲得する配給会社が現れる可能性が低いとみられている「タイタニック」。では、具体的にどのような形で日本国内に流通しているのでしょうか?いくつかピックアップしてみたいと思います。
VHS、レーザーディスク
90年代の映像作品の主流であったVHS。当時レンタルビデオ屋で借りて観た方も多いと思います。また、レーザーディスク版も発売されていました。
via www.amazon.co.jp
DVD
21世紀に入るとDVDが爆発的に普及しました。2005年には「アルティメット・エディション」として、未公開シーンなどが収録された3枚組DVDも発売されています。
via www.amazon.co.jp
via www.amazon.co.jp
Blu-ray
2012年にはタイタニックの「3Dリマスター版」が製作され、同作を3Dで楽しめるようになりました。この3D版は、2010年代に普及したBlu-rayで楽しむことが出来ます。