via ncache.ilbe.com
via ncache.ilbe.com
そんな卯月もさよ子に大学の志望動機を聞かれた時だけは、思わず言いよどんでしまうのだった。実は、卯月には人に言えない不純な動機があったのだ。それは、高校時代に憧れていたひとつ上の先輩・山崎と同じ大学に通いたかったから。
via t1.daumcdn.net
via t1.daumcdn.net
via pds10.egloos.com
【クライマックス】(ネタバレ)
via t1.daumcdn.net
帰り際に雨が降りだし、先輩は傘を貸すと言ってくれますが、緊張したままの卯月は慌てて自転車で帰ります。しかし雨は強くなり途中の画廊の軒下で雨宿りする羽目に。卯月は中から出てきた紳士に傘を貸すと申し出られ、傘はすぐにお返しすると告げ、武蔵野堂へ戻りました。
戻った卯月に先輩が客の置き忘れの傘を見せると、彼女は赤い傘を選びます。「それを選ぶと思った」と先輩に言われた卯月は嬉しくて、骨が折れていても赤い傘に決めます。卯月は「返しに来ます」と張り切って言い画廊に戻り紳士から借りた傘を返しました。
卯月は赤い傘を差しながら「出来の悪い私が合格した時に、担任は奇跡だと祝福してくれた。どうせ奇跡と言うなら、私はそれを愛の奇跡と呼びたい」と心の中で呟くのでした。
松たか子の家族も出演!
映画の冒頭で、卯月が東京へ行くときに家族が見送るシーンがあります。実は、松たか子の本当の家族が演じています。
映画の中のもう一つの作品。
この映画で、卯月(松たか子)が一人で映画を観に行きます。そこで上映されていたのが『生きていた信長』でした。
via ncache.ilbe.com
この映画の内容は、本能寺の変の後も信長は生きていたというもので、トンデモ仮想戦記などで定番のネタだ。
『生きていた信長』の中身について。
大物俳優を3人も使いながら、白黒で年代ものの傷だらけのフィルムみたいな画質だ。タランティーノの『グラインドハウス』そのものだけど、こっちが先。
そして内容や展開は、まるで学生さんの映画研究会の投稿作品もどき。
でも、アングルとかカットとか、やっぱり上手いんだよね。なんとなくクロサワっぽい映像。邦楽に似せてオチャラケてるけど心地よい音楽。三人の武将の鎧や光秀の兜など、衣装も意外とまとも。一つ一つの要素がしっかりしてる。