『家なき子』 1994年日本テレビにて放送のTVドラマ
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『家なき子』(いえなきこ)は、1994年と1995年に日本テレビの
土曜グランド劇場で制作・放送されたテレビドラマ。主演は安達祐実。
家庭内暴力を受けている小学生の少女が、理不尽な環境の中でも困難に
負けずに生きていく様を描いた物語。
当時12歳だった安達祐実の出世作としても知られている。
特に「同情するなら金をくれ!」という劇中の台詞が
新語・流行語大賞に選ばれるほどのブームとなった。
また、菅井きんの強烈でインパクトのある役も話題になった。
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家なき子 その1 - YouTube
「同情するなら金をくれ!」安達裕実12歳。
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酒浸りで暴力的な養父、重病で入院中の実母。そして貧しい暮らしを
理由に、同級生たちから冷たい視線を浴びせられる日々を送っていた
相沢すず。
すずは母の手術費用を捻出するため、盗みなどに手を染めていく中、
ある日、一時帰宅をした母に暴力を振るった養父を殺害しようと、
自宅アパートに放火するという事件を起こす。
以降、すずは波瀾に満ちた人生を歩みながらも、不遇な現実に
立ち向かっていく。
相沢 すず(あいざわ すず)〈12〉
演 - 安達祐実
1982年5月生まれ。川崎市内の公立小学校6年生。家庭内暴力および
児童虐待が横行する貧しい家庭で育ち、病身の母のため、盗みや
養父殺害などを企てる。凶運を強いられている為か、小学生とは
思えぬほど考え方が大人びており、人の卑しい本性を見抜く鋭い観察眼を
持ち合わせている。
服装は常にオーバーオールを着ており(一度だけスカートだった事が
ある)、首からガマ口の財布(中身はお金や裁縫セットが入っている)
を下げている。母・陽子も実父であった悟志も、信頼していた片島も
喪うが、リュウと共に強く生きていく決意をした。
安達祐実演じるすずのオーバーオールと首から下げている大きな
ガマ口財布はすずのトレードマークになったが、犬のリュウ役の
ピュンピュンを懐かせる為に衣装のポケットとガマ口にはピュンピュンの
好物であるカワハギやさきいかなどを忍ばせていた。
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金や名誉にしがみ付く汚い大人に対しては容赦ない態度を取る反面、
母(陽子)や母の担当医など心を開いた人に対しては小学生らしく甘える
場面もある。優れた絵画の才能は父から、特殊な血液型は母から
受け継いでいる。
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相続に関して、「被相続人と同居していない親族でも小規模宅地等の
特例が使えるケース」を俗に「家なき子特例」などという。
これは、このテレビドラマの題名に由来している。
「家なき子特例」すごい副産物を生みだしています。
君が笑ってくれるなら、僕は悪にでもなる
中島みゆき 空と君とのあいだに (Nakajima Miyuki - Sora to kimi no aida ni) - YouTube
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家なき子のドラマを盛り上げていたもう一つの理由は、
この主題歌ではないでしょうか。
中島みゆきさんの『空と君とのあいだに』。
君が笑ってくれるなら、というのは大好きなお母さんが笑ってくれるなら
という意味かもしれませんね。
この主題歌ではないでしょうか。
中島みゆきさんの『空と君とのあいだに』。
君が笑ってくれるなら、というのは大好きなお母さんが笑ってくれるなら
という意味かもしれませんね。