1970年 第6作『ガメラ対大魔獣ジャイガー』(監督:湯浅憲明)
大魔獣 ジャイガー
大魔獣 ジャイガー
体長:80メートル
体重:200トン
デザインは矢野友久。公開前に『週刊ぼくらマガジン』(講談社)で名称公募された際のイラストでは、「野牛」のような姿となっている。エキスプロが韓国・台湾での仕事で忙しかったため、ぬいぐるみは開米プロダクションが製作した。四足怪獣だが、膝を地面につけずに演技され、「見栄え」を重視してデザインされたため、非常に動きづらかったという。6尺大の操演用ミニチュアも使用されている。
ウエスター島に眠っていた、ムー帝国の怪獣と言われる古代怪獣で、血の色は赤。ガメラはその存在を知っていたらしく、人間達が「悪魔の笛」を引き抜こうとするのを妨害するが、結局止められずに目覚めた。海水を飲み込み、頭部横のエラからジェット噴射させることにより、海上を高速で滑走でき、貨物船も真っ二つにへし折る。短時間なら低空も飛行可能で、ガメラに対して二度に渡って勝利した強敵。
体長:80メートル
体重:200トン
デザインは矢野友久。公開前に『週刊ぼくらマガジン』(講談社)で名称公募された際のイラストでは、「野牛」のような姿となっている。エキスプロが韓国・台湾での仕事で忙しかったため、ぬいぐるみは開米プロダクションが製作した。四足怪獣だが、膝を地面につけずに演技され、「見栄え」を重視してデザインされたため、非常に動きづらかったという。6尺大の操演用ミニチュアも使用されている。
ウエスター島に眠っていた、ムー帝国の怪獣と言われる古代怪獣で、血の色は赤。ガメラはその存在を知っていたらしく、人間達が「悪魔の笛」を引き抜こうとするのを妨害するが、結局止められずに目覚めた。海水を飲み込み、頭部横のエラからジェット噴射させることにより、海上を高速で滑走でき、貨物船も真っ二つにへし折る。短時間なら低空も飛行可能で、ガメラに対して二度に渡って勝利した強敵。
ジャイガーの吸血戦法で、卵を産み付けられたガメラ
吸血戦法
尻尾の先端に輸卵管の針があり、その針でガメラの体内に卵を産み付け吸血寄生させる。寄生されたガメラの頭や前足が透けて見えることから、公開当時、「スケスケ戦法」とも呼ばれた。
尻尾の先端に輸卵管の針があり、その針でガメラの体内に卵を産み付け吸血寄生させる。寄生されたガメラの頭や前足が透けて見えることから、公開当時、「スケスケ戦法」とも呼ばれた。
1971年 第7作『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(監督:湯浅憲明)
1971年 第7作『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(監督:湯浅憲明)旧大映のガメラシリーズとしては最後の作品
『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(ガメラたいしんかいかいじゅうジグラ)は、大映東京撮影所が製作し、ダイニチ映配の配給で1971年(昭和46年)7月17日に公開された日本の特撮映画。「ガメラシリーズ」の第7作。カラー、画面アスペクト比#スコープ・サイズ大映スコープ、88分。
同時上映は『赤胴鈴之助 三つ目の鳥人』(1958年公開作品のリバイバル上映)。
前作『ガメラ対大魔獣ジャイガー』(1970年)に続き、予算の増額が行われた作品。経営不振の渦中にあった当時の大映の作品にあって、まずまずの興行成績を記録。
次回作の企画も出たものの、その年、大映が倒産したため、結果として旧大映のガメラシリーズとしては最後の作品となってしまった。監督の湯浅憲明は大映倒産の報を聞いた後、1人倉庫にこもり、くやしさのあまりに周り一切を叩き壊したという。
出典 ガメラ対深海怪獣ジグラ - Wikipedia
同時上映は『赤胴鈴之助 三つ目の鳥人』(1958年公開作品のリバイバル上映)。
前作『ガメラ対大魔獣ジャイガー』(1970年)に続き、予算の増額が行われた作品。経営不振の渦中にあった当時の大映の作品にあって、まずまずの興行成績を記録。
次回作の企画も出たものの、その年、大映が倒産したため、結果として旧大映のガメラシリーズとしては最後の作品となってしまった。監督の湯浅憲明は大映倒産の報を聞いた後、1人倉庫にこもり、くやしさのあまりに周り一切を叩き壊したという。
出典 ガメラ対深海怪獣ジグラ - Wikipedia
ジグラ星人が地球の海を自分の物にするために宇宙船で飛来。
ジグラ円盤
ジグラが地球攻略のために乗って来た宇宙船。デザインはジグラの頭部をモチーフにしている。人類の月面基地を壊滅させ、その後地球に飛来した。地震を誘発する特殊光線によって、地球の各地に壊滅的な被害を与えた。地球侵入後に房総半島沖に潜むが、ガメラの攻撃によって破壊される。
