高倉健のドキュメンタリー映画、海外映画祭で最優秀作品賞を受賞!
「第40回モントリオール世界映画祭」のワールド・ドキュメンタリー部門で故・高倉健の軌跡を描いた長編ドキュメンタリー映画『健さん』が「最優秀作品賞」を見事受賞した。
モントリオール世界映画祭と言えば、高倉が1999年に開催された同映画祭(第23回)にて、降旗康男監督作『鉄道員 ぽっぽや』で日本人俳優として初の主演男優賞を受賞している。
高倉にとって俳優人生で唯一、海外で「主演男優賞」受賞した縁深い映画祭である。
高倉にとって俳優人生で唯一、海外で「主演男優賞」受賞した縁深い映画祭である。
1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた、「健さん!」。しかし我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?生前に限られたインタビューしか受けなかった事から、わずかな情報の中でしか彼の素顔は明らかにされていない。何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?国内外の映画監督、俳優、クリエイター陣のインタビューを通して、国民的スターであり続けた高倉の魅力、美学、知られざる素顔を掘り下げる初のドキュメンタリー作品となっている。
高倉健のドキュメンタリー/映画『健さん』予告編
via www.youtube.com
現地にいた日比遊一監督は、映画祭での快挙に喜びのコメントをしている。
【日比遊一のコメント】
ニューヨークに暮らし始めて30年経ちますが、いつかこんな日が来ることを夢に見ていました。かつて高倉健さんに主演男優賞をくださったこのモントリオールの地で、最優秀賞を頂けたのは偶然を超えた運命を感じております」と喜び、「映画の製作に関わったすべてのスタッフ、そしてご協力いただいた尊敬する多くの先輩映画人たちに敬意と感謝を申し上げたいと思います。本当に有難うございました
via i.huffpost.com
さらに、本作に出演している高倉の実妹の森敏子さんも「兄が一番喜んでいると思います。この間、毎日お墓に参ってお願いをしてきましたが、願いが天に届いたと感じてます。男気と優しさでこの作品を作って下さった、製作者や監督に心の底から感謝申し上げます。受賞出来たことが、ただただ有難いです」とコメントを寄せた。
高倉健
日本を代表する映画スターで、半世紀以上にわたり活躍してきた。代表作は映画『日本侠客伝シリーズ』、『網走番外地シリーズ』、『昭和残侠伝シリーズ』、『新幹線大爆破』、『八甲田山』、『幸福の黄色いハンカチ』、『野性の証明』、『南極物語』、『ブラック・レイン』、『鉄道員(ぽっぽや)』、『あなたへ』など。2006年に文化功労者、2013年には文化勲章を受章した。
via ameblo.jp
映画「新幹線大爆破」で主演を務めた高倉健。
新幹線に時速80キロ以下にスピードが落ちると爆発する、という爆弾がしかけられた!犯人の要求は500万ドルの現金!!壮大なスケールと練り込まれたストーリーが展開される。高倉は犯人を演じている。
高倉健 素顔のメッセージ
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北の果ての終着駅で、不器用なまでにまっすぐに鉄道員としての人生を貫いてきた佐藤乙松。一人娘を亡くした日も、最愛の妻を亡くした日も駅に立ち続けた彼のもとに、やさしい奇跡が起きる。
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