人面魚
人面魚(じんめんぎょ)とは、頭部を正面から見た場合に、人間の目鼻だちに似た模様を持つ魚のこと。模様が「人面」のように見えるためにこう呼ばれるもので、多くは金色のコイである。
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同時期に、人間の顔そのもの(たいていは老人と言われていた)を持ち日本語を喋るという人面犬がいるという都市伝説が流行して雑誌などでしばしば取り上げられており、模様が人間の目鼻立ちに似ているだけの人面魚が話題を呼んだことと関連があるとみられる。
1990年はじめ頃、山形県鶴岡市善宝寺(貝喰みの池)にいた人面魚が報道され話題となり、日本にたちまち「人面魚ブーム」が巻き起こった。当時あちこちで目撃情報が現れ新聞やワイドショーで盛んに取り上げられ、魚に限らず人間の目鼻立ちに似た模様を持つ動物なんでももてはやされた。
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元祖人面魚/当時のフィーバーぶり
善宝寺の関係者によると、寺の中にある貝喰池(かいばみのいけ)に当時3匹いた。ツアーを組んで観光バスで見に来る人も増え、6月頃からは1日1万人が訪れた。ちなみに鶴岡市の人口は8万人。
人面魚フィーバー&冷静な意見
東スポが特写した人面魚は1号と呼ばれ人気№1だ。ちなみに地元の人面魚事情通は「1号はオグリキャップ似、2号はライオン似、3号は犬の顔に似ている」と解説している。これ以外にも1匹が同池で目撃されている。都合4匹。
オグリキャップ似とか・・・笑
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堀にはニシキゴイを中心に約300匹のコイがいる。下関市の水産大学校の酒井治己教授(魚類遺伝子学)は「金や銀の光りものに多く見られ、影の部分で顔に見えるだけ」。
夜、人が近づいて照明を当てるとコイが集まるという。その中の1匹が「人面魚」だったら……。少し気味悪いが、そばの守衛所に詰める警備員は「別に怖くない」と苦笑した。
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当時は相当な騒ぎになり、寺側がたてた対策は
*池に人が落ちないように柵を新たに作ったり、
*鯉が肥満にならぬようエサやり禁止看板を設置
こんな風に気を遣ったそうである。