山口達也さんが準主役「部屋においでよ」って覚えている?
2022年6月12日 更新

山口達也さんが準主役「部屋においでよ」って覚えている?

1995年に放送されたドラマ「部屋においでよ」。山口達也さんが初めて連ドラで準主役を演じたドラマです。原作は原秀則さんの人気漫画。このドラマを振り返ってみましょう。

1,180 view

「部屋においでよ」の放送時期

「部屋においでよ」」はTBS系列の金曜21時からの枠で1995年1月期に放送されました。

前に放送されていたのは「夢見る頃を過ぎても」、次に放送したのは「セカンド・チャンス」です。恋愛ドラマにホームドラマ、お仕事ドラマといろいろなドラマが放送されていた枠ですね。

残念ながらビデオ化、DVD化はされておらず、配信もされていませんので2022年現在見ることはできないです。山口さんが芸能界を引退されているのでこのあとソフト化や配信されるというのも考えにくいですね。今となっては幻の作品になってしまっています。

原作は人気漫画!

「部屋においでよ」の原作は週刊ヤングサンデーで連載されていた原秀則酸の人気漫画「部屋においでよ」です。

1990年から1994年まで連載されていました。漫画原作のドラマは連載中や連載終了後だいぶたってからドラマ化されることが多い気がしますが、このドラマは原作が終了して割とすぐ放送されたんですね。

完結してからのドラマ化ですとオリジナルストーリーなどにならないので原作ファンには安心ですよね。

単行本は全8巻。文庫版は全4巻です。

「部屋においでよ」の登場人物

「部屋においでよ」の主演は清水美沙さん。準主役は山口達也さんです。原作では男性が主人公、女性はヒロインとなっていますが、ドラマ版は逆になっていました。大人の事情ですかね。

TOKIOは1994年にデビューしているのでデビューして1年ほどで出演したドラマということになります。山口さんはこの作品が初めての準主役でした。

他には反町隆史さん、高橋克実さん、遠藤憲一さん、高畑淳子さん、筧利夫さんなども出演していました。今見てみると豪華キャストですね。

主題歌は小沢健二!

 (2386136)

現在では、ジャニーズのタレントが出演するドラマは出演している人のグループの曲、もしくは他のグループの曲ということがほとんどですが、昔はそうではないケースも多かったです。

「部屋においでよ」も同様です。主題歌はTOKIOではなく、小沢健二さんの「それはちょっと」です。「強い気持ち・強い愛」との両A面シングルで、オリコン最高位は4位。小沢さんのCDの中で歴代2番目の売り上げの楽曲でした。

「強い気持ち強い愛」はアップテンポで力強い曲ですがm「それはちょっと」はタイトルから想像できるようなミディアムテンポで、ちょっと変わった曲調でした。

「部屋においでよ」のあらすじ

水沢文(清水さん)、はピアノ奏者。ある日、とあるパブでハイテンションな夜を過ごしました。そして次の日目を覚ますと、自分のベッドに昨日知り合った塩村ミキオ(山口さん)が寝ていました。

気まずくなる2人ですが、文の提案で一緒に住むことになります。ミキオはプロカメラマンを目指す大学生。ピアノとカメラ、それぞれの夢を追いかけている2人なのでした。

ある日ミキオが撮影旅行にでかけているとき、文は昔の恋人である一也(筧さん)と再会します。一也も元々はピアニストを目指していて、文とピアノを楽しんでいました。ですが、一也はピアニストをあきらめ、サラリーマンになります。そのことで文との距離ができ、別れてしまったのでした。

その後、ミキオはスランプに陥ってしまいます。一方、文はピアニストとしてCDデビューが決まります。夢へ近づく文と、夢に悩むミキオには微妙な距離ができてしまいました。そして文はミキオのためにもしばらく離れる決意をします。

そして文は一也が再びピアノを始めたことを知ります。ミキオとの距離ができている間に一也との距離が近づいてしまうんですね。そして一也に抱きしめられても拒めない自分に気が付きます。

ミキオは長いスランプから抜け、雑誌に写真を掲載してもらえることに。さらに作品を認められ、プロカメラマンと一緒に仕事ができるようになります。雑誌を文に見てもらおうとするのですがそれはかないませんでした。

すれ違いが続いていく二人は、お互いのために最後は別れを選びます。ドラマはハッピーエンドであってほしいものですが、昔は切ないラストのドラマも多かったですよね。

夢を追いかけていく2人が段々すれ違っていくという何とも切なく、リアルなストーリーでした。原作を忠実に再現したところも評価されていたんですよ。

台湾でもドラマ化!