コントロール室の天井付近から、常に巨大なジグラの顔が覗いており、X1号に指令を下す。X1号は月面基地で捕縛した地球人だが、他に乗組員らしき姿は見えない。
ジグラが地球攻略のために乗って来た宇宙船。デザインはジグラの頭部をモチーフにしている。人類の月面基地を壊滅させ、その後地球に飛来した。地震を誘発する特殊光線によって、地球の各地に壊滅的な被害を与えた。地球侵入後に房総半島沖に潜むが、ガメラの攻撃によって破壊される。
コントロール室の天井付近から、常に巨大なジグラの顔が覗いており、X1号に指令を下す。X1号は月面基地で捕縛した地球人だが、他に乗組員らしき姿は見えない。
ジグラ星人に操られた ” 女性X ” に襲われる、セクシーな海女さん達
X1号
ジグラ円盤内にいた女性工作員。人間を昏睡させる催眠術を得意としている。健一とヘレン親子を海で円盤に誘拐し、健一とヘレンの父を催眠術で昏睡状態にする。
その後、父親と共に地上へ逃げた健一とヘレンを追って鴨川シーワールドに派遣され、諜報活動を行う。
その正体は、ジグラ円盤が地球に来る前に襲った月面基地職員、菅原ちか子をジグラが拉致し、洗脳したものであり、シーワールドで健一とヘレンを大追跡の末に捕えることに成功するも、直後に催眠術から解放された健一の父が短波無線器を使ったことで洗脳から解放される。
ジグラ円盤内にいた女性工作員。人間を昏睡させる催眠術を得意としている。健一とヘレン親子を海で円盤に誘拐し、健一とヘレンの父を催眠術で昏睡状態にする。
その後、父親と共に地上へ逃げた健一とヘレンを追って鴨川シーワールドに派遣され、諜報活動を行う。
その正体は、ジグラ円盤が地球に来る前に襲った月面基地職員、菅原ちか子をジグラが拉致し、洗脳したものであり、シーワールドで健一とヘレンを大追跡の末に捕えることに成功するも、直後に催眠術から解放された健一の父が短波無線器を使ったことで洗脳から解放される。
深海怪獣 ジグラ
深海怪獣 ジグラ
身長:80メートル
体重:75トン
出身:天体ナンバー105系宇宙の第4惑星ジグラ星
自身と一体化したような宇宙船に乗って来た魚型の知的生命体で、目的は環境汚染が進んだ自星を捨て地球に移り住むこと。密かに地球に進入し、世界各地に関東大震災以上の大型地震を引き起こさせ、次々に壊滅に追い込んで行く。途中で近くにやってきた子供達を誘拐するも助けに来たガメラに宇宙船が破壊されたため、水圧の影響で巨大な姿に変貌する。武器は頭部の単眼から撃つ赤い破壊熱線や物質を移動させる緑色の光線(転移四次元光線)、細胞組織を停止させる「オレンヂ光線」(仮死光線)で、地上では尻びれや尾ひれで身体を支えて直立が可能だが水中のような機敏な動きは出来ない。
身長:80メートル
体重:75トン
出身:天体ナンバー105系宇宙の第4惑星ジグラ星
自身と一体化したような宇宙船に乗って来た魚型の知的生命体で、目的は環境汚染が進んだ自星を捨て地球に移り住むこと。密かに地球に進入し、世界各地に関東大震災以上の大型地震を引き起こさせ、次々に壊滅に追い込んで行く。途中で近くにやってきた子供達を誘拐するも助けに来たガメラに宇宙船が破壊されたため、水圧の影響で巨大な姿に変貌する。武器は頭部の単眼から撃つ赤い破壊熱線や物質を移動させる緑色の光線(転移四次元光線)、細胞組織を停止させる「オレンヂ光線」(仮死光線)で、地上では尻びれや尾ひれで身体を支えて直立が可能だが水中のような機敏な動きは出来ない。
via blog.livedoor.jp
ガメラは火炎噴射でジグラを焼き付くす。
ガメラとの対戦においては、水中戦では自身の水中での高機動性と頭の刃を利用してガメラを圧倒する。地上戦では第1回戦ではガメラを仮死光線で戦闘不能に成功する。
しかし、第2回戦ではガメラに空中に連れて行かれ、空圧で単眼を破壊された後、大岩が鼻先に刺さったために身動きが取れなくなり、ガメラに背びれで演奏された直後に火炎放射で痕跡を残して焼死する。
しかし、第2回戦ではガメラに空中に連れて行かれ、空圧で単眼を破壊された後、大岩が鼻先に刺さったために身動きが取れなくなり、ガメラに背びれで演奏された直後に火炎放射で痕跡を残して焼死する。
カラー、大映スコープ、83分。同時上映は『透明剣士』。
前作での宇宙から一転して、「日本万国博覧会」を舞台にした作品。当時少年誌各誌ではカラーグラビアで「謎の古代遺跡」を題材にしたものが流行っており、これを企画に採り入れたもので、万博を舞台にしたのは後付けだった。
そのため、万博会場でのロケが行われたものの、監督の湯浅憲明によると東宝のようにパビリオン協力しているわけでもなく、大映にそこまでの営業力もなかったため、タイアップではなかったという。
出典 ガメラ対大魔獣ジャイガー - Wikipedia