ジャンヌ・ダルクとは?
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まず、ジャンヌ・ダルクとはどんな人物だったのでしょうか?
出身地:フランス王国ドンレミ
生年月日:1412年1月6日
没年月日:1431年5月30日
百年戦争の戦地となっていたフランスで農夫の娘として生まれたジャンヌ・ダルクは、「フランス領を奪還せよ」という神の啓示を受けたとして、王太子シャルル(後のシャルル7世)の前に現れます。
シャルルは陥落寸前のオルレアンにジャンヌを派遣すると、兵士の士気を高めいくつかの勝利に貢献しました。
名声を手に入れ、ジャンヌの活躍のおかげでシャルルもランスで戴冠し、フランス国王となることが出来たのです。
その後フランスとイギリスは休戦協定を結びました。
しかし、すぐに破られジャンヌコンピエーニュ包囲戦の援軍としてコンピエーニュへ向かいます。
しかしジャンヌが率いる軍が、マルニーに陣取っていたブルゴーニュ公国軍を攻撃したことで、なんとブルゴーニュ公国軍の部将リニー伯ジャン2世の捕虜となってしまったのでした。
その後異端裁判にかけられ、一度は減刑されますが、再び男装したことで火刑が決定してしまいます。
そしてわずか19歳で、火刑という過酷な方法でその生涯を閉じたのでした。
出身地:フランス王国ドンレミ
生年月日:1412年1月6日
没年月日:1431年5月30日
百年戦争の戦地となっていたフランスで農夫の娘として生まれたジャンヌ・ダルクは、「フランス領を奪還せよ」という神の啓示を受けたとして、王太子シャルル(後のシャルル7世)の前に現れます。
シャルルは陥落寸前のオルレアンにジャンヌを派遣すると、兵士の士気を高めいくつかの勝利に貢献しました。
名声を手に入れ、ジャンヌの活躍のおかげでシャルルもランスで戴冠し、フランス国王となることが出来たのです。
その後フランスとイギリスは休戦協定を結びました。
しかし、すぐに破られジャンヌコンピエーニュ包囲戦の援軍としてコンピエーニュへ向かいます。
しかしジャンヌが率いる軍が、マルニーに陣取っていたブルゴーニュ公国軍を攻撃したことで、なんとブルゴーニュ公国軍の部将リニー伯ジャン2世の捕虜となってしまったのでした。
その後異端裁判にかけられ、一度は減刑されますが、再び男装したことで火刑が決定してしまいます。
そしてわずか19歳で、火刑という過酷な方法でその生涯を閉じたのでした。
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映画「ジャンヌ・ダルク」とは?
via www.nicovideo.jp
続いて映画「ジャンヌ・ダルク」についてご紹介します。
日本公開日:1999年12月11日
監督:リュック・ベッソン
主演:ジャンヌ・ダルク・ミラ・ジョボビッチ
あらすじ:ドンレミ村で生まれたジャンヌは、正体不明の少年から助言を授けて貰っていることをある日神父に告白します。
自分の家に戻ると、村はイギリス軍に襲われていて帰ってきたジャンヌを姉は隠し、自らは押し入ったイギリス兵に殺され、屍姦されてしまったのでした。
姉を殺され、深く傷つき悲しみと憎しみに心を支配されたジャンヌは、神の使いとしてイギリス軍に包囲されている街を奪還したいと王太子シャルルへの謁見を希望します。
日本公開日:1999年12月11日
監督:リュック・ベッソン
主演:ジャンヌ・ダルク・ミラ・ジョボビッチ
あらすじ:ドンレミ村で生まれたジャンヌは、正体不明の少年から助言を授けて貰っていることをある日神父に告白します。
自分の家に戻ると、村はイギリス軍に襲われていて帰ってきたジャンヌを姉は隠し、自らは押し入ったイギリス兵に殺され、屍姦されてしまったのでした。
姉を殺され、深く傷つき悲しみと憎しみに心を支配されたジャンヌは、神の使いとしてイギリス軍に包囲されている街を奪還したいと王太子シャルルへの謁見を希望します。
The Messenger: The Story of Joan of Arc (1999) Official Trailer 1 - Milla Jovovich Movie
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若く美しいカリスマとして戦場に立ち兵士を鼓舞し、次々に勝利に導いていきました。
連戦連勝に沸いていたフランス軍でしたが、やがて敗色が濃厚になっていき、遂にジャンヌは捕らわれてしまいます。
神のお告げを聞き、男装して戦ってきたジャンヌは異端として裁判にかけられてしまいました。
ジャンヌが受けた神のお告げは本当だったのか?