 (2386131)

「部屋においでよ」は、日本だけでなく、台湾でもドラマ化されています。放送当時も実は日本よりアジア各国で話題になっていたそうです。

台湾でドラマ化されたのは2002年。日本版から7年後ですね。「來我家吧〜Come to My place〜」というタイトルで放送されました。文はヴァレン・スーさん、ミキオはファン・ジーウェイさんが演じています。

日本でも2004年にBS日テレにて「部屋においでよ〜Come to My Place〜」というタイトルで放送されました。こちらはDVD化もされているので興味がある方はチェックしてみてください。

日本版を見ていた人なら懐かしく感じるかもしれませんね。
16 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【ホームワーク】衝撃!シャッフルした原因は森田圭介の性格だった⁈

【ホームワーク】衝撃!シャッフルした原因は森田圭介の性格だった⁈

当時、旬な俳優として人気急上昇中の福山雅治さん・唐沢寿明さんが出演し話題のドラマとなりました。男女4人の恋愛過程に、歯がゆくなってしまった視聴者も多かったのではないでしょうか?経験値を積み大人になった今振り返ってみると、2組のカップルがシャッフルしたそもそもの発端は、主人公である森田圭介の移り気が原因だったのではないか?そんな気持ちに駆られ、森田圭介の性格と行動力を今一度振り返りかえってみました!
チャーミー | 3,033 view
フジテレビ系ドラマ【しゃぼん玉】について語ろう!主演・長渕剛、共演・哀川翔の長渕ファンにはたまらない男臭いドラマ!

フジテレビ系ドラマ【しゃぼん玉】について語ろう!主演・長渕剛、共演・哀川翔の長渕ファンにはたまらない男臭いドラマ!

フジテレビ系ドラマ【しゃぼん玉】、放送は1991年10月~12月、主な出演者は長渕剛、清水美砂、哀川翔、国生さゆり。長渕剛自身が歌う主題歌「しゃぼん玉」もヒットしたドラマ 【しゃぼん玉】ついて語ろう!
『しゃぼん玉』のキャストを追ってみた!!

『しゃぼん玉』のキャストを追ってみた!!

フジテレビ系列で1991年10月10日 - 12月19日に木曜劇場枠で放送されたテレビドラマ。元ゴロツキの医師、ポーやその他の方々を追ってみました。
ギャング | 45,831 view
安室奈美恵が映画初出演!『That's カンニング! 史上最大の作戦?』

安室奈美恵が映画初出演!『That's カンニング! 史上最大の作戦?』

1996年に「ぼくたちの映画シリーズ'96」として公開された夏休み映画『That's カンニング! 史上最大の作戦?』。安室奈美恵とTOKIO山口達也の二人によるW主演だった。エンディングテーマは安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」。
ひで語録 | 15,326 view
「西新宿のポー」はヤクザじゃなくてお医者さんです!長渕剛主演【しゃぼん玉】

「西新宿のポー」はヤクザじゃなくてお医者さんです!長渕剛主演【しゃぼん玉】

西新宿で診療所を開いているポーとポーを慕う仲間たち。「土地開発」によるヤクザの容赦ない地上げ、その後ろに隠れて甘い汁を吸う政治家。そんな権力に立ち向かう医師・ポーを長渕剛が熱演しました。脇を固めるのは相川翔、山田辰夫、石倉三郎などのお馴染み(?)のメンバー。長渕剛主演の連続ドラマ「しゃぼん玉」を懐かしく振り返ります。
けん | 79,583 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト