日活ロマンポルノ50周年記念!新作3本の製作が決定!!
「日活ロマンポルノ」が2021年で50周年を迎えたのを記念し、記念プロジェクトの一環として新作が3本製作されることが明らかとなりました。
第一報はこちらです!
日活ロマンポルノ新作を金子修介、白石晃士、松居大悟が監督https://t.co/GfgkQddUHE pic.twitter.com/4bbjkGC7cR
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) November 19, 2021
このたびの企画には、平成ガメラシリーズ3部作などで著名な金子修介、「貞子vs伽椰子」などで著名な白石晃士、「ちょっと思い出しただけ」などで著名な松居大悟がそれぞれ監督を担当。金子が“百合”をテーマに、白石が“SM”をテーマに、松居が“偏愛”をテーマにそれぞれ新作を製作するとのことです。昭和のお色気を代表する「ロマンポルノ」が令和の時代にどのように蘇るのか?ファンを中心に大きな期待が集まっています!
また、11月20日から12月17日にかけて、東京・シネマヴェーラ渋谷で上映イベント「日活ロマンポルノ50周年 私たちの好きなロマンポルノ」が開催。有識者らが厳選したかつての名作が上映されているとのことです。この機会に、是非足を運んでおきましょう!
また、11月20日から12月17日にかけて、東京・シネマヴェーラ渋谷で上映イベント「日活ロマンポルノ50周年 私たちの好きなロマンポルノ」が開催。有識者らが厳選したかつての名作が上映されているとのことです。この機会に、是非足を運んでおきましょう!
日活ロマンポルノの名作を振り返る!!
このたび、まさかの新作が発表される運びとなった「日活ロマンポルノ」。その仕上がりに期待が高まる一方、かつてのロマンポルノの名作にも再びスポットライトが当たっています。ここでは、70年代前半の初期のロマンポルノの名作について、軽く振り返っておきましょう。
団地妻 昼下りの情事
1971年公開の「団地妻 昼下りの情事」。日活ロマンポルノの記念すべき第1作であり、団地暮らしの平凡な主婦が性生活への不満から闇社会へと堕ちていく様を描いた、ポルノ映画の金字塔として名高い作品です。
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色暦大奥秘話
1971年公開の映画「色暦大奥秘話」。江戸時代の大奥を舞台とした女優・小川節子のデビュー作であり、以降「大奥」シリーズはロマンポルノの定番となり本作を含め9作品が製作されました。
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白い指の戯れ
1972年公開の「白い指の戯れ」。日活ロマンポルノとして初のキネマ旬報ベストテン入りを果たすなど、初期の日活ロマンポルノの代表作として名高い作品です。数多くの松田優作作品の監督として活躍した村川透のデビュー作でもあります。
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一条さゆり 濡れた欲情
1972年に公開された「一条さゆり 濡れた欲情」。キネマ旬報で1972年度の日本映画ベストテン8位にランクインするなど、日活ロマンポルノの知名度を飛躍的に向上させた作品であり、また「仁義なき戦い」に影響を与えた作品としても知られています。
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上記でご紹介した以外にも、「戦国ロック 疾風の女たち(1972年)」「哀愁のサーキット(1972年)」「犯す!(1976年)」「暴行切り裂きジャック(1976年)」など、数えきれないほどの作品で当時の男性を中心に支持を得た「日活ロマンポルノ」。その遺志を継ぐ、このたびの新作3本にも大きな期待が高まります!