独房に現れた謎の男と対話をするジャンヌ…。
この映画は、従来の聖女というジャンヌ像から離れ、ジャンヌが受けた、神のお告げに否定的です。
ジャンヌが多くのイギリス兵を殺したこと神の意志ではないことなど、1人の人間としてのジャンヌの心の葛藤が描かれていました。
ジャンヌが勇敢で純真な女性だったことは間違いないですが、リュック・ベッソン監督が言いたかったのは、神の意志として戦争を行うことは間違っているということです。
連戦連勝に沸いていたフランス軍でしたが、やがて敗色が濃厚になっていき、遂にジャンヌは捕らわれてしまいます。
神のお告げを聞き、男装して戦ってきたジャンヌは異端として裁判にかけられてしまいました。
ジャンヌが受けた神のお告げは本当だったのか?
独房に現れた謎の男と対話をするジャンヌ…。
この映画は、従来の聖女というジャンヌ像から離れ、ジャンヌが受けた、神のお告げに否定的です。
ジャンヌが多くのイギリス兵を殺したこと神の意志ではないことなど、1人の人間としてのジャンヌの心の葛藤が描かれていました。
ジャンヌが勇敢で純真な女性だったことは間違いないですが、リュック・ベッソン監督が言いたかったのは、神の意志として戦争を行うことは間違っているということです。
The Messenger: The Story of Joan of Arc ( death )
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一度は男装を改悛し男装を改めることで、処刑を回避したジャンヌでしたが、独房に押し入ったイギリス兵によって無理矢理男装させられてしまいます。
そして火刑宣告を受けてしまったのでした。
再び謎の男と対話し、自分の行いを懺悔し火刑に処せられることに「準備は出来ています」と静かに話すジャンヌ…。
その表情に胸が締め付けらるシーンです。
そして火刑宣告を受けてしまったのでした。
再び謎の男と対話し、自分の行いを懺悔し火刑に処せられることに「準備は出来ています」と静かに話すジャンヌ…。
その表情に胸が締め付けらるシーンです。
Jeanne d'Arc - Az Orléans-i szűz - The Messenger: The Story of Joan of Arc
via www.youtube.com
なんと言っても印象的なのは、最後にジャンヌが火刑に処されるシーンです。
縛られたジャンヌの周りの木に、火がつけられ暑さから逃れようと足を動かすジャンヌ…。
やがて全身を火が包み、火だるまになる頭まで描写されて…。
かなりリアルに描かれていて、トラウマ級ですね。
このシーン忘れられません…。
縛られたジャンヌの周りの木に、火がつけられ暑さから逃れようと足を動かすジャンヌ…。
やがて全身を火が包み、火だるまになる頭まで描写されて…。
かなりリアルに描かれていて、トラウマ級ですね。
このシーン忘れられません…。
まとめ
今回は「火刑シーンがトラウマに…聖女ではなく一人の少女として描いた映画「ジャンヌ・ダルク」」についてご紹介しました。
ショッキングなシーンの連続に息もつけない程ですが、1人の人間としてのジャンヌの魅力にも迫っているところが、従来のジャンヌ・ダルク像とは違って興味深いです。
歴史好きな方に、特におススメします!
ショッキングなシーンの連続に息もつけない程ですが、1人の人間としてのジャンヌの魅力にも迫っているところが、従来のジャンヌ・ダルク像とは違って興味深いです。
歴史好きな方に、特におススメします!
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