1988年、ロッテが生クリームを練りこんだ『V.I.Pチョコレート』を発売。
チョコレートの製法技術上、不可能とされていた高水分原料の生クリームとチョコレートを融合することにロッテが世界で初めて成功。
1988年9月、濃縮した生クリームを練りこむことで実現した「なめらかで豊かな口どけ」が特徴の元祖プレミアムミルクチョコレート『V.I.Pチョコレート』が誕生した。
通常100円程度であったチョコレートにあって、倍近くの200円という値付け。
金色や銀色を使った高級感溢れるパッケージと、『V.I.P』というネーミング。
それまでの板チョコの常識を覆す「お子様はお断りよ。」と言わんばかりのマーケティングで、高級チョコレートの礎を築いた歴史的な製品である。
1988年9月、濃縮した生クリームを練りこむことで実現した「なめらかで豊かな口どけ」が特徴の元祖プレミアムミルクチョコレート『V.I.Pチョコレート』が誕生した。
通常100円程度であったチョコレートにあって、倍近くの200円という値付け。
金色や銀色を使った高級感溢れるパッケージと、『V.I.P』というネーミング。
それまでの板チョコの常識を覆す「お子様はお断りよ。」と言わんばかりのマーケティングで、高級チョコレートの礎を築いた歴史的な製品である。
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生クリームを練りこむことで実現した滑らかな口どけと、気品漂う爽やかな甘さはまさに『V.I.P』の貫禄であった。
懐かしい当時の『V.I.Pチョコレート』CM動画集
【CM動画】ロッテ V.I.Pチョコレート(1988年)工藤静香
気軽さを訴求した従来のチョコレートのCMとは異なり、貴族のような衣装に身を包んだブルジョア感が溢れる工藤静香のCMによって、高級チョコレートという印象付けに成功した。
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【CM動画】ロッテ V.I.Pチョコレート(1989年)工藤静香
新発売された『V.I.Pスーパー生クリーム』の紹介。
工藤静香も貴族のような衣装から、姫様のような衣装に変化。
当初は北海道や九州など地方限定として発売されていたが好評のため、スーパー生クリームも全国展開されることになった。
工藤静香も貴族のような衣装から、姫様のような衣装に変化。
当初は北海道や九州など地方限定として発売されていたが好評のため、スーパー生クリームも全国展開されることになった。
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【CM動画】ロッテ V.I.Pチョコレート(1990年)
新発売された『V.I.Pダブルベリー』の紹介。
生クリームにストロベリーとブルーベリーの果肉入りジャムを配合したクリームを、口どけ滑らかなミルクチョコで包んだセンターインタイプのチョコレート。
生クリームにストロベリーとブルーベリーの果肉入りジャムを配合したクリームを、口どけ滑らかなミルクチョコで包んだセンターインタイプのチョコレート。
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実は『V.I.Pチョコレート』シリーズではない【ティラミスチョコレート】
ロッテ『ティラミスチョコレート』
1991年2月に発売されたロッテのティラミスチョコレート。
当時大ブームだったイタリア菓子ティラミスをモチーフにした商品。
生クリームとマスカルポーネチーズクリームをミルクチョコで包み、チーズとクリームが口の中で溶け合ってティラミスの風味が広がる。
当時大ブームだったイタリア菓子ティラミスをモチーフにした商品。
生クリームとマスカルポーネチーズクリームをミルクチョコで包み、チーズとクリームが口の中で溶け合ってティラミスの風味が広がる。
【CM動画】ロッテ ティラミスチョコレート(1991年)
CMキャラクターは、鰐淵 理沙(わにぶち りさ)
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ティラミスブームの波に乗り、発売後「マスカルポーネチーズ」が足りなくなるほど売れて急遽イタリアから空輸したという伝説もある。
生クリームを練りこんであることや、価格も同じ200円、商品の大きさやパッケージが酷似していたため、『V.I.Pチョコレート』シリーズだと記憶している人も多いが実は違う…。
生クリームを練りこんであることや、価格も同じ200円、商品の大きさやパッケージが酷似していたため、『V.I.Pチョコレート』シリーズだと記憶している人も多いが実は違う…。
その後、『V.I.Pチョコレート』はどうなった?
チョコレートに革命を起こし、一大ブームを築いた『V.I.Pチョコレート』シリーズであったが、いつしかスーパーやコンビニにあの高級感溢れるパッケージを見かけることは無くなってしまった…。
CGCグループで復活発売されていたことも…
CGC『V.I.Pチョコレート』
2005~2006年頃、全国のスーパーマーケット共同出資により運営されているプライベートブランド「CGC」が、ロッテに委託しCGCブランドとして『V.I.Pチョコレート』を販売しており、これを見つけた一部のファンから歓喜の声が挙がった。
だが、現在「CGC」の取り扱いリストにはない為、ひっそり販売終了となってしまったようだ。
だが、現在「CGC」の取り扱いリストにはない為、ひっそり販売終了となってしまったようだ。
2011年には期間限定で『V.I.Pダブルベリー』が復刻。
復刻版の『V.I.Pダブルベリー』と『ティラミスチョコレート』
2011年2月1日、ロッテが期間限定で「甦る銘品」として『V.I.Pダブルベリー』と『ティラミスチョコレート』を復刻発売した。
『V.I.P生クリーム』、『V.I.P半生』、『V.I.Pスーパー生クリーム』の復活を期待する声も多かったが、残念ながら実現しなかった。
『V.I.P生クリーム』、『V.I.P半生』、『V.I.Pスーパー生クリーム』の復活を期待する声も多かったが、残念ながら実現しなかった。
何と!今でも『V.I.Pチョコレート』シリーズは継続していた。
完全に消滅してしまったと思われた『V.I.Pチョコレート』だが、実は今も形を変えシリーズは継続されていた。
スーパーなどで販売されているが、近所で見つけられなかったり、買いに行く時間がなかなか無い方はネットで購入することもできる。
スーパーなどで販売されているが、近所で見つけられなかったり、買いに行く時間がなかなか無い方はネットで購入することもできる。
V.I.P半生(200円)