噛ませ犬だったウルフマン
ウルフマン(リキシマン)
身長/体重:190cm/102kg
キン肉マンと同じく日本を代表する超人。相撲技を得意とし、超人相撲の最高位である横綱の称号を持つ。当初はキン肉マンを「ゼイ肉マン」と呼び見下していたが、相撲勝負で敗北して以降は認め合う。その後は正義超人の1人として活躍し、悪魔超人と闘った。
連載当時の人気力士・千代の富士がモデルであり、名前の「ウルフ」も千代の富士のあだ名から取られた。
アニメ版では肖像権など大人の事情による配慮から「リキシマン」の名称にした。
彼の場合は、いかにしてやられるかが見せ場だと述べ、せめて死なせることで人気が出るようにしたという。
そのためスプリングマン戦での死亡を始めとして、新手の敵が登場するたびに最初の犠牲者となり、作中3度も命を落としている。
超人相撲で最強の横綱として名を馳せていた最中に、超人レスリング界に殴りこみしたウルフマン。
100万年に1人の大器といわれたが、キューブマン戦以外はろくな活躍も出来ず、準決勝のキン肉マン戦で相撲で敗退。
主人公相手とはいえ、横綱が相撲で負けるという噛ませ犬っぷりから彼の活躍(?)は始まった。
ウルフマンはなんと3回+1回も死んでいる。
スプリングマン戦では衝撃の死に方
黄金のマスク編
夢の超人タッグ編
ウルフマンの戦績
【シングルマッチ戦績】
○ウルフマン×キューブマン●
●ウルフマン×キン肉マン○
●ウルフマン×テリーマン○
●ウルフマン×スプリングマン○
【タッグマッチ戦績】
ブロッケンJrと《モースト・デンジャラスコンビ》を結成し参戦
●モースト・デンジャラスコンビ×2000万パワーズ○(モンゴルマン / バッファローマン)
※乱入した殺人遊戯コンビ(スクリュー・キッド / ケンダマン)にやられ、結果として2000万パワーズの勝ちとなった。
今回描かれたウルフマンの引退式
怪我と体力の限界を迎えたウルフマン
今の彼には医師の手術も効果がなく、現役を引退し親方として後進の育成に専念することに。
さらに突然の乱入者が登場。
引退したウルフマンだったが挑戦を受ける。
ウルフマンは「友を傷つけられることは正義超人として許せねぇ」と、彼の挑戦を受けることに。
出た!必殺「合掌捻り」
さらに喉輪落としに捉えられ万事休すと思われたが、ウルフマンは底力を見せブラック・シップの攻撃に耐え切り、合掌捻りで逆転勝利を収めた。
やれれっぷりがよくネタにもされました。
しかし、何度死んでも蘇り、仲間の為に強敵に立ち向かう雄姿は少年たちの心に大きな印象を残しました。
最後はモデルとなった千代の富士を連想させる「体力の限界」での引退。
寂しい結末ではありましたが、いつかきっとまた復活してくれるのではないでしょうか。
1980年代のキン肉星王位争奪編後を舞台に、体力の限界を理由に引退を決めたウルフマンの断髪式が行われ、キューブマンやカニベース、ジェロニモ、ウルフマンの父や弟に加え、ウルフマンを育て上げたコヨーテマン親方が参加するという内容。