ななみ満月がゆく!オトナの毒々映画レビュー「悪魔の毒々モンスター」
2018年6月28日 更新

ななみ満月がゆく!オトナの毒々映画レビュー「悪魔の毒々モンスター」

ななみ満月がゆく!オトナの毒々映画レビュー。今回は「悪魔の毒々モンスター(1984年)」byロイド・カウフマンです!

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「悪魔の毒々モンスター(1984年)」byロイド・カウフマン

私のコラムのタイトルを見て、あの映画をもじったものか……と気付いていた人もいるだろう。そう、今回はタイトルの由来となる「悪魔の毒々モンスター」をレビューしたい。

偶然にも前回の「グレムリン」と同じ年に公開されている。カルト映画の金字塔と呼ぶべき作品であり、中毒性が凄まじい。あまりのB級、いやZ級さに空いた口が塞がらなくなるかもしれない。しかし気付けば虜になっている……というある意味恐ろしい映画だ。

映画予告編 悪魔の毒々モンスター

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いじめられっ子の掃除夫メルヴィンは、不良グループ(むしろ犯罪者集団に近い)にちょっかいを出され有毒廃棄物が入ったドラム缶に突っ込んでしまう。そして見た目が醜悪な「毒々モンスター」へ変身し、掃除用モップ片手に街の悪人を懲らしめていくというストーリー。

あらすじを読むだけでB級感がじわじわと伝わってくることだろう。「毒々モンスターとは何だ」と思われそうだが毒々モンスターは毒々モンスターである。その部分が喉につかえてしまうと、残念ながら前へ進めなくなってしまうので気を付けて頂きたいところ。

見るからに陰キャな主人公

主人公メルヴィンは街にあるジムの掃除夫をしており、性格は気弱で見た目からして“陰キャ”。

メルヴィン役のマーク・トーグル氏の陰キャっぷりが非常にリアルで「クラスにいたな。こういう人」と思ってしまうほど。その演技のお陰でモンスターへ変身してからのギャップがより一層魅力的に感じられる。(ちなみにモンスターへ変身してからは役者自体も変わっている)

モンスターには悪を嗅ぎつける能力が備わっているため、モップ片手に次々と悪人を片付けていく。目潰ししたり、腕をもぎったり洗濯機に入れて殺したり、途中からモップがややオマケに思えてくるのだが……それも一つの笑いどころだ。

ちなみに毒々モンスターの制裁は、それなりにグロテスクなので鑑賞の際はご注意を。血はピューピュー出るし、何ならハラワタまでコンニチハしてくる。

不良集団はなかなかの残酷さ…

また、先程述べた不良集団もなかなかの残酷さ。本当に犯罪者集団としか思えない。序盤から、車で子供やお年寄りを轢いて点数をつけるゲームをしてキャッキャとはしゃいでいる。

ここで「あれ、そのネタはデスレース……」と突っ込みをいれたくなるが、「デスレース2000」より描写は明らかに過激である。だいたいこの手の映画で、はしゃぐ若者達は酷い目に遭うのだがこの作品も例に漏れず、そうなる。

不良集団は、随分酷いことをしているので全く同情できず、私は観ているうちについついモンスターを応援してしまった。この街の人間達もそうで、悪を制裁する彼に称賛の声を上げるのだ。段々と毒々モンスターの存在は街に知れ渡り、人気を博していくもののマフィアと通通な警察は何とか彼を殺そうと動き出す。果たしてメルヴィンの運命は……?

……と、真面目な雰囲気であらすじを書いたが本当におバカ映画な為、気負って観る必要は全くない。

「おバカ映画」のため気負って観る必要なし

むしろB級、いや、Z級すぎて「いいのか、それ」と思うシーンも山ほど。けれど、どこか社会風刺で憎めない。それにストーリーも飽きさせないものとなっているので楽しく90分観られることだろう。

あえて記述しなかったが、メルヴィンが恋に落ちて彼女ができる……なんてほのぼの(?)場面も。しかし何度も言うように、グロテスクなので苦手な人は用心して頂きたい。あと、「おっぱい祭り」なので決して居間で観てはいけない。

きっとハマる人はハマる作品なので、「毒々中毒」になってしまったら続編を是非観て欲しい。次作の「毒々モンスター東京へ行く」では、誰もが知る日本人男性タレントの〇〇〇氏が出ているのだ。まさかこの作品に!?とある意味感動する事だろう。結構出ている場面は多いので要チェックだ。
 (2026142)

文中にある、「デスレース2000」のレビューもしたいなぁ……と思うこの頃。映画はB級のみならず色々と手を出しているので、書きたいものが山ほどあるのだ。

時折番外編で、比較的新しめの映画も紹介したいと思っている。そして、連載が続けば私の本業の事も少し書いてみようかと悩んでたり。乞うご期待。そして、マイメ〇のウォールポケットとDVDが合わないよ!という指摘は、受け付けていない!!!
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