【渡邉恒雄】独裁者と呼ばれた球界のドン!プロフィールや経歴・著書をご紹介!
2020年10月2日 更新

【渡邉恒雄】独裁者と呼ばれた球界のドン!プロフィールや経歴・著書をご紹介!

読売新聞でやり手の記者として活躍し、代表取締役まで上り詰めた渡邉恒雄さん。さらには球団のオーナーとしても有名で、スポーツ界や政界といった分野にも影響力をもつ存在でした。そんな渡邉恒雄さんのプロフィールや経歴を振り返り、彼の残した功績や著書を紹介していきたいと思います。

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https://www.irasutoya.com/2015/04/blog-post_407.html (2229175)

渡邉恒雄さんは相撲にも関わっており、1991年から2005年までは横綱審議委員としても活動しています。その間、2001年からの2年間は委員長を務め、若貴ブームに沸いていた相撲界にも多大な影響を及ぼしました。

サッカーにおいての影響

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読売グループは1969年に読売サッカーグループを設立し、1977年にはJSLや天皇杯をも制する強豪チームにまで成長していました。1992年には読売サッカーグループを母体として『ヴェルディ川崎』を創設し、翌年から始まったJリーグに参加することになります。
チームは三浦知良さん・ラモス瑠偉さんといったスター選手にも恵まれ、初年度リーグから優勝を掴みました。
当初は『読売ヴェルディ』と呼称されていたこともありましたが、サッカー人気の上昇を目指すJリーグや日本サッカー協会の影響もあり、『ヴェルディ川崎』といった呼称で統一されます。
1998年には読売グループは『ヴェルディ川崎』の株式を全て日本テレビに売却し、その後、日本テレビ100%出資によるチーム運営が続きました。2001年からは本拠地を東京に移し、地元企業による出資を受け入れるようになったことで『東京ヴェルディ1969』という呼称になっています。

オリンピックに対しての対応

https://www.irasutoya.com/2019/06/blog-post_631.html (2229180)

2000年度のシドニー大会野球競技アジア予選で韓国・台湾はプロ選手の参加を表明。アマチュア団体である日本野球連盟は、これらのチームに対抗するため、日本プロ野球機構にプロ選手の派遣を要請しました。
これまでオリンピックの商業利用を批判してきた渡邉恒雄さん。この要請に対して、読売ジャイアンツからの選手派遣を拒否しています。しかし、2004年度のアテネ大会からは、日本代表の監督に就任した長嶋茂雄さんをバックアップするために協力的な姿勢を示すようになり、読売ジャイアンツの主力選手を参加させるようになりました。

渡邉恒雄さんの著著作品

『天運天職―戦後政治の裏面史、半生、巨人軍を明かす』

『天運天職―戦後政治の裏面史、半生、巨人軍を明かす』

発売時期:1999年
メーカー:光文社

内容&あらすじ

ワンマンにはワンマンたる所以がある。知られざるカリスマ経営者、読売新聞社社長・渡辺恒雄の素顔を、インタビュー形式で綴る。痛快、仰天、爆笑、納得…「戦後最大の政治記者」の実像。
『わが人生記―青春・政治・野球・大病』

『わが人生記―青春・政治・野球・大病』

発売時期:2005年
メーカー:中公新書ラクレ

内容&あらすじ

希有の新聞人のはじめての自記自伝。詩人になることを夢見た小学生のころから、新聞社主筆として多忙の日々を送る現在まで、浮沈も波瀾も率直に記した注目の書である。半生の回想にとどまらず、小泉政治に歴史的視点から警鐘をならし、転換期を迎えたプロ野球には鋭い提言を行うなど、著者の人生観、世界観が凝縮された戦後史の第一級の証言だろう。新聞記者修業時代の苦労話や、病妻へのあふれるおもいを明かした書き下しなど、本作のためのオリジナルも充実。
『渡邉恒雄回顧録』

『渡邉恒雄回顧録』

発売時期:1980年
メーカー:東洋経済新報社

内容&あらすじ

生い立ち、従軍、共産党東大細胞の思い出、政治記者として立
ち会った権力闘争の修羅場、鳩山一郎・大野伴睦・池田勇人・佐藤栄作・田中角
栄・中曽根康弘・橋本龍太郎・村山富市・小沢一郎・小渕恵三ら為政者たちの横
顔----。読売新聞主筆による生々しい証言。巻末に「青春日記」を付録。

独裁者と呼ばれた球界のドン・渡邉恒雄さんまとめ

政界やプロ野球をはじめ、相撲・サッカー・オリンピックといった分野にも影響力を与えた渡邉恒雄さん。新聞記者としても優れ、そのうえ、強いリーダーシップで時代を牽引してきた偉大な存在です。
さぞかし怖い人物なのだろうと思いきや、認知症の妻を献身的に介護していることも有名なエピソードです。厳しさの中にも、優しいところがあったのでしょうね。そうじゃなければ人はついていかず、ただの一人よがりになっていたはずです。激動の人生を送ってきて、現在は余世を静かに過ごしているのだと思います。長生きして、今後も可能な限りは執筆活動を続けてほしいですね。
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