気が強いけどキュート！るーみっくアニメでヒロインを演じた声優たち

高橋留美子さん原作のアニメ、いわゆるるーみっくアニメは、同じ声優さんが別の作品では全く違う役で登場！ということも多く、楽しいですよね。今回はるーみっくアニメでヒロインを演じた声優さんと他の役を見ていきましょう。

ラム役：平野文さん

「うる星やつら」のヒロイン、ラムを演じたのは平野文さん。

ラムは当初、この漫画の第一話のゲストという役どころでした。ですが徐々に出番が増え、主役級になったんです。それだけ人気のキャラクターですね。ですが、作者の高橋留美子さんは「自分が描いたキャラクターの中で最も理解できない、私から一番遠い存在」と話しています。（ですが「私の恩人」ともいっていますよ）。平野文さんは「障害理想の女性像」と話しています。「発表!全るーみっくアニメ大投票高橋留美子だっちゃ」という特番では人気キャラクターの第二位に選ばれていますね。

ラムは平野さんのテレビアニメデビュー作でもあるんです。デビュー作が代表作になるなんてすごいですね。

その後るーみっくアニメには出演されていなかったのですが2003年の「高橋留美子劇場」の中の「専務の犬」でアカンナ役をつとめています。さらに、2015年に放送スタートした「境界のRINNE」ではヒロイン、真宮桜の母を演じています。次回予告で「～だっちゃ」とラムの口調で話すというサービス予告もありました。

音無響子役：島本須美さん

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「めぞん一刻」のヒロイン音無響子は島本須美さんが演じています。音無響子は高橋留美子さんが「自分に一番近いキャラクター」だと話しています。音が無いのに響く、というのは響子の矛盾した性格を表しているそうです。なるほど！ですね。

島本さんは音無響子名義で「予感」というシングルを発売しています。その後セカンドシングル、アルバムも発売していますよ。じつはこれがキャラクターソングの最初だったのだとか。

島本さんは「うる星やつら」にも雨森露子、水乃小路飛鳥、雪の少女役で出演しています。「めぞん一刻」には「うる星やつら」に出演していた声優さんも多かったです。

その後、るーみっくアニメでは2003年の「高橋留美子劇場」志摩聖子と、「高橋留美子劇場　人魚の森」の神無木登和役で出演されています。

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天道あかね役：日高のり子さん

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「らんま1/2」のヒロイン役は日高のり子さん。主人公の早乙女乱馬役の山口勝平さんは当時新人だったので、みんなで指導していたのだとか。

日高さんも「タッチ」のヒロイン浅倉南を演じた時は新人で達也役の三ツ矢雄二さんたちに厳しく指導されたのだとか。厳しいけれどいい経験にはなっているので同じように後輩を指導したのでしょうね。

日高のり子さんはその後「犬夜叉」で桔梗役として出演されています。犬夜叉は乱馬役と同じく山口勝平さん。桔梗は犬夜叉の元カノのような存在なので前作のヒロインを演じた日高さんが演じるというのは感慨深いものがありました。

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早乙女らんま役：林原めぐみさん

厳密にはヒロインではないですが、女らんまを演じた林原めぐみさんについても見てみましょう。

林原めぐみさんはじつは、デビュー作が「めぞん一刻」でした。第一話の幼稚園児B・近所の女役で出演されているんですよ。デビューがるーみっくアニメとは縁が深いですね！

「らんま1/2」以降は、2003年に「高橋留美子劇場」で筧、浅川幸恵、翔平の3役で出演されています。

そして2017年には「境界のRINNE」に六道乙女、苺役として登場。主人公、六道りんねの母で転生して今は小学生になっているという設定です。りんねの父、六道鯖人は山口勝平さんが演じているので、かつては2人で一役だった山口さんと夫婦になっています。

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日暮かごめ役：ゆきのさつきさん

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「犬夜叉」のヒロインを演じたのはゆきのさつきさんです。ゆきのさんは、声優を目指すきっかけになったアニメの1つとして「めぞん一刻」を挙げています。同じるーみっくアニメのヒロインに選ばれたなんてすごいですよね。

かごめは現代の女子中学生ですが、戦国時代にタイムスリップして犬夜叉に出会い、やがて恋に落ちます。るーみっくアニメには珍しく、中盤で思いが通じ合っていますね。

2003年までは雪乃五月、2015年までは雪野五月という名義で活動されていました。

2003年に「高橋留美子劇場」では緑、絵美理、小泉、小鳩と四役演じられています。

そして2015年「境界のRINNE」で、六道りんねの祖母、六道魂子役として出演。祖母といってもいわゆるおばあちゃんではなく、お母さんのようにしか見えない若いルックスです。犬夜叉役だった山口さんとは親子になっています。どちらも転生に関係する話なので、なんだか感慨深いです。

真宮桜役：井上麻里奈さん

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「境界のRINNE」のヒロイン、真宮桜を演じたのは井上麻里奈さんです。井上さんは小さい頃からるーみっく漫画、アニメが好きだったそうで、ヒロインに抜擢されてびっくりした半面、プレッシャーも大きかったそうです。

しかも、真宮桜は他のヒロインと違い、クールで感情をあまり表に出さない役です。井上さん自身もこれまでは感情を出すキャラクターが多かったので難しかったそうです。

ですが高橋留美子さんは井上さんの演技を絶賛していて「声がついてより生き生きとしたキャラクター」として桜を挙げています。桜のイメージを守りつつ、より魅力的にしてくれたと喜んでいるそうです。また、井上さんの現場での気配りにも感心されていました。

井上さんはまだ他のるーみっくアニメに出演されていませんが、次の作品にも登場しそうな予感がしますね